ゼインの世界渡り   作:ikkun

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切られる決戦の火ぶた

フィリップが突破口を探す中でも町の状況は刻一刻と変化していっている・・・

 

亜樹子「あー・・・さっきから怪しかったけどついに事務所の電気も消えたか・・・」

 

照井「当然だろうな、地上の電線はもちろん地下の送電ケーブルなどもあちこち消失しているはずだ。」

 

正義「つまり水とかも・・・文字通りまっさらになるの時間の問題ですね。」

 

翔太朗「まさに大災害だな・・・」

 

事の深刻さに皆、暗くなる・・・

 

ときめ「フィリップは大丈夫なの?ずっとガレージにこもりっぱなしだけど・・・」

 

正義「そういえばそうでしたね・・・」

 

翔太朗「見に行ってみるか・・・」

 

3人でガレージに行くとフィリップはエクストリームメモリを改良しているようだった・・・

 

翔太朗「邪魔して悪いな・・・なにしてるんだ?」

 

フィリップ「敵の最悪コンビの検索も完了して対策を一つ見つけた。」

 

正義「それがエクストリームの強化というわけですか。」

 

フィリップ「強化・・・とまではいかないな。僕の能力では母さんのようにガイアメモリやドライバーを新たに作ることはできないし、最近になってようやく修復や多少の補強ができるようになった程度だ。これは強化というより機能拡張といったところかな。十分効果があるさ。皆の力を合わせればね。」

 

正義「でも電力は大丈夫ですか?必要なら私が発生させますけど・・・」

 

ときめ「そんなこともできるんだ・・・」

 

正義の能力の幅にときめは驚く。

 

フィリップ「いや今のところはこれで大丈夫だ。」

 

そう言って見せてくれたのは小型の筒のようなものだった。

 

フィリップ「ガイアジェネレーター、風都の停電は予測していたのでこのガレージの地下に設置されていたものを引っ張りだしてきた。一台で小規模な発電所ぐらいの電力を蓄積・放出できる。有事でも活動が停止しないように母さんが残していたものだ。」

 

さらにもう一台ありそれはモバイルバッテリーと繋がっていてイレギュラーズやチームアクセルに配るそうだ。

 

正義「チームアクセルは、真希さんが運搬するってわけですね。」

 

フィリップ「あぁ、敵の一もエネルギーの発生場所や白色化していく位置から判明しそうだ。」

 

翔太朗「やっぱお前の母さんってすげぇな・・・ある意味親父さんもだがよ・・・」

 

フィリップ「そうだね・・・その父さんと母さんが生み出したガイアメモリが今も大きな危機をもたらそうとしている。シティメモリがなければ万灯トワはドーパントにならず裏風都も生まれなかったのだから・・・」

 

ときめ「・・・・」

 

翔太朗「だからこそ止めるんだろ?俺達が。」

 

正義「結局のところ力は使い手次第ってことですよ。強弱も善悪もね。」

 

フィリップ「あぁ、そうだね。」

 

翔太朗「じゃあ準備が整ったら現地に直行するからまずはバッテリーをイレギュラーズの皆に届けるか!」

 

フィリップ「了解した。」

 

ときめ「・・・人手は必要なら、助手経験のある人ならここにいるよ。」

 

そういうと翔太朗はヘルメットを渡す。

 

翔太朗「俺の方は解雇したつもりはねーんだけどな。」

 

正義「そうですよ。退職するならまずは退職届けをもらわないといけないですからね。もらってないし意思もないなら働くのがここの流儀ってやつです。」

 

正義たちはそうしてバッテリーをくばり活動を再開させたイレギュラーズとチームアクセルによって詳細な情報が集まってきた。チームアクセルによると消失場所付近の粒子反応から候補を選び出しその中からもっとも可能性の高い場所に行くと・・・

 

ゾーン「まさかここを絞りだすとは・・・流石ですね。」

 

翔太朗「デカい物を隠すにはデカいものが乱立してる場所ってか・・・まさか住宅団地の中に隠してるとはな。」

 

ゾーン「実力行使は思いとどまってもう一度検討してはいただけないでしょうか?」

 

正義「しょっぱなからボムドーパント連れておいてよく言いますよ。まぁこっちも今日は全開でいきますけどね。」

 

そう言って現れたのは上空を飛ぶアクセルブースターとエクストリームメモリだ。

 

フィリップ「ときめ。連絡した戦法はいけるね。」

 

ときめ「任せて。」

 

そうして一同は変身する。

 

ジョーカー!

 

サイクロン!ジョーカー!エクストリーム!

 

ゼイン!

 

全員「変身!」

 

全員がアイテムをドライバーに装填すると変身は完了した。

 

ゾーン「残念です・・・まだ力の差をご理解いただけないとは!」

 

そうして二人は殺気を纏って向かっていくのだった・・・

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