ゼインの世界渡り   作:ikkun

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救出と事件の黒幕

そうしてありすを捕らえてベールと倉田が宣戦布告の準備を整えたころキュアダイアモンドとキュアソードが乗り込んできた。

 

ダイアモンド「ありす!」

 

ダイアモンドは磔にされたありすに意識があるかどうか確認するが気絶しており反応はなかった。

 

ジョナサン(ベール)「よく来たねプリキュア諸君!僕は君たちが来るのを待っていたんだ。なんなら亜久里ちゃんとレジーナ君も呼んだらどうだい?」

 

ダイアモンド「よく言うわ、偽物の分際で!」

 

ジョナサン(ベール)「嫌だなぁ・・・何を言ってるのか僕にはさっぱり・・・」

 

ソード「本物のミチさんは紅茶と柑橘系が入り混じった香りがほのかに漂ってる。貴方みたいにこの距離でも安いトイレの芳香剤みたいな香りはしないのよ。」

 

正義「ベール、ジョナサンのときもそうですがちゃんと香水買ったんでしょうね・・・・?」

 

ベール「おっかしいな・・・」

 

そんなコントを繰り広げながらもマーモとゴーマ、ルストが出てくる。

 

ダイアモンド「出たわね・・・」

 

ソード「ジョナサンはどこ!?」

 

ベール「このビルの最上階・・・大会議室だ。」

 

するとダイアモンドはソードに指示を飛ばす。

 

ダイアモンド「ソードはジョナサンをお願い。ロゼッタは私が助ける。」

 

ソード「・・・わかった。」

 

そうしてソードは屋上へと駆けあがって行った。

 

マーモ「私たち5人を相手にあなた二人で戦おうっていうの?」

 

マーモがあざ笑う中ダイアモンドはラブハートアローを取り出す。

 

ダイアモンド「戦うなんて言ってない。あんたたち全員、私と一緒に凍結してもらうわ!」

 

ゴーマ「はぁっ!?」

 

ルスト「お前、まさか・・・自らを犠牲に俺たちを氷漬けにする気か!」

 

正義「ジコチューはともかく私は人間ですし、ロゼッタもいますけど・・・?」

 

ダイアモンド「ロゼッタは高いところにいるから冷気は届かないわよ!」

 

ダイアモンドは技を放とうとするが糸に引っ張られてしまう。

 

ダイアモンド「ミチさん!」

 

セイバー「隙アリです。」

 

その隙にゼインカードを使ってセイバーに変身した正義はエレメンタルドラゴンで部屋の温度を上げた後ラブハートアローを火炎剣烈火ではじく。

 

ダイアモンド「くっ・・・」

 

ベール「ちなみにソードの方も対応済みだ。」

 

するとキュアソードが吹き飛ばされて来た。

 

ダイアモンド「キュアソード!」

 

リーヴァ「最上階に行けば、大統領を取り戻せると思ったの?甘いわね。」

 

グーラ「甘いのは大好きだぜ特にホイップクリームと蜂蜜いっぱいかけたパンケーキとか・・・」

 

見張っていたリーヴァとグーラもここに来たのだ。

 

ダイアモンド「アンタたちはラブリーストレートフラッシュで浄化したはずなのに!」

 

リーヴァ「やーね、死んでないわよ。」

 

グーラ「アジトには帰れてたんだぜ・・・」

 

リーヴァ「それなのにベールちゃんがアタシたちを使い捨ての道具みたいにして!」

 

ベール「だからその呼び方はやめろ!」

 

そんな会話をしていると倉田がやってくる。

 

倉田「皆さん、おしゃべりはそのくらいに・・・ヒロミチ君、プリキュアを拘束してください。」

 

その瞬間ゴーマの雷を纏ったキックで二人は意識を刈り取られ、ヒロミチによって拘束された。

 

正義「それで倉田さん、宣戦布告の準備は出来たんですか?」

 

倉田「えぇ、ベールさんお願いします。」

 

ダイアモンド「まさか・・・!」

 

そう、倉田の目的はジョナサンを捕らえてベールに変装をしてもらい人間界とトランプ共和国で戦争を始めることだった・・・

 

ジョナサン(ベール)「私はジョナサンクロンダイク。トランプ共和国の大統領である!我が国の秘宝であるロイヤルクリスタルが日本の企業によって奪われた。今から24時間以内に返さなければ報復を開始する!」

 

ソード「どうしてこんなことを・・・!トランプ共和国は平和を愛する国よ!軍隊だって持っているのは剣と弓くらいなのに・・・」

 

倉田「真実はそれほど重要ではありません。人間界の住人が異世界からの侵略の脅威にさらされていると思い込んでくれれば・・・」

 

倉田が言うには昔からNWOの元となる軍事用の自立型の歩兵は開発が進められていたが開発費がかさんでいたため正式採用は見送られていた・・・しかしキングジコチューの進行で日の目を見る機会があったのだ。

 

倉田「しかしプリキュアの活躍によってあっけなく倒され実践投入されぬままでした。私はどうにも諦めきれませんでした・・・」

 

倉田はそこでヒロミチがジコチューの研究をトランプ共和国の識者とやっていることを知り、ジコチューの生き残りがいることも知ったのだ。

 

倉田「そして、ヒロミチ君が契約した技術者、正義君も仲間にしたことも加わり、ジコチューの封印を解いて計画は一気に進みました。闇の鼓動キャンセラーと人口ロイヤルクリスタルの開発。大量生産によって都道府県への配備もできました。しかしこの国に武器輸出三原則がある限りNWOは輸出できません。」

 

ダイアモンド「つまり嘘の宣戦布告をさせて、戦争を引き起こしてお金儲けしようってわけ?あなた最低のジコチューよ!」

 

正義「けれどネットでは騒ぎ出し始めてますよ。」

 

正義がネットのコメントを見せるとそこには騒ぎ始める様子があった。

 

倉田「皆さん!舞台は整いました!人間界のプシュケーもグラグラと沸き立った状態、指をならすだけでたちまち怪物に姿を変えるでしょう!」

 

ジコチューたちは瞬間移動して行っていまう。

 

ダイアモンド「ミチさん答えてください!どうしてなにもしないんですか!」

 

倉田「無駄ですよ、彼が装着している人工コミューンをハッキングしてますので。体も口も自由に動かせはしません。」

 

ダイアモンド「そんな・・・」

 

そうして幹部たちによってジコチューは暴れ出す。

 

倉田「いいぞ、もっと暴れろ!脅威を知れば世界中がNWOを買い求めるだろう、だが簡単には売らないぞ・・・」

 

そうして脅威にさらされようとしたときだった!

 

スタジアム会場に設置されたカメラ映像が真っ白になった!

 

ハート「みんなお待たせ!」

 

ダイアモンド「キュアハート!」

 

なんと海外に行っていたはずのキュアハートが戻ってきたのだ・・・

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