正義とアークはエルフの男性の質問に答える。
アーク「いかにも我らが荒野で魔法を放ったものだが。貴方は・・・」
カーシー「僕は、カーシー、カーシーヘルドだ。よろしく・・・」
すると突然アリアンはカーシーにツボを被せてきた!
アリアン「こんな大勢の人族の前で耳をさらすエルフがどこにいるのよ!」
正義「アリアンさん・・・気持ちはわかりますが初対面の人にツボを被せるのは関心しませんよ・・・」
アリアン「でも・・・!」
正義はアリアンの行動をとがめるが・・・
店主「カーシーさん、いつものでいいかい?」
カーシー「はい、お願いします!」
普通に注文を取っていた・・・
住人「よう!カーシー、一杯やらないか?」
カーシー「後でぜひ。」
アリアン「どういうこと・・・?」
正義「どうやらここはあまり差別のないところのようですね。」
カーシー「あぁ、僕の肌にあっていてね。今じゃすっかり顔なじみなんだ。十年くらい住んでる。」
カーシーは飲み物を持ってきて座る。
アリアン「十年も・・・なんで・・・」
カーシー「君は・・・ダークエルフ族かな?なんでと言われても人とエルフが手を取り合うのが当たり前の世界かもしれないよ?」
アリアン「人族がエルフ族にしたことをわかってるの!?」
カーシー「確かにね・・・でも君も人族と旅をしている。しかも精霊獣もいるし随分と珍しい組み合わせだ。」
アリアン「アークたちは特別よ・・・」
アーク「それでカーシー殿、我らに何か用事があるのでは?」
カーシー「あぁ、僕は魔獣の生態調査を生業としているんだ。けど、調査中の魔獣に手を焼いていてね。」
正義「捕獲の手伝いですか・・・生態調査っていうのも面白いですね。」
アリアン「マサヨシが目をキラキラさせてる・・・」
カーシー「屍骸だけでもいいし報酬はこれ、神聖レブラン帝国の地図なんてどうだい?」
アリアン「うぐ・・・聞かれてたのね・・・」
カーシー「それに僕の書いた魔獣生体書もつけよう。」
アーク・正義「いいのか!?(ですか)」
アリアン「わかったわよ・・・」
アークと正義はハイテンションで引き受けるのであった・・・
カーシー「それは良かった。集合は明日の早朝、町の入り口で集合だ。よろしくね~。」
そうしてカーシーは町の人たちと飲みに行った・・・
三人は宿を取って部屋に来た。
正義「持ち込みとお酒を許してくれましたしここの町とカーシーさんは良い人で本当に良かったです・・・」
アリアン「それはそうだけど・・・エルフと人族が手を取り合うか・・・」
アーク「納得がいかぬ様子だな。」
アリアン「ちょっとね・・・これまで人がエルフにしてきたことを考えたら・・・」
アーク「今それを考えても答えは出ぬだろう、しかしいい香りだ。」
正義「私もちょっと飲みましょうかね。この世界では成人ですし。」
二人はそう言ってお酒を飲もうとする。
アリアン「そのお酒・・・結構強そうね。」
正義「うん。結構おいしいですよ。」
アーク「おぉ、正義殿は行ける口だな。アリアン殿はどうする?無理せずともお茶やジュースもあるゆえ・・・」
アリアン「こ、子供扱いしないでよ!お酒くらい・・・んぐんぐ・・!」
正義「そんな一気に飲むものじゃないと思いますけど・・・」
正義の忠告も気にせずアリアンはコップ一杯を飲みほして・・・
アリアン「~!!」
正義「しっかり効いてるじゃないですか・・・」
アリアン「まだまだ大丈夫よ!」
アーク「見事な飲みっぷり!」
アリアンがグイグイと飲み進んでいく・・・
正義「すごい耳動いてますね・・・」
アーク「無意識なのだろうか・・・」
そうして二人も飲み進めていくが・・・
アリアン「アーク・・・マサヨシ!」
どんっ!
なんとアリアンが二人を押し倒してきたのだ!
アリアン「ちょうだい・・・お・か・わ・り。」
アーク「まさか・・・たった二杯で・・・」
正義「案の定ですか・・・」
そう、アリアンは完全に出来上がっていた・・・
アリアン「聞いてるの~!!二人ともー!!」
アーク「アリアン殿今日はもうやめられたほうが・・・」
正義「水持ってきますからそれで・・・」
アリアン「なんですって~!」
ドンっ!
叩いただけで部屋が轟音を立てた・・・
正義「流石はダークエルフ族・・・えげつない身体能力です・・・」
アーク「これを止めるには・・・」
アリアン「二人とも待ちなさーい!!」
正義「しかたありませんね!」
バリバリ!!
アリアン「あばばばば!」
正義はアリアンに向けてビリーザロッドを叩き込んだ!
アーク「正義殿容赦ない・・・」
正義「あいにく私には操をささげた人がいますので襲われるなんて勘弁なんですよ・・・」
アーク「ほう、正義殿が恋とは・・・ぜひ聞かせてもらいたい。」
そうして二人は恋愛談義に花を咲かせることになるのだった・・・