大晦日に事件は片付いて本願寺は入り口の張り紙を剥がしていた。
本願寺「剛君、今回はご苦労様でした。あなたに捜査に入ってもらって正解でした。」
捜査本部に入ってきた剛を本願寺は迎え入れた。
剛「あの張り紙通りになってちょっと怖いっすけどね。」
本願寺「まぁ、ひと段落ですし正義君が帰ってきたらパーッとやりますか大晦日だけど。」
正義「ただいま反省文提出から戻りました。」
噂をすれば正義が仁良の手を切った処罰の反省文と謝罪を終えて帰ってきた。
早瀬「長いこと説教を食らってたな。」
正義「本願寺さんや追田さんがいなければ確実に謹慎とかもあったでしょうね。ありがとうございます・・・」
本願寺「いえいえ、ゆかりさんを救ってくれたんですから。」
追田「俺のことも助けてもらったしな。これくらいお安い御用だ!」
正義のお礼に二人は明るくそう返した。
公式の発表で西堀光也の死で事件は幕引きとなった。特状課の推理通りオンラインゲームラビリンス・オブ・アニマの上級者が関与しておりなんと人質の女性も上級者であることがわかった。
彼女たちは別荘近くの林をさまよっており保護された。彼女たちもまた人質の役をえんじていたのだ。
やはり関与した人間の中には警察官やマスコミ、刑務官などもおりその誰もが声を聴いて実行したと言っていた。
正義「そういえば、私も令子さんにお礼を言いたいですし一緒に行ってもいいですか?」(アニマシステムを盗むときの時間稼ぎのお礼もしたいですし。)
剛「あぁ、彼女も父親の遺体と一緒に救出してもらったこと感謝してたしいいぜ。」
二人は取調室に行き令子と向き合った。
剛「気分はどうよ・・・?」
令子「・・・まだ整理できない。」
正義「まぁ後味が悪い終わり方でしたね。」
令子「いいえ、まだ事件は終わってない。これから始まるのかもしれないの。」
令子が衝撃的なことを言った。
令子「あの別荘で父と向き合ってからの疑念が確信に変わったの。全てを操っていた何者かがまだいる。」
管理人と人物像の不一致、技術力の面でも人間離れした手口が目立っていた。
令子「計画があまりに大きく、綿密、完璧すぎる。まるで・・・人間の血が通ってないみたい。」
正義「ロイミュードはすでに撲滅したはずですし新たなる生命体の仕業だとしてもなんの目的で?」
令子「今は・・わからない。でもあなたの言う通りこの事件にはもっと深い闇が存在するの。吐き気のするような醜悪な感情・・・復讐が。」
正義「その気持ちを利用されて今回の犯人たちは動いたということですか・・・」
剛「ってことはその気持ちは仮面ライダーである進兄さんや大切な人に向かうかもしれないのか・・・」
令子「私も協力するからなんでも言って・・・もう逃げないから。」
そうして二人は去ろうとしたが・・・
令子「今度会ったら、剛のお姉さんのこと聞かせて。ダメならいいけど・・・」
令子はそう言った。
剛「いや、いいぜ。」
今度こそ二人はドアを閉めたが・・・
正義「いや~青春ですね。」
剛「そんなんじゃねーよ・・・」
正義「いいじゃないですか。私にもいますしそういう人。」
正義はましろのことを思いながらまた会おうとしていたがそれが叶うことはなく悲劇の幕が上がるのだった・・・