そうして工場の黒影を殲滅した3人は黒の菩提樹についての手がかりを集め始めた。
ブラーボ「ベルトコンベアーに作業台・・・どうやら本格的な工場のようね。」
ゼイン「まさかもうドライバーやロックシードを大量生産しているのでしょうか。」
最悪の事態を想定し二人は焦るが・・・
真・斬月「いや、大丈夫だろう。この歩留まり表を見るに作っていたのはほとんどがロックシードでドライバーはわずかだ。」
ゼイン「ですが統計で10万個、もしそれがザクロロックシードなら10万人の人間爆弾が出来上がりますね。」
ブラーボ「でもそんな数のロックシードどこに隠したのかしら?」
フォークリフト用のパレットや段ボールはいくつかあったが肝心のロックシードは影も形もない。
真・斬月「どこかに出荷したと考えるべきだな。」
そうして探索を続けると唯一パーテーションで区切られたエリアに事務机とパソコンがあった。
貴虎「パスワードか・・・」
凰蓮「こんなこともあろうかと諜報担当に作らせておきましたの。これを刺して・・・」
凰蓮がUSBを刺すとパスワードが自動的に突破される。
正義「見れるようにはなりましたが・・・かなり膨大ですね。しかも現地語で書かれている・・・」
正義が解読しようとするとあたりに煙が満ちてくる!
凰蓮「火事よ!誰かが火を放ったんだわ!」
しかし貴虎はディスプレイを凝視したままだ。そこには図面が映っていた。
貴虎「セイヴァーシステムと書いてあるが・・・間違いない。これはスカラーシステムと同じものだ!」
正義「確かユグドラシルにあった殺りく兵器ですよね。」
貴虎「あぁ、なぜここにその図面が・・・」
凰蓮「それを考えるのは後!火が回ってしまうわ!」
パソコンのデータを手に入れた3人は素早くアジトから脱出した。
火は瞬く間に燃え広がり、アジト全体が火の海となってしまった・・・
正義「今、無線で連絡が入ってアーマードライダーはあちらも撃退完了だそうです。」
正義は二人に連絡を入れる。
貴虎「あぁ、だがまだロックシードの行方を追わないといけない。それに・・・」
凰蓮「セイヴァーシステムね。手に入れたデータを解析してみましょう。」
するとどこからか声が聞こえた・・・
「止まっていた終末が動き出す・・・救済の時は近い。」
貴虎「誰だ!?」
正義「いないですね・・・」
二人は振り向くもそこには誰もいない・・・
凰蓮「二人ともどうかして?」
貴虎「今声がしたんだ・・・狗道に似た声が・・・」
正義「まさか本当に死人が・・・?」
その後データを解析するとロックシードのほとんどが沢芽市にあることがわかった・・・
貴虎「おそらく、セイヴァーシステムも市内のどこかに・・・」
凰蓮「あそこにはビートライダーズの坊やたちがいるけど戦力は多い方がいいわ。私たちは後片付けをしたら行くから、あなたは先に沢芽市に入ってなさい。」
正義「わかりました。行ってきます。」
正義は二人から指令を受けて日本へと飛ぶのであった・・・