ときめが来たということで電話はときめに変わる。
ときめ「私よ、フィリップ。」
フィリップ「ときめ・・・相棒ほどではないだろうが・・・とても嬉しいよ。君が改めて話をしにきてくれたことが・・・」
すると正義がフィリップからスタッグフォンをひったくり・・・
正義「ときめ。お久ぶりですね。万灯たちに何かされてませんか?事務所に来て精密検査を・・・いや裏風都にまともな食事があるとは思えませんしまずはごはん食べに来ませんか?最高の和食を用意しますよ?」
とてつもない早口で言った・・・
ときめ「あ、ありがとう・・・正義。大丈夫だよ、戦闘以外なにもされてないし。食事もロードの保存食を食べてたから。」
正義「若いんですからそんな食事ばかりじゃダメです。今からそっちに行って持って行きます。」
ときめは大丈夫というも正義は頑として心配する・・・
翔太朗・フィリップ「心配の仕方がオカンというより定食屋のおばちゃんだ・・・」
風都の下町で見たことのある光景に二人は苦笑いをする・・・
ときめ「正義の心配って結構母親似だね・・・」
和食デリバリーはフィリップにとめられてフィリップと正義は宿泊施設を選ぶことにした・・・
フィリップ「さて港から近場のホテルは・・・ここが最適解だ。ホテル ジョーカー。二人が愛を語らうにはふさわしい!」
正義「確かに名前的にはそうですね・・・ラブホテルって書いてありますし愛をかたり合う場所でしょうし・・・」
正義は性教育が学校どまりなのでコウノトリが運ぶのは信じてはいなかったが母親の影響でラブホテルなどは知らなかった・・・
そうして二人が真実を知ったのは二人に連絡を入れた後だった・・・
フィリップ「やってしまった・・・まさか男女の性交渉の場だったとは!店名的にもふさわしいと思って選んでしまった・・・」
正義「え?性交渉って新婚旅行とか家以外でもできるところがあったんですか?」
正義は未だに教育が進んでいないようだが・・・
亜樹子「二人とも・・・グッジョブや!」
フィリップ「そうなのかい?」
亜樹子は二人の天然を賞賛した。
亜樹子「あの二人妙に頑固やから、このままほっといたらずっと平行線やで!関係が発展するアクシデントとしては丁度ええわ!普通やったらドン引きでもフィリップ君やあの親バカな母親のいる正義君なら二人ともやれやれで飲み込める!君たちだからこそ出せた最高のキラーパスや!」
正義「?まぁ役に立てたならいいですが・・・」
フィリップ「念のためラブホテルの全てを検索しておいた方がいいだろうか?」
亜樹子「いや、それはまた別の機会でいいかと・・・」
そうして天然のあふれた夜は過ぎて行き、翔太朗が帰ってきたのは朝だった・・・
戻ってきた翔太朗から聞かされたのはときめと万灯が姉弟の関係だということ、そして財団Xと深いかかわりがあったこと。裏風都の成り立ちはもう一人の妹、トワのシティドーパントの暴走によるものだったことがわかった・・・
亜樹子「それでときめちゃんはまた消えちゃったんだ・・・」
翔太朗「あぁ、でも心配はいらないさ。朝日に消えるのも魔女らしいだろ。一応大人の男と女だぜ。お互いの思いのたけは全て打ち明けた。そのうえで離れていたいならそれでもいい。俺の心は決して離れていないとアイツにも伝わったはずだからな。」
正義「大人の恋愛って難しいんですね。私ならずっとそばにいて欲しいって思ってしまいますね。」
亜樹子「まぁ、正義くんはまだまだ子供だからね!翔太朗君も上出来やで!」
そうして今度は裏風都の話へと切り替わる。
フィリップ「ときめの告白のおかげで戦いの輪郭がようやくつかめた。彼女と僕たちのゴールは同じなのかもしれない。」
亜樹子「まさかエターナルとの戦いの裏でそんなことになってなんてねぇ・・・」
正義「エターナルメモリの能力を改めて知れましたね・・・そして万灯も財団xの離反者だった・・・」
フィリップ「そう、そしてシティドーパントの暴走によって生まれた裏風都によって万灯は狂気の道へと走り始めた。彼の目標は理想郷の建設か・・・」
翔太朗「そのために奴はトワをどこかに隠ぺいしている。ときめは今も昔もそれを探し続けているみたいだ。」
そうして戦いの最終目標は見えたところで正義は言った・・・
正義「それでなんですけどトワさんを救える手立てがないかを別世界で探したいんですけど長期休暇をいただけないでしょうか?」
フィリップ「確かに別世界になら手立てがあるかもしれない・・・」
翔太朗「正義・・・頼めるか?」
正義「わかりました。それでは行ってきます。」
そうして正義は別の世界に行く準備をするのであった・・・
ここからは別作品編にしてコミックスが出たら再会します。