ゼインの世界渡り   作:ikkun

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銀行での戦い

そうして狗道が現れた日を境にギャングたちは勢力を拡大し、凶悪さを増していった。しかもアジトも頻繁に変えるなどでより捕らえずらくなった。

 

ザック「また外れか・・・いったい連中のアジトはどこにある?」

 

「アジトのことも大事だけどさ・・・あ、これうちの余りものだけど良かったら食べて。」

 

そう言ってガレージに入って話に加わったのは城乃内秀保、仮面ライダーグリドンであり今はパティシエとして凰蓮の店を任されている男だ。

 

正義「うん、美味いですね。流石軍人スパルタ修業を耐えただけありますね。」

 

チャッキー「そうなんだよ!城乃内もすっかりパティシエだよね。」

 

城乃内「まぁ、信頼は得てるけどまだまだどやされてるよ。話の続きだけど、ギャングたちがどうやってロックシードを得ているかもわかってないんでしょ?そこを押さえればアジトの場所だってわかるんじゃない?」

 

ザック「全くわかってないわけじゃないさ。幹部だった奴を問い詰めて情報を手に入れてる。」

 

そう全く収穫がなかったわけではない。

 

ザック「ロックシードの受け渡しはそのつど相手から連絡されて受け取りに行けるのは一人だけ向こうも一人でやってきてロックシードを置いていく。」

 

正義「手法はアナログですが機密性においては最も有効です。」

 

光実「正体を確かめようとしたら消えてしまったっていう証言もあるんです。」

 

城乃内「何それ、幽霊じゃあるまいし・・・」

 

正義「狗道に連なる者かそれとも本人が直接ばらまいてるのか・・・いずれにしても人じゃない可能性も考慮に入れないといけないかもしれないですね。」

 

ペコ「んなまさか・・・」

 

正義はある種族の可能性を考えていたがペコは信じずいたがザックと光実はその可能性を考えて考え込んでしまう。そうしてメンバーたちが見回りを数日していたときだった!

 

ラット「まずいよ、NWが銀行強盗を起こした。見張ってるけどトランス状態で今にも暴れそうだよ。」

 

NWのメンバーを探っていたラットとリカから連絡があった。

警察に通報した後銀行から出ていくワンボックスカーを乗用車で追いかけた。

 

正義「遠距離で盗聴器をつけましたがどうやら奴ら資金集めのために強盗を起こしたみたいですね。」

 

正義は盗聴器と一緒につけたスパイダーショックの発信機を追跡しながら言う。

 

光実「そうだったのか・・・ならなおさら捕まえないとね。交通量が減ってきたから広い道を避ける彼らとは別れてこっちは国道に向かって合流して先回りしよう。」

 

光実の指示に従い先回りしようと国道に入ろうとしたが・・・

 

ペコ「うおっ!」

 

運転していたペコは驚いてブレーキを踏む!

 

ザック「どうしたんだよ!」

 

ペコ「車道に人がいたんだよ!」

 

すると立ちふさがっているのはこちらをじっと見る男・・・

 

ザック「狗道・・・昨日みた男だな。」

 

光実、ザック、正義は降りて狗道と思われる男と対峙する。

 

光実「お前は本当に狗道なのか・・・?」

 

正義「どうやって蘇ったのか是非教えてほしいものですね。」

 

狗道「ふっ・・・教えてやるにしても今じゃない。悪いが足止めさせてもらうぞ。」

 

狗道が取り出したのはザクロとブラッドオレンジのロックシード、そして腰に巻いてるのは戦極ドライバーだった!

 

ザクロ! ブラッドオレンジ!

 

ブラッドオレンジアームズ!狂い咲きサクリファイス!

 

そうして姿を現したのは血のように赤黒い鎧をまとったアーマードライダーセイヴァーだった・・・

 

正義「どうやら正体は力ずくで割らせるしかないみたいですね。」

 

ザック「得意分野だ!いくぞミッチ!」

 

光実「お前が災いをもたらすならだれであっても戦う!」

 

そうしてザックと光実、正義はそれぞれライダーに変身!セイヴァーに向かっていく!

 

ナックル「おらぁ!!」

 

ナックルのクルミボンバーの一撃、当たれば吹き飛んでしまうが・・・

 

セイヴァー「しゅっ!」

 

セイヴァーは紙一重で回避してしまう。

 

ナックル「おらぁあ!」

 

ナックルは大振りからジャブの連打に切り替えるがそれもことごとく躱されて反撃のためにガードを取ろうとするが・・・

 

ヴラム!執行!ジャスティスオーダー!

 

龍玄「はぁっ!」

 

龍玄のブドウ龍砲の射撃とヴラムブレイカーの弓の牽制の一撃でセイヴァーは回避に回り、ナックルは距離を取ることに成功する。

 

ナックル「助かったぜ。」

 

龍玄「でも今の一撃も躱すなんてアイツ強いよ。」

 

ゼイン「奴の目的は足止めですからね・・・まだアイツ等に利用価値があると考えたほうが自然です。」

 

セイヴァー「貴方たちの戦いは見てきた。ゼインはまだデータが足りないがそれでも龍玄のやり方が分かっていれば対処は可能。」

 

その言葉通り、近接戦に切り替えヴラムブレイカーの鎌モードで切り裂こうとするゼインの攻撃をセイヴァーはセイヴァーアローで防ぎ、龍玄の援護射撃も言葉の通りに躱していく。」

 

ナックル「二人ともありがとよ!おかげで隙ができたぜ!」

 

マロンエナジー!

 

ジンバ―マロン!ハハーッ!

 

その隙をついたナックルが棘のついたいがぐりを模した籠手・・・マロンボンバーでセイヴァーをぶん殴った!

 

ナックル「おらぁあああ!」

 

どぉおお!

 

セイヴァーは爆裂して勝負ありかに思われたが・・・

 

セイヴァー「なるほど・・・ヘルヘイムの死闘を潜り抜けただけにいいパンチだ。」

 

なんとナックルの背後に立っており言葉を紡ぐ。

 

龍玄「危ない!」

 

ゼイン「やはり人外になってることは確かですね!」

 

龍玄とゼインが射撃で引きはがそうとするがセイヴァーはすり抜けてしまう。

 

セイヴァー「目的は達した・・・」

 

その声を残しセイヴァーは消えてしまった・・・

 

龍玄「やられた・・・」

 

セイヴァーが去ったころにはギャングたちの車は追えなくなってしまっていた・・・

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