3人がカフェに入ってメニューを注文すると料理はすぐに出てきた。
店員「ホットドッグとコーヒー3つです。どうぞお楽しみください。」
正義「ありがとうございます。」
霧彦「正義君ありがとう、まさかこの身体で食事できる日が来るとは・・・」
正義と眼魂のおかげで食事できる霧彦は笑顔だったが・・・
翔太朗「ぬお・・・流石カフェウィンドミル・・・!お高い・・・」
伝票を見て撃沈していた・・・
その間にも霧彦はコーヒーの香りにうっとりとしていた。
正義「確かにいい香りですね。照井さんの入れる珈琲もいいですけどここのもプロという感じが最高です。」
霧彦「そうだろう。本来は香りをたしなむものだからね。」
翔太朗「じゃあ俺は先にホットドッグを・・・」
翔太朗は早速ソースをかけて食べようとしたが・・・
霧彦「待ちたまえ、正気か?この町の誇る名物パリパリドッグにソースをかけて食べるとは!この料理には最初から味がついている。調味料などいらないんだ。」
正義「確かにぱりぱりとしたチップスに多種の調味料が乗っていて美味しいですね!」
霧彦「だろう?この分じゃ町の英雄をかっさらわれるのも時間の問題だな。」
翔太朗「ホットドッグ一つにそこまで言われるの?」
霧彦「町を託したものとして死んでも死に切れん。」
翔太朗「いやもうお前死んでんだよ!細かいこといちいち言うな!」
正義「私からしたら二人とも風都愛に溢れすぎだと思いますけど・・・」
二人が言い争う中びくついた人がいたので謝りながら翔太朗たちは食事を楽しむことにした・・・
翔太朗「でもこうしてお前と話せる日が来るなんて思わなかったぜ・・・」
霧彦「私もさ。それで私が死んだあとはどうなったんだ?ぜひ教えてくれ!権利くらいあるだろ?」
正義「確か冴子さんが死んで、妹さんもドーパントになったんですけど現在記憶喪失でしたっけ・・・?」
翔太朗「バカ!お前・・・」
バカ正直に話してしまう正義の頭を翔太朗はひっぱたく。
霧彦「どういうことだい・・・?」
翔太朗「実はな・・・」
翔太朗はイェスタディドーパントとなった妹、雪絵さんのことや冴子がユートピアドーパントに殺されたことなどを話した・・・
霧彦「そうかい・・・でも雪絵の命があっただけでもよかったよ。健康に支障はないんだろう?」
翔太朗「あぁ、記憶がないだけだ・・・冴子も最後は若菜姫を助けようとして・・・」
霧彦「そうかい・・・仲直りできたのか・・・正義君のおかげで知れてよかったよ。君の正直さに救われたよ。」
正義「すみませんでした・・・っていうかなんか霧彦さんオーラ増してませんか?」
そう、霧彦の霊気のようなものが増しているのがわかった!
霧彦「確かに・・・今なら眼魂なしで現世に干渉できそうだ。ここでなにかあったか・・・?そういえば大きな仕事があったような・・・」
すると突然霧彦に手が伸ばされようとしていた!!
ガシッ!
翔太朗「さっきビビってた人か。こいつになんか用か?」
そこにいたのは大声にびくついていた鳥のフードのついたパーカーを着た男だった・・・
男「ちょっとソースを借りようとして・・・」
正義「ソースは机にありますし切れたら普通店員に言うもんじゃないですか?3人で消費量の激しいと考えられるテーブルに手を出すなんて考えられません。」
男「ちっ!」
男は霧彦にそのまま襲い掛かろうとするが翔太朗によって投げ飛ばされる!
しゅた!ばっ!
男はパーカーを脱ぎ捨てるとそこにいたのはインディアン風の衣装を着た眼の鋭い鳥のような男だった・・・
翔太朗「見るからにただもんじゃねぇな・・・幽霊事件もお前の仕業だな。」
男「目ざといな探偵さん。」
正義「私たちを探偵と知っているということは裏風都の一員ですね。」
男「僕は幽霊を捕まえに来ただけだ。」
男はそういうと空中に浮かび上がる!
男「その幽霊を守るというのなら味わってもらうしかないな・・・そんな小物じゃない。一戦級の亡者を!」
そう言ってブレスレッドを撫でると音がなりそこから光の球が二つ出てきて体を形成し始める!
正義「あの白い服・・・財団Xですね。」
翔太朗「しかもガイアドライバー持ち・・・!」
タブー!
亡者はメモリを起動させて刺す動作をするとその二人は冴子の変身したタブードーパントとは違う姿のタブードーパントとなった・・・