ゼインの世界渡り   作:ikkun

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剛の行先

メンバーが各々で捜査する中事務作業を終わらせた正義が剛がいなくて狩野が一人でいることに気づく。

 

正義「あれ?お二人はコンビなのにどうして剛だけいなくなってるんですか?」

 

狩野「どうやら心当たりのある人物にコンタクトを取るらしくてな。俺じゃ怒らせるだけだからと行ってしまった。事件がまた動きだしたというのに・・・」

 

どうやらついさっきでた動画らしいのだが・・・

 

正義「弟に握手に争いってシーカーロイミュードの事件じゃないですか。」

 

狩野「あぁ、奴らからの視点も必要になってくる。むかえに行くぞ。」

 

そうして正義たちは特状課のワゴン車に乗り込んで迎えに行くと憔悴した顔の剛がとぼとぼと歩いていた・・・

 

正義「どうやら西堀令子にこっぴどくやられたみたいですね。」

 

狩野「収穫はゼロのようだがな。」

 

剛「うるせー余計なお世話だ。」

 

狩野「この刑務所には西堀光也もいたから何故娘は脱走しなかったのか

疑問を持ったんだろう?」

 

狩野は聞いたが剛は黙ってしまう。どうやら親子ということで来ただけのようだ。

 

正義「乗ってください、動画がまたきました。しかもタイムリーなことにシーカーロイミュードが関わっていますよ。」

 

そう、シーカーロイミュードの融合元が剛がさっきまで話していた令子なのだ・・・

事件のあった団地に向かうとそこには捜査員が変装して待ち構えていたが・・・

 

捜査員「うわぁああああ!!」

 

なんと捜査員が突如として暴れ出したのだ!

すると周りも伝播するように口論やら喧嘩を始めていく。

 

その中に装置を向ける男を発見するが逃げてしまう。

 

剛「逃がすか!」

 

正義「くっ、喧嘩してる捜査員の数が多すぎる!」

 

狩野「警察官ばかりなのが仇となったか・・・」

 

そうして特状課は犯人を取り逃がしてしまい、操られたのは一課の刑事ということで合同の会議を行うこととなった・・・

 

りんな「今回の現象は一種の催眠音波が原因で起こったと思われます。」

 

しかし証拠が無かったわけじゃない。音波を増幅させる装置が発見されそれによってからくりを見破ることができた。

 

りんな「今回のケースは特殊音波の技術を応用した可能性があります。」

 

本願寺「その研究者ってもしかして・・・」

 

りんな「はい、ロイミュード030ボイスロイミュードの共犯者であった笹本喜三郎の研究です。」

 

それはりんなの元恋人だった人物の名前だったのだ・・・

 

正義「まさか引っかけ問題とは思いませんでしたね・・・」

 

剛「でも高度さはあっても西堀の人物像とまた遠ざかっていく気がするな…」

 

剛はそう思いつつも同じ失敗をしないためまた令子のところに行こうと決心するのだった・・・

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