正義はトワを助けられる手立てを立てた後、Wの世界に戻ってきた。
正義「皆さん、お待たせしました。トワさんを助けられる手立てが見つかりましたよ。」
亜樹子「おぉ!正義君久しぶりやな!」
フィリップ「やはり他の世界には方法があったか。」
翔太朗「すげぇぜ!正義!その手立てって!?」
翔太朗が問いただすので正義は早速アニマシステムのことを話す。
正義「私が改良したアニマシステムでトワさんの意識をこのパソコンの中に入れてから私の持ってる治癒系のアイテムで肉体の治療を試みます。もし肉体が駄目でもロボットや別の肉体を用意するという作戦です。」
フィリップ「なるほど・・・技術の進んでいる世界ならではだね・・・」
翔太朗「まさかドライブの技術に突破口があるとはな・・・」
正義「このUSBを暴走しているシティドーパントに刺せばトワさんの意識データだけ中にダウンロードできます。その後メモリブレイクしてください。」
翔太朗「後はこれをトキメに伝えてシティドーパントを見つけ出すだけだな・・・」
そう話している時だった!
依頼人「すみません・・・こちらで怪事件を解決してくれると聞いたのですが・・・」
来たのは黒髪ロングの見てるだけでほんわかしてくる雰囲気の女性だった・・・
つむぎ「初めまして。私、卯ノ花つむぎと言います。」
翔太朗「どうも、俺が探偵の左翔太朗だ。今日はどんなご依頼で?」
つむぎ「私、集合住宅の管理人をしてまして・・・そこで最近不思議なことが起こるんです。こういうところなんですけど・・・」
そうして見せた家の写真は四角い箱がいくつも積み上がったかのような形をした奇妙な家だった・・・
正義「こりゃまた芸術的な建築ですね。」
亜樹子「どっかで見たことあるような・・・」
翔太朗「そうか!卯ノ花・・・あの伝説の卯ノ花荘の管理人さんってこと?」
どうやら今回の建物も風都では有名なもののようだ・・・
フィリップ「それにしても興味深い・・・風都に住んでしばらく経つがこんな未知の場所に出会えるとは・・・」
翔太朗「俺がガキの頃からある建物さ。天才建築家の卯ノ花建紀が作ったんだ。」
正義「卯ノ花と名乗っていますがどういったご関係で?」
つむぎ「私の父の兄で私は姪に当たりますね。50年前に設計・建造したカプセル構造の集合住宅です。タワー型の本体にカプセル状の個室は接合する形となっています。おじさまはこれを自分のようなクリエイティブな仕事をする人や志す人のセカンドハウスとして開発しました。」
そして建紀自身も住んでいてつむぎも子供の頃遊びに行っていたが数年前に建紀がなくなり閉鎖の危機に会ったところを会社を辞めて、家族と相談して相続したらしい。
正義「脱サラして管理人・・・ありがちですが中々できるもんじゃないですよね・・・」
翔太朗「卯ノ花荘の住人から沢山のアーティストが生まれたし、つむぎさんだって親しんでたんだ。迷うことなかったんだよ。」
つむぎ「はい、ラウンジがある形でブロック状の部屋にが12室あって今住んでるのが5人です。一つは私が使ってたんですけど2週間前の夜から変なことが起きるようになって・・・」
つむぎの話では夜シャワーを浴びていたつむぎだったがいきなり扉が開けられたかと思うと突然男性の住人が入ってきたらしい・・・
つむぎ「それは根津さんという学生の住人さんで・・・」
亜樹子「いわゆるラッキースケベっちゅーやつな・・・集合住宅のあるあるですね~!」
フィリップ「まぁ普通に考えたら部屋を間違えたとしか思えないね。ブロック構造なら同じ形をしているし。」
正義「でも対策しててそれならかなりの問題ですね。」
つむぎ「はい、ドアはそれぞれデコレートはされてますしなにより根津さんが言うには間違いなく自分の部屋の鍵で入ってきたって言ってるんです。鍵は全室違います。」
それからというもの自分の部屋で他の住人と鉢合わせたり個室に気づくと入っていたりと不気味なことが起きているらしい・・・
正義「瞬間移動・・・?もしくは空間操作系の能力が働いてるとしか思えない事件ですね。」
フィリップ「侵入不可能なはずの部屋への侵入か・・・確かにね。」
翔太朗「わかりました。調査お受けしましょう。」
つむぎ「ありがとうございます!」
そうして翔太朗は現時点での異変をさらに詳しく聞いてみると・・・
つむぎ「起こるのはいつも夜で・・・そうだ、後から気づいたんですけど最初の日の夕方は、夕日の色が変でした。」
全員「・・・!!」
夕日の色と聞き全員が裏風都に絡んでいると確信するのだった・・・