ゼインの世界渡り   作:ikkun

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令子の自殺

正義はその日元の捜査一課で事務作業をしていた時、携帯に登録していた狩野から連絡がきた。

 

狩野「拘留中の西堀令子が毒を飲んで自殺を図った。」

 

駆け付けてみると集中治療室のベッドに横たわる令子の姿があった。

 

医者「発見が早く胃洗浄などの緊急処置が行われたが意識は戻るのは五分五分です・・・」

 

剛「そうですか・・・」

 

令子が変わろうとしており真相を掴もうとしていた。そのために自殺に見せかけて殺されかけたのだ。

 

正義「ちなみに殺しの可能性は濃いですか?」

 

狩野「いいや、監視カメラにも怪しい人物は映っていなかった。脱走してから毒物を手に入れることだってできるし、自殺願望に精神的ショック自殺の線が濃厚すぎるのがまた怪しいな。」

 

狩野も剛と同じように自殺を怪しんでいるようだ・・・

 

進ノ介「やっぱり今夜の婚約パーティは中止しよう。みんなには申し訳ないけど、こんな状況で・・・」

 

剛「やんなよ。絶対中止になんてしないでくれ。」

 

進ノ介「でも、剛・・・」

 

正義「進ノ介さんが不幸せになるのが相手の術中なんですよ。だったら裏をかいて思いっきり幸せになるのが相手に対しての一番の対応策です。令子さんの分析も加味してますし。それに戦いとなったら私が剛さんをサポートしますので。」

 

そうして一同はそれぞれの準備に戻るのだった・・・

剛と正義は歩いていると二人にメールが送られてきた。

 

正義「最後は君たち二人に・・・怪物の子供、宿命、怒り、憎しみ。究極の模倣犯罪の完成、復讐の完了は今夜。」

 

剛「来たのか・・・」

 

正義「チェイスさんならこんなときなんて言うんでしょうね。」

 

正義は剛に問いかける。

 

剛「アイツなら・・・自分の信じたことを貫けって真顔で言うんだろうな・・・よし、最後にこれ渡してくるわ。」

 

剛はそう言って病院に向けて走っていった。

 

正義「私も1肌脱がないといけないですね・・・」

 

正義はそう言ってりんなのところに向かった。

 

正義「こんにちは。もう一人仮面ライダーを用意したんですけど、マッハドライバーってまだ使えないんですか?」

 

りんな「まだ全然よ。コアドライビアが凍結されてから機能が完全じゃなくて開発はストップしてるの。」

 

正義「形さえあればあとは何とかなるんですけど・・・」

 

りんな「うーん・・・そうだ、ハーレー博士から試作品を日本に送ってもらったんだ。でも、剛君掴めたの?善良な心で仮面ライダーに変身する方法。」

 

正義「掴んでますよ。とっくに、あとは変身して守るだけだと思っています。」

 

りんな「そう、なら渡すけど一回きりしか使えないからね。」

 

そう言ってりんなはマッハドライバー炎を金庫から取り出して持ってきた。

 

りんな「あとこれもね。」

 

それは見たことのない金色のバイラルコアだった。

 

正義「これは黄金の魔進チェイサーになったときの・・・」

 

りんな「えぇ、ロイミュードのテクノロジーと人間のテクノロジーが掛け合わさったもの。これもヒントに近づけるものだから渡しておいて。」

 

正義「わかりました。」

 

正義はその後マッハのゼインカードをそのドライバーに流し込んだ。

 

正義「これで制限時間はなくなりますがどのみち戦いが終わったら使用できなくなりますね。」

 

そうして剛と正義は合流した。

 

剛「りんなさんがこれを・・・ありがとう。つかめた気がする。それに犯人も令子が教えてくれた。」

 

正義「動けないはずなのに・・・凄いですね。」

 

剛「いくぜ、正義。俺の答えを見せてやる!」

 

そうして二人は犯人の待つところへと向かうのだった・・・

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