翔太朗たちは依頼人と言い張る裏風都の幹部を座らせた。
亜樹子「こ、コーヒーをどうぞ・・・」
正義「ときめさん。知ってる人ですか?」
ときめ「ううん、でも間違いなくメモリを使ってる。特に大男からはとんでもない力を感じる。」
ときめはジャンパーを着た男を見ていった。
メガネの男「そちらはときめさんですね。我々は貴方が町を離れてから幹部になったので初めましてですな。ここであえて良かった。あなたとの交渉も考えてたので探す手間が省けました。」
メガネの男は穏やかな雰囲気で答える。
翔太朗「二人とも幹部ってことでいいのか?」
ジョニー「えぇ、私はジョニー座間口。彼はゼンダ・アク―バと申します。私の相棒です。」
ジョニーはそういうが・・・
ゼンダ「相棒・・・ジョニー、俺はお前の相棒だったのか?」
ゼンダはまるで覚えてないかのように言う。
ジョニー「あぁ、我々は長年のコンビだ。」
ゼンダ「そうなのか・・・」
ゼンダは少し寂しそうにつぶやく。
正義「ということは二人ともハイドープでゼンダって男の発言は力の代償ということなんですか?」
ジョニー「流石は正義さんその通りです。副作用で記憶が次第になくなるんです。嫌なものですね・・・翔太朗さんたちならわかるんじゃないですか。相棒の心が失われていく悲しみが・・・」
フィリップ・翔太朗「・・・・」
二人は無言ながらも共感を示す・・・
ジョニー「ネクロマンサーのノストさん、そして私たちは財団Xの関係者でしてね。要は強力なガイアメモリの実験台です。それを財団内で権力を持った万灯さんに救っていただいた。だからあの人のためならば命は惜しまないんです。」
だからこそ幽霊の予約という狂気の所業をやってのけるのか・・・と納得する正義だった。
翔太朗「で、その交渉人が何を頼みに来た。」
ジョニー「・・・皆さんには敗北を認めていただきたいのです。この勝負は我々の勝ちなのです。Zと命名されていた極秘計画はすでに発動されました。Zはゼニス、頂点という意味です。財団Xを超える意味が込められている。もはやあなた達になすすべはない。」
正義「けど今までの万灯の発言からして私たちを認めているから大人しくしてほしいってことで来たんですか?」
ジョニー「えぇ。それもありますしあなた達の命を救うというのも内容にあるのです。フィリップさんはもう推察できてるのではないですか?」
ジョニーがフィリップに問いかけるとフィリップはゆっくりと話しだす。
フィリップ「・・・この町の主要な場所に千葉秀夫が建造した空間転移粒子発生装置が最低10機存在している。」
ジョニー「ご名答、正確には12機です。」
フィリップ「それは一斉に起動して風都と裏風都を融合させる。正確には裏風都に風都を融合させるといった方がいいか・・・シティの生み出したまだ不完全な裏風都はそれで完全な異次元都市となって永遠の存在となる。そして全てを吸い上げられたこの風都は白紙のような無の町となる!向こうでは万灯雪侍による理想郷が完成する。」
ネクロマンサーの指名はエネルギー源のとしてガイアインパクトのインフラを再起動させることだったということだ・・・
ジョニー「これだから仮面ライダーの皆さんは恐ろしい・・・すでに手遅れとはいえ我々も無駄な抵抗に対する消耗は避けたい。さらに言うとあなた達の能力も惜しい。敗北を認めて頂ければ仮面ライダーのお仲間さんも含めてお救いします。もちろんときめさんに関してもね。」
正義「つまり町の永住権をくれるってことですか。」
ジョニー「その通り。万灯さんの作る風都。いわば真・風都のね。引き受けていただけますか?長くは無理ですが相談する時間でも・・・」
翔太朗「俺に質問をするなよ・・・!くだらねぇ質問をな。検討するまでもねぇ。」
翔太朗はジョーカーメモリを取り出す。
照井「答えが同じで安心したぞ左。」
照井もアクセルメモリを出す。
正義「そうですね。それでトワさんが助かる見込みもありませんしね。」(それにもう世界2つ持ってるのでいらないですしね。)
正義も変身の準備を整える。
フィリップ「その通りだ。狂気に従う選択肢なのありえない。」
そうして4人は変身した!
ときめ「この町にはあんたたちに従う人間なんか一人もいない!」
亜樹子「ほんまやで!コーヒー返せ!」
するとジョニーはため息をつく。
ジョニー「はぁ・・・成功率は1割と思ってましたよ。儀式的なものです。では決裂ということで計画Zの番人としてあなた達を排除します。私たちのメモリは厄介ですよ。」
そうしてジョニーもドライバーをつけてメモリを起動する!
ゾーン!
なんと前に一度戦ったことのあるゾーンドーパントに変身してWたちはいきなりどこかに飛ばされることになるのだった・・・