正義は貴虎のロシアでの協力者、ミハエルと共にドライバーの出所を探ることとなった。
社員「社長、彼らの指紋を照合した結果イノヴェルチの幹部に間違いありません。」
バイクの二人と取り調べした民間の警備会社の隊長が報告をした。
正義「確かこの国のドライバーはあれで最後なんですよね。」
ミハエル「そう、これで貴虎のこの国での任務は完了だな。」
貴虎「いや、どういう経路でロシアンマフィアに渡ったかわからなければ解決したことにはならない。」
マフィアたちは幹部の二人がどこからか手に入れたものとしか証言していないらしい・・・
社員「それと彼らの財布からこんなものが・・・」
そう言いながら社員が手渡したのは黒いカードだった・・・
正義「これは名刺ですね。」
ミハエル「情報しか記されていない簡素なものだな・・・」
貴虎「だが重要な情報があった・・・クロノ菩提樹・・・かつて沢芽市で騒動を起こしたカルト集団だ。指導者は倒したはずだが・・・」
疑問を残しながらも名刺に書かれている情報を調べていくが使い捨てだということが分かり南アジアの人間だとわかり、マフィアの行動を追いかけると監視カメラから財団の元重役でマフィアにドライバーを横流ししていることがわかった。
ミハエル「交通手段は私が用意しよう。正義と貴虎は・・・」
貴虎「あぁ、すぐに国に行ってこの男を追う。」
正義「二人だけでは不安ですし実力者も集めないといけませんね・・・」
そうして国に到着して呼び寄せたのは・・・
凰蓮「きゃー!メロンの君ご無沙汰ー!そっちの坊やも原石そうね!」
そう、世界最強のパティシエこと元傭兵の仮面ライダーブラーボの凰蓮だった・・・
貴虎「わざわざ遠くまで来てもらってすまない。」
凰蓮「とんでもない!およびとあらばワテクシ、たとえ地の底だって参りますわよ!」
正義「貴方が言うと本気度がえげつないですね・・・」
相変わらずの貴虎への心酔っぷりに正義は苦笑いする。
そして凰蓮に事情を話す。
凰蓮「確かその財団は先代総帥が投獄されたのよね?クーデターを計画してたらしいけど。」
貴虎「あぁ、財団は独自の調査でプロジェクトアークを知り、戦極ドライバーを手に入れようとした。アーマードライダーによる国家転覆を企んでいたらしい。失脚後は御曹司のシャプールという青年が財団を引き継ぎ立て直しに奔走しているようだ。」
正義「この御曹司は財団の健全化を目指していてシロと言っていいでしょう。」
貴虎「問題は黒の菩提樹だ。」
凰蓮「確かカルト集団よね?」」
貴虎「あぁ、指導者は狗道供界、かつてユグドラシルで研究員だった男だ。」
狗道は研究中の事故で死に数年後に再び独自のロックシードで蘇りユグドラシルを倒そうとするも貴虎とドライバーの生みの親である凌馬によって倒されたはずなのだが・・・
凰蓮「それじゃあその男二度蘇ったってことなの?」
貴虎「それはありえん。今回は死んだ狗道に変わって別の何者かが組織を動かしてるに違いない。」
正義「その組織が財団と繋がっていても不思議じゃないですね。」
正義も冷静に分析する。
凰蓮「それでパティシェになる前のスキルが必要ということね。」
貴虎「あぁ、君と仲間たちの協力が必要だ。」
凰蓮「そうなると思ってもう昔の仲間たちにも声をかけてありますの。すぐにでも呼べますわよ。」
正義「それと用意してるものもあるんですよ。」
そう言って正義が出したアタッシュケースには戦極ドライバーとドリアンロックシードが入っていた・・・
貴虎「ユグドラシルEUの残党から回収したものだ。使ってくれ。」
凰蓮「トレビアン!久しぶりに華麗な闘いをお見せできるわね。」
そうして頼もしい仲間を加えた正義たちは早速凰蓮の昔の仲間に会うことになるのだった・・・