ゼインの世界渡り   作:ikkun

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思わぬ強化

そうして時計の鐘の音が鳴ると同時にチヨメの元に他の奴隷商にいる仲間から準備完了の連絡が入った。

 

チヨメ「では手はず通りに僕とアリアン殿、マサヨシ殿で裏側から正面はゴエモンとアーク殿にお任せします。」

 

アリアン「陽動頼んだわよ。」

 

アーク「うむ、釘付けにしてこよう!」

 

ゴエモン「うむ。」

 

ブレイズ「まぁ、ごつい見た目の二人にはうってつけですね。」

 

そうしてゴエモンとアークは正面から土魔法によって兵士たちを遠距離から迎撃する1

 

ゴエモン「土遁、破城筋盾!」

 

ゴエモンが岩の鎧をまとった状態で突っ込んで敵を吹き飛ばす!

 

どおおお!

 

兵士「ぐわぁああ!」

 

アーク「ロックファング!」

 

アークも地面から飛び出る槍衾によって叩きのめす!

 

兵士「ぐわぁああ!」

 

ブレイズ「ゴエモンは鍛えた肉体に頑強な土の忍術による攻撃と硬化による防御、陽動にはうってつけですね。」

 

ブレイズは侵入しながらも分析する。

 

アリアン「私たちも行くわよ!」

 

チヨメ「はい!」

 

そうして3人は潜入したが・・・

 

ゴエモン「土遁 岩牙招拳!」

 

アーク「やるなゴエモン殿!我も派手なのを一発・・・!ロックファング!」

 

ゴエモンの岩の牙に対してアークも槍衾を出すと・・・

 

ズドドドドドド!

 

なんとあたり一帯に土の針が生え始めた・・・!

 

アーク「ゴエモン殿の忍術に我の魔法が合わさりとんでもない威力に・・・」

 

ゴエモン「想定外・・・!」

 

そのままあたり一帯が岩に埋もれてしまった・・・

 

アリアン「調子に乗った骸骨が瓦礫に埋もれた気がするわ・・・」

 

ブレイズ「土葬にならなければいいですけど・・・」

 

チヨメ「お二人とも頑丈ですし大丈夫ですよ。いきましょう!」

 

そのまま3人とポンタは施設内に侵入しようとする。

 

ブレイズ「鍵がかかってますね・・・剣で切り裂きましょうか?」

 

チヨメ「いえ、音で敵を引き寄せないために・・・」

 

かちゃ・・・

 

チヨメ「開きました。」

 

チヨメは針金を使って開けてしまった・・・

 

ブレイズ「まさか異世界でピッキング技術を見ることになるとは・・・」

 

アリアン「流石ね。」

 

そのまま中に入ると入り組んだ地形だがチヨメが事前に仕入れた情報を元にすいすいと進んでいると・・・

 

ポンタ「くるるる!!」

 

ブレイズ「まぁ、数人は相手しないとだめですよね。」

 

兵士「賊の仲間だ!捕らえろ!」

 

後ろから来た兵士たちにポンタが反応、迎撃の構えを取る。

 

チヨメ「水遁 水狼牙!」

 

チヨメはすかさず水で作り出した狼を兵士たちに襲わせる!

 

ブレイズ「流石は精鋭、見事なものです。では私も。」

 

兵士「かかれー!」

 

ブレイズは向かってくる兵士に剣を向けると勢いよく水が噴き出して兵士たちを吹き飛ばす!

 

兵士「ぐわぁあ!」

 

ブレイズ「はぁ!」

 

そのままブレイズは敵兵士たちをドンドンと切り裂いていく!

 

チヨメ「二人とも流石ね。私も!」

 

ごぉおお!

 

兵士「ぎゃぁあ!」

 

アイアンも炎の剣で敵を焼き尽くしていく!

 

兵士「絶対に奥には進ませるな!」

 

兵士「もうすぐ王国軍も来てくれる!」

 

しかしドンドンと兵士たちもきてしまう・・・

 

ブレイズ「まどろっこしいですね!まとめて蹴散らしてやります!」

 

チヨメ「僕も行きます!」

 

アリアン「ちょ、ちょっと!二人が同時に技を出したら・・・」

 

アリアンが止める前に二人は技を出してしまう・・・

 

必殺読破!ライオン1冊撃!ウォーター!

 

ブレイズ「レオ・カスケード!」

 

チヨメ「水遁 水狼牙!」

 

ブレイズが水を纏った必殺キック、チヨメが水の狼を出して襲い掛からせたが・・・

 

ブレイズ「あ・・・水の狼が私に纏われて・・・」

 

チヨメ「膨大な水が!」

 

どばぁああ!!

 

ブレイズ「な、流され・・・がぼぼ・・・・」

 

チヨメ「あわわ・・・マサヨシさーん!!」

 

ブレイズはそのまま兵士たちと流されてしまった・・・

 

アリアン「こっちでも生真面目たちがドジをやらかしたわ・・・」

 

ポンタ「きゅい・・・」

 

合体技の思わぬ弊害を二度見たアリアンとポンタは頭を押さえるのだった・・・

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