そうして特訓から数日たったころソラたちはエルの服を買うためにアパレル店に来ていた。
ましろ「こんなのどう?可愛いよ?」
エル「う~ん・・ちょっと違う!」
ツバサ「このドレスはいかがですか?ふさわしい服だと思います!」
ソラ「次は私です!これ最高じゃないですか!ヒーロー見参って書かれた奴なんですけど・・・」
エル「ぜったいや!」
正義(エルちゃんが成長しているのはいいですが女の服選びってどうしてこう時間がかかるんでしょうか・・・)
正義は一定の男が陥るジレンマに飲まれていた。
正義(そりゃ自分も服を着ますが今ある分だけでも十分長く着れるんですよね・・・)
そう、正義の能力なら水や化学物質を操作できるライダーを使えば適切なケアによって長期間着ることができる物持ちが良いということを体現しているのだ・・・
正義「靴選びといいエルちゃんのセンスはかなり頑固ですからもう適当でいいんじゃないですか?」
ましろ「ダメだよ!お気に入りの服を見つけて笑顔でいて欲しいもん!」
あげは「まだまだ回ろう!」
そうして他の店も回ろうとしていると人だかりができているのを見つけた。
ましろ「あれって早乙女姉妹?」
ソラ「お知り合いですか?」
ましろ「違うよ、有名なモデルさんでファッション雑誌で見たことがあるの!」
正義(あぁいうド派手な人は沢山いるんですね・・・)
あげはに似た雰囲気を感じた正義はボーと見ていたわけだが・・・
ツバサ「あれ?こっちに来ますよ?」
まりあ「久しぶりだね!」
かぐや「ばったり会えるなんて超嬉しい!」
あげは「私も会えてあげあげだよ!かぐ姉ちゃん!まり姉ちゃん!」
正義「まさかの姉妹ですか・・・」
正義にとって最高に騒がしくなりそうな事態に発展していった・・・
その後現れた二人のマネージャーであるカッコーと共に事情を聴いた。
がくや「あげはのこといつもありがとうございます。」
まりあ「あげはから時々聞いてたからみんなの事は知ってるの。」
正義「苗字が違うのには何か事情が?」
あげは「私が小さいときに色々あって両親が離れて暮らすことになってねお姉ちゃんたちはお父さんと暮らすことになったからそのせいかな。」
ましろ「そうだったんだ・・・知らなかったよ。」
あげは「ましろん、昔のことなんだし今は大丈夫だから!笑顔であげてこ!」
まりあ「そうそう!親は親!私たちは私たちでやりたいことやってるしね。」
かぐや「自由に好きなことやって楽しかったらオールOK!」
三人「いえー!」
正義(やっぱり姉妹そろって騒がしいのはそれが影響ですか・・・)
騒いでないと飲まれそうになるからだろうと正義は推測した・・・
カッコ―「あげはちゃん本当にモデルやる気ないの~?」
あげは「私は最強の保育士が夢なので!」
その後あげはがモデルにスカウトされたり昔一度やってたことなんかも知りつつ話は進んでいき・・・
カッコ―「原石発見!!全身からにじみ出る好機なお顔立ち・・・貴方お名前は?」
エル「える。」
カッコ―「エルちゃん!あなたならきっとモデル界のプリンセスになれるわよ!」
正義(事実プリンセスですしね。)
まりあ「実は明日私たちのファッションショーがあるんだけど出演予定の子が具合が悪くなっちゃって来られなくて代役を探してたの。」
ツバサ「どうしてエルちゃんが?」
かぐや「実ははじめて子供服をデザインしたんだ。そのモデルなの。こんな服なんだけど・・・」
そうして見せた服に・・・
エル「かぁいい~!」
エルちゃんが飛びついた。
ましろ「あれだけこだわってたのに・・・」
ソラ「流石はファッション界のリーダーです。」
エルちゃんも乗り気ということでファッションショー参加が決まってしまった・・・
正義(また厄介ごとに巻き込まれましたね・・・)
そんな正義のげんなりした気持ちとは裏腹に翌日となった・・・
正義(ぶっちゃけ私は芸術があんまりわかりません・・・文学ならまだしも絵や彫刻。服に関しては全くと言っていいほどでしょう。」
見たままの姿や言われた通りの布の形や技術を再現できる正義にとって作る工程など苦労もないのだ・・・
正義(ぶっちゃけそういう芸術は行程にこそ美が宿り理解もできると思うのですが・・・絵うまとか色綺麗とかそんか感想しか浮かばないでしょう・・・)
そんな自分がこの場にいて良いものかと正義は思ってしまう・・・そんなことを思っている間にもショーが始まった・・・
そうしてついにエルちゃんの出番となったのだが・・・
エル「えるぅ・・・」
まりあ「エルちゃん怖くないよ~」
かぐや「スマイルスマイル!」
エルちゃんが大人数に見られているため不安で立ち止まってしまったのだ・・・
しかし
あげは「エルちゃん!」
正義(飛び出してしまいましたね・・・)
あげははその後雲の形を動物に見立ててエルちゃんと話し緊張は解けたのだが・・・
ましろ「あげはちゃん!まだショーの途中だよ!」(小声)
あげは「こんなときは・・・!」
なんとあげはとまりあ、かぐやはアドリブであげはの服に一工夫させてステージに一緒に立ったのだ・・・
正義(中々のアドリブ力・・・それに息もピッタリですね。流石は姉妹ということですか・・・)
正義もこれには驚かされてショーは大成功を収めたのだが・・・
ミノトン「来たれ!アンダーグ・エナジー!」
なんとミノトンが突然現れて照明をランボーグにしてしまったのだ・・・
ソラ「正義さんはお客さんの避難誘導を!」
あげは「ここは私たちが止めるよ!」
正義「わかりました。」
そうして正義は一目のつかないところに行くと・・・
正義「さて、今回も追い払いますか。」
ゼインに変身して降りたった。
ゼイン「おっと、戦う前に約束は守らないと。」
ファイズ!執行!ジャスティスオーダー!
ゼインの腕には腕時計型アイテム、ファイズアクセルが装着される。
Start up
次の瞬間にはゼインのスピードは1000倍まで加速されてランボーグやプリキュア、ミノトンにも認識できない間にカッコー、まりあ、かぐやの前に移動して三人を抱える。
カッコ―「きゃぁあ!?何何!?」
かぐや「この人って・・・」
まりあ「噂の仮面の騎士!?」
そうしてランボーグから離れた場所に来たところで・・・
Time out
表示されていた数字が0になりランボーグの攻撃は外れていた。
ランボーグ「ラン!?」
ミノトン「ぬっ!?いつの間にそこへ・・・」
スカイ「全く見えなかった・・・」
バタフライ「ヤバすぎでしょ・・・」
ウィング「でも三人の安全は確保されました!」
プリズム「今度は私たちが行くよ!」
そうして四人は遠くに投げ飛ばした後攻撃するが・・・
ランボーグ「ラー!!」
全員「くっ・・・」
触手からレーザービームや触手を纏めた収束レーザーによって苦戦してしまう・・・
ゼイン「これは新武器披露に丁度いいですね。」
そうしてゼインドライバーに収納していた武器を生成して取り出す。
ゼインハルバード!
それは特訓のときに作り上げたゼインオリジナルの武器だ。
スカイ「な、なんですかあれ!?」
プリズム「斧と槍が融合してる・・・」
ウィング「あれはハルバード!重さのある武器ですね・・・」
バタフライ「悪意粛清はひしひしと伝わってくるね。」
ミノトン「新しい力か!来るがいい!!」
ミノトンはそう言ってのける。
ゼイン「ではお言葉に甘えて。」
そうして出したのはフレイミングタイガーのプログライズキー
ファイア!
Progrise key ready to utilize
フレイミングクラッシュ!
ぼぉおぉぉ!!
ランボーグ「ランボー!?」
その斧の一撃でランボーグはひっくり返る!
ミノトン「流石はゼイン!鍛錬を怠りチャラチャラした格好をしてる軟弱者とはわけが違うな!」
バタフライ「皆で・・・笑う。最高じゃん。」
次の瞬間にはバタフライはもうランボーグの懐にいた・・・
バタフライ「いつも笑えるわけじゃないし苦しい時、辛いときもある。でも・・・そんな時こそ笑顔で、皆を笑顔にするために・・・その頑張りが報われて皆が笑顔に!返ってきたら最高なんだって教えてくれた!」
ソラ「そんなイベントの邪魔・・・しないでください!!」
そしてソラもミックスパレットで守りの力をあげたソラと一緒にパンチを叩きこんだ!
ランボーグ「ランボー!?」
ゼイン「では蜂のように刺してフィニッシュです。」
バタフライ「こっちも決めるよ!」
サンダー!
ライトニングスラスト!!
バタフライ・ウィング「プリキュア!タイタニックレインボー!」
そうして蜂の針を模した突きとプニバードの一撃がランボーグに食らわされた!
ランボーグ「スミキッタ―・・・」
ミノトン「それでこそ好敵手!ミノトントン!」
そうしてミノトンは去っていき、会場も元通りになりエルちゃんのファッションショーは皆の心に残るものになったのだった・・・