正義たちはサンドワームの遺体が回収されたのを確認して依頼は完了となった・・・
カーシー「じゃあ約束の報酬だ。」
アーク「おぉ、これが魔物の生態書・・・!」
カーシー「君たちのおかげで助かったよ。出会えてなかったらとおもうとぞっとするよ。」
正義「それなら幸いですね。」
アーク「これにて一件落着であるな。では行こうかアリアン殿。」
アリアン「・・・一つ聞いていいかしら。」
するとアリアンが突然質問をする。
アリアン「あなたは何故人族と暮らしているの?」
カーシー「・・・人族が好きだからかな。確かに里にいたころは僕も人族にいい印象は持ってなかった。でも一緒に暮らしてみると全然違っていた。慣れるまで色々あったけどいつかエルフ族と人族が手を取り合う未来が来るって信じてるよ。」
カーシーは穏やかながらもそう言い切った・・・
アリアン「・・・そんな未来来るかしら。」
カーシー「あれ?ランドバルトの話聞いてないのかい?」
正義「ランドバルト?」
アリアン「ローデン王国の西に位置する都市よ。」
カーシー「先日は行った情報だけどランドバルト領主がエルフと結婚したそうだよ。」
アリアン「えぇえええ!?脅されたの!?」
正義「まぁ、普通はそう考えちゃいますよね・・・で、実際はどうなんですか?」
カーシー「あぁ、奴隷として売られる直前に領主に救ったらしくて相思相愛の結婚だったらしいよ。」
アーク「それはめでたいな・・・」
カーシー「二人は言ったそうだよ。エルフ族と人族の関係をよくするために頑張りますとね。」
その話を聞いてアリアンたちは考えながらも神聖レブラン帝国に向かった・・・
アリアン「ねぇ、アーク、マサヨシ・・・本当にエルフと人族にそんな未来訪れると思う?」
正義「芽は着実に出ていると思いますよ。貴方だってさっきカーシーさんの仲間を助けようとしてたじゃないですか。」
アリアン「そうだな。人には沢山の考えがある。全員とは言えずとも手を取り合える未来はくるかもしれんな。」
アリアン「あ、アークは人族には見えないから別よ!」
アーク「一応人族のつもりなのだがな・・・」
ポンタ「きゅい・・・」
正義「あの剛力見た後だとなんとも・・・」
アーク「ポンタと正義まで!」
アリアン「あははは!」
3人と一匹はそうして地図どおりに進んでいき数日後国境の町ケーセックへとやってきた。
正義「国境といえど神聖レブラン帝国の領内ですね。」
そうして領内に入るが・・・
ざっざっざっ・・・!
アリアン「帝国の領内だけあって兵士たちが多くて物々しいわね…」
アーク「派手に動けば少々面倒なことになりそうだ。エルフの場所を探すのは難儀になりそうだな。」
正義「地道に情報収集ですか・・・ではここは手分けしてということで。」
そうして3人は別れて行動することとなった・・・