ゼインの世界渡り   作:ikkun

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霧彦の流儀

霧彦が消えた後には眼魂がそこにあるだけだった・・・

 

正義「こちらを頼る気なしですか・・・」

 

翔太朗「くそ!途中で放りだしやがって・・・」

 

翔太朗は不貞腐れながら椅子にもたれかかる。

 

照井「左、俺もそろそろ付き合いが長いからわかる。お前がそういう子供じみた怒り方をするのは心を許した友だけだ。例えばフィリップのような。」

 

そういうと照井は翔太朗の財団Xの似顔絵を持って行く。

 

照井「手がかりになるかもしれん、ガイアメモリ撲滅のためにうちの課では財団Xがらみだった施設や人間の飼料は大量にあるからな。照らし合わせてみる。後悔してるなら今度が逃すなとことん追いかけろ。」

 

照井はそう言って去っていった。

 

フィリップ「翔太朗、照井竜に賛成だすぐに追いかけよう。ネクロマンサーがその先にいるかもしれない。」

 

正義「確かによみがえった亡霊はガイアメモリに関連する記憶に強く惹かれる傾向がありますからね・・・」

 

フィリップ「あぁ、それに霧彦は死んだときと同じことをする。この町のために、そう思わないか?」

 

翔太朗「あのバカ・・・!」

 

フィリップ「助けに行こう。それが仮初の命であってもそれを見捨てるなんて左翔太朗にはできないはずだ。」

 

翔太朗「お前らがそうまでいうんじゃ仕方ねぇ!」

 

亜樹子「ホンマ素直じゃないないなー。」

 

正義「手がかりになるのは見え方ですね。ネクロマンサーにエネルギーを補充されるか霧彦と関係深いところで記憶が補填されて活性化するでしたよね・・・」

 

亜樹子「つまり地縛霊ってこと・・・?」

 

翔太朗「カフェ・ウィンドミルだ!あそこに入った時全身が見えるようになった!仕事で何度か利用したとか言ってたけど・・・」

 

フィリップ「それだ、霧彦と幹部たち・・・そして敵が狙っていた人物が一同に会した場所があったんだ。それと照井竜の情報が届けば絞り込める。」

 

翔太朗「俺と正義は一足先に現場に向かうぜ。」

 

正義「財団Xがいるということは敵が狙ってた人物も間違いなく幹部級・・・気を引き締めていきましょう。」

 

翔太朗「あぁ!」

 

一方そのころ霧彦は町をさまよっていた・・・

 

霧彦「やはり手足が実体化すること場所が関連している・・・どうせ死人だ。町を捨ててはおけない。」

 

そうしてとあるビルに来ると記憶が補填される。

 

霧彦「ここだ!」

 

中に入ると徐々に記憶がよみがえってくる・・・

 

霧彦(一度だけこのビルで園咲琉兵衛の使いを頼まれたことがあった・・・中は研究施設のようで膨大なデータ計算をしていて・・・私はそれを預かりミュージアムに届けた・・・中身は詮索するなといわれて。)

 

そうして記憶通りの部屋に入るとそこには幹部二人ともう一人、そして何か特殊な装置を頭につけられた一人がいた・・・

 

霧彦「そうだ・・・いたのは4人・・・タブーになったのはあの二人。あの男は当時の園咲家の担当!そして機械の中に入った男からデータを抽出していた。それを受け取って園咲家に・・・」

 

ノスト「お帰り迷子の幽霊くん。」

 

霧彦の背後にはネクロマンサーの男・・・ノストがいた・・・

 

ノスト「色々と思い出したみたいだな。それでも俺が補充しなきゃ消滅するが・・・なんで戻ってきた?」

 

霧彦「邪魔をしに来た。」

 

ノスト「色々な人をよみがえらせてきたがここまでの失敗作は初めてだよ。仮面ライダーに告げ口しただけでも驚きだったのに・・・邪魔をするだって?なんで?」

 

霧彦「愛する風都を守るために。」

 

ノスト「この状況下の記憶が濃く必要だったから全力でやったらお前も蘇った・・・まぁミュージアムの幹部だったから害はないと踏んだのに・・・正義にでも目覚めたか?」

 

霧彦「それはミュージアムによって引き裂かれた。そんなものじゃない私を突き動かしてるのはあの日存在した友情だ。」

 

ノスト「やっぱすげぇな死人は・・・理解が及ばねぇ・・・」

 

そういうとノストは霧彦を締め上げる!

 

ノスト「もう二度と外れを引かないことを願う。」

 

ノストはそのまま霧彦を消滅させようとするが・・・

 

ドォオオオ!!

 

熱線で壁が砕きながらノストを吹き飛ばしたのはガンナーAと合体したアクセルとW,ゼインだった。

 

ノスト「何故ここに・・・」

 

アクセル「お前たちを逮捕するために決まってるだろ?」

 

W(翔太朗)「それとちっぽけな幽霊なダチを守るためだ。」

 

霧彦「きざなセリフを言う男だな。」

 

W(翔太朗)「お前には言われたくねぇ。」

 

ゼイン「似たも同士ってことで良いんじゃないですか?」

 

そんな会話をしているとノストは舌打ちと共にメモリをドライバーに入れる。

 

ネクロマンサー!

 

ノストがネクロマンサーになると同時に食器の割れる音が響く。

 

「失礼ですが静かにしてもらえますか?あと115秒で終わるところなので。それが済んだら私もお相手しますよ。」

 

機械でつながれた男が声の発生源だった・・・

 

W(翔太朗)「お前が狙ってた一人か・・・」

 

W(フィリップ)「お前なら納得だな。加頭順!」

 

それはユートピアドーパントとなってWに立ちふさがった財団X幹部の加頭順だった・・・

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