爆発が晴れてゾーンドーパントが二人の姿を補足するとふたりは息は切れてるもののまだ闘える力を残していた・・・
ゾーン「なるほどなるほど、サイクロンメタルですか。爆発は不可避と判断してゼインは硬質化、それと同時に風で防御して空気の幕で熱のダメージをガード、爆風で爆心地からも遠ざかる。完璧な対応です。」
W(フィリップ)「こんな直感的な判断ができるのは左側の方だけどね・・・」
ゼイン「今回も助かりました・・・」
ゾーン「左様でしたか。」
すると二つの影が水面に着地する。
ジョーカー「二人とも!」
アクセル「すまない、遅くなった。」
分断されていたアクセルとジョーカードーパントが駆け付けた。
ゾーン「時間内に仕留めそこないましたね。流石です。」
すると変身が解けて翔太朗は倒れてしまう。
正義「大丈夫ですか・・・いたた・・・」
ジョーカー「正義も怪我してるよ!」
アクセル「受け止めるのは俺たちに任せろ。」
二人は正義から翔太朗も預かる。
ゾーン「ここまでにいたしましょうか。こちらの実力はわかっていただけたはず。」
そういうと二人も変身を解除する。
フィリップ「ゼンダの体が欠損している・・・爆弾化した箇所は変身後もそうなるのか・・・」
ジョニー「ご心配には及びません。解除すれば一定時間で彼の肉体は修復されるので。ねぇゼンダ。」
ゼンダ「お前・・・誰だ?」
どうやら記憶障害が出たようで彼の名前を忘れているようだ・・・
ジョニー「私たちは長年のコンビだよ。兄妹みたいなもんだ。」
ゼンダ「そう・・・なのか・・・」
ジョニー「ボムの爆破能力を使うと記憶まで吹っ飛ぶのです。肉体は戻っても記憶は戻らない。そんな彼の能力でも万灯さんへの忠誠は決して忘れないのです。彼は何度でもその身を火の粉にして戦うでしょうね。これで分かったでしょう?我々は最強の用心棒だ。再検討をお願いしますよ。仮面ライダーの皆さん。」
そうしてジョニーはまたゾーンドーパントになると転移してしまった・・・
しばらくして裏風都の様子を見に行ったときめを除いて事務所に戻ってきたメンバーは傷の手当をしていた・・・
正義「ふぅ・・・まぁリカバリーカプセムの力で大分マシになりましたね。」
翔太朗「あぁ、でもやっぱその救急車のミニカーの治療はきついな・・・」
二人はマッドドクターとリカバリカプセムの力で傷を和らげていた。
亜樹子「はー・・・遠かったわ・・・我が事務所が・・・」
照井「災難だったな所長。」
フィリップ「すまない亜樹ちゃん。あの時は置いていくしなかった。」
亜樹子「あーそれはもういいよ。そうしろって私がいったんだし。しかしあんなこと何回もやられてたら打つてないんちゃう?」
正義「冗談。桶狭間の戦いや真田の上田合戦しかり、絶望的な状況でも戦術さえわかれば打ち破るすべは必ずあるんですよ。」
翔太朗「だな、一発やられた程度で再検討なんてしてたまるか。」
二人はそう決意していると・・・
ときめ「皆、裏風都の空が明るくなって風がどんどん強くなってる。今まであんなことなかったのに。」
ときめが裏風都の情報を持ってくる。
照井「言われてみれば・・・こちらの風都の風が次第に穏やかになっている気がするな。」
ときめ「転移できる場所もどんどん少なくなってるし・・・」
正義「風すらもあちらのものになりつつあるってことですね・・・」
フィリップ「あぁ、それだけ裏風都の存在が安定して異次元都市として完成されつつある・・・」
亜樹子「つまり全部手遅れってことなん?」
翔太朗「んなことねぇよ。もしそうなら万灯は交渉人なんてよこす必要はねぇ。俺達なんかほっとけばいいんだからな。つまり何万分の一でもこっちに逆転の目があるってことだ。」
照井「なるほど・・・理屈は通ってるな。つまり空間転移装置の破壊で計画を止められる可能性があるということだ。」
正義「あとはあの二人の攻略法を見つけて転移装置を破壊する。シンプルなもんです。」
亜樹子「まぁ、イレギュラーズやチームアクセルからガンガン情報は集まってるから装置の場所は絞れるかもだしね。」
ときめ「そうだね・・・見つかってもまた戦って突破口を見つけよう。」
翔太朗「あぁ、ダメで元々だ。」
フィリップ「確かに戦法はシンプルになるがあのコンビ相手にそれだけではダメだ。僕がなんとしても攻略の糸口を見つけ出すよ。」
そうしてフィリップは検索を開始するのだった・・・