園咲霧彦、おそらくミュージアムの中で翔太朗が一番関わりを持った幹部。一介のメモリ販売人から長女である園崎冴子に婿入りして幹部となった悪のエリート。Wと何度も激突しながらも翔太朗たちは戦いの中で霧彦は、元はふうと君をデザインしたのは霧彦であることを知り、町のことを考えていることを知った。そして子供にもメモリを売っていたミュージアムに反旗を翻して最後は協力して子供を救ったのだが最後はふうとくんのキーホルダーを翔太朗に託して冴子に粛清されてしまった・・・
しかし今、翔太朗と正義の前に霧彦は確かにいた・・・
霧彦「そのキーホルダー・・・また持っていてくれたんだね。嬉しいよ。」
翔太朗「当たり前だ。俺の宝物だ。」
霧彦「当然だなそれは50個限定のレアものだからね。君にあげると言ってしまったからな。仕方ない。」
正義「翔太朗さんしか知らないことを知っているということは偽物の類というのは消えましたね・・・それはどういう状態なんですか?」
霧彦「一度死んだ記憶はあるんだが・・・風都の風となった。つまり幽霊だとしか言えないな。」
翔太朗「んだと!?」
霧彦の言うことに翔太朗は驚く。
するとフィリップがエクストリームメモリに乗ってやってきた。
正義「どうですかね?声は聞こえますか?」
フィリップ「いや、声は聞こえない。ぼんやりとした人型の蛍火のようなものが見えるだけだ。写真にも写らないのにどうやって手紙を書けたんだ?」
すると霧彦は石を持ち上げるとそれは浮かび上がったかのようにフィリップには映った。
霧彦「力を集中させれば短時間だけこの世界の物質に干渉できる。何故かこの場所だと力が出るんでね。付近から拝借したもので手紙を書いて投函したんだ。」
フィリップはデンデンセンサーで分析を開始する。
フィリップ「なるほど、解析画像だとより人間的な輪郭が映る。なんらかのエネルギー体というのが正しいかもしれない・・・」
翔太朗「ということは?」
正義「何かが存在していて見え方も会話も不確定だけど事件の香りがするとしか言えないですよね・・・」
正義もフィリップの推論にそう付け加える。
翔太朗「幻覚でないことがわかって良かったぜ。それで依頼っていうのは?」
霧彦「決まってるだろ?この私の調査だよ。科学の信奉者として今の私が何者なのか。何故蘇ったのか知りたいのさ。」
翔太朗「お前に頼まれたら仕方ないな・・・受けよう。」
翔太朗は同じく風都を愛する人間として依頼を受けた・・・
フィリップ「僕も賛成だ、この事件は絶対に裏風都がらみだからね。このスパイダーで光のサンプルを取ってデータに送ってくれ、ただちに解析に入る。生前の足跡をたどれば秘密が隠されているはずだ。」
正義「確かにここなら活性化するって言ってた以上なにか理由があると言ってもいいですよね。じゃあ助っ人は私と霧彦ですね。」
霧彦「何ッ!?」
翔太朗「マジかよ!?」
正義「何故なら・・・」
正義はゴーストのカードを出すと霧彦のエネルギー体を眼魂に入れると・・・
霧彦「これは・・・!」
霧彦は実体化して現れた。
正義「私がいれば力を集中させなくてもこうして現世に干渉できますしね。」
翔太朗「しゃーねーな・・・幽霊と組むのは初だが行くぞ!」
霧彦「君たちのバイクに乗る日が来るとは思わなかったが楽しくなりそうだね。」
そうして3人での調査が始まった。霧彦の証言を元に行ってみたが進展は薄く、財団Xによって処理されたものがほとんどだった・・・
霧彦「二人とも15時だしそろそろカフェに寄ろう。カフェ・ウィンドミルというところがあってね。いつもそこでお茶をしていた。」
正義「あそこちょっと高いですけど・・・まぁ経費ってことにすれば所長も許してくれますよね。」
翔太朗「おいお前ら気楽すぎるだろ!!絶対文句言われるのおれだろ!!」
3人はそうしてカフェに入るのだった・・・