ゼインの世界渡り   作:ikkun

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砦の中にいたもの

アリアンは情報で得た隠し扉から部屋の中に入るとやはり扉には見張りがいたが・・・

 

ポンタ「きゅい。」

 

門番「綿毛狐?」

 

門番「どうしてここに・・・」

 

どっ!がっ!

 

アリアンの峰うちとアークの手刀であっさり気絶してしまった・・・

 

アリアン「あれ・・・?うーん・・・!開かない・・・」

 

ゼイン「この方式、もしかして・・・」

 

変身していたゼインが扉を横にスライドさせるとあっさりと扉は開いた。

 

ゼイン「まさかの和式でしたね・・・」

 

アリアン「なんでここだけ!!」」

 

突然の和風に驚きつつも進んでいくが・・・

 

アリアン「凄い匂い・・・!」

 

ゼイン「死臭に加えて獣臭も入り混じったかのような感じですね・・・」

 

アーク「地下牢のようなものだがそれでも動物の体毛が多すぎる。」

 

3人は分析しながら進んでいると・・・

 

ポンタ「きゅいきゅい!!」

 

ポンタが奥の方に異常を感じたらしく扉を開けてみると・・・

 

ゼイン「だだっ広い空間ですね・・・」

 

アリアン「地下にこんな空間があるなんて・・・」

 

アーク「さらに血の匂いが強くなったな・・・」

 

「なんだよたっく・・・ペットどもが騒ぐから来てみればよぉ・・・誰だお前ら?」

 

そこにいたのは乱れた髪型に顔にはタトゥーのような文様を入れているいかにも下衆そうな男だった・・・

 

「もうすぐアイツ等の餌の時間なんだよ・・・邪魔すんなよって姉ちゃんエロい体してるな~!」

 

するとその男はアリアンの体を見てそういう。

 

アリアン「は、はぁ!?」

 

ゼイン「ド直球ですね・・・」

 

「よーし、お前俺の女な、その鎧野郎どもを始末しろ。」

 

アーク「なんなのだこやつは!締め上げて情報を・・・」

 

アリアン「・・・・」

 

キンっ!

 

ゼイン「危ないですね・・・!」

 

しかしアリアンは男の言う通り二人に切りかかってきた。ゼインがハルバードで受け止めたがそれでもアリアンは切りかかってくる。

 

アーク「アリアン殿!?まだプリプリしてるのか!?」

 

ゼイン「いえ、あのうつろな目・・・あの一瞬で洗脳されましたか。」

 

「随分と勘がいいな?でも問題ねぇか。その姉ちゃん手練れだろ?」

 

ゼイン「アーク、解除をお願いします。」

 

アーク「わかった!アンチカーズ!」

 

アークは解除しようとするが・・・

 

アリアン「!?はあああ!」

 

ゼイン「ちっ!」

 

ゼインは重い打ち込みをなんとか受け止める!

 

ゼイン「まだ洗脳されてますね。いや解除されてもかけ続けられてますね・・・」

 

アーク「だがアイツは術をかけてる様子はないぞ!どこから・・・」

 

アークはあたりを見回してどこからかけられているか見極めようとする。するとアリアンのフードの奥に輝くものがあった。

 

アーク「そういうことか!ポンタ!」

 

ポンタ「きゅい!」

 

ポンタはフードの中に潜りこむと小型の悪魔のようなモンスターを引っ張りだした!

 

ゼイン「はぁっ!」

 

ゼインがそのモンスターをぶった切った後アークが解除の術をかけるとアリアンは気を失ってしまった・・・

 

「あー・・・ひでぇことしやがる。そいつは俺様のペットだぜ?」

 

アーク「インプ・・・死角に取りつかせ幻惑をかけ続けていたのか。」

 

ゼイン「全く下衆だとは思ってましたが厄介な奴ですね。」

 

「へぇ~感がいいな。俺はロズバイヤの魔獣呪術師、フンバ・セ・ドゥ・ロズバイヤだ。」

 

アーク「魔獣呪術?」

 

フンバ「魔獣を意のままに操るって技よ。そんじょそこらでお目にかかれるものじゃないぜ?」

 

ゼイン(ゲームでいうところのビーストテイマーみたいなものですか・・・)

 

フンバ「その中でも俺の力は規格外!あらゆる魔獣を操れる、何匹でもな!」

 

するとアークはフンバの腰にあの黒いリングがあるのを発見する。

 

アーク「マサヨシ殿、あのリングは・・・!」

 

ゼイン「おそらく今までの魔獣の出現の首謀者ですね・・・」

 

フンバ「まぁここで死ぬんだから信じなくてもいいんだけどよ。」

 

アークはアリアンを置きながら質問する。

 

アーク「一つ聞きたい。四か月前、エルフが連れてこられたはずだがどこにいる?」

 

フンバ「エルフ?色んな種族を仕入れたからな・・・あぁ、あいつらか。もういねぇよ。大半は帝国の魔法技術の実験に使われたらしいぜ。残った奴らは俺が可愛がってやったぜ。最後の一匹なんざ、散々殺せとか言ってたのに魔獣に手足食わせたら急に大人しくなりやがってよ!マジで笑えたぜ!」

 

アーク「・・・ここに来て以来悪党どもは見てきたつもりだがここまで怒りが込み上げてきたのは初めてだ!」

 

ゼイン「典型的なゴミですね。焼却した方が世のためです。」

 

アークは怒りを燃やし、正義もバッタモンダーを思い出して怒りを静かにたぎらせている。

 

フンバ「なにぶつぶつ言ってやがんだ!ペットはまだまだいるんだぜ!」

 

フンバが鞭で合図を送ると次々と魔獣が出てきた!

 

アーク「ワイバーンスラッシュ!」

 

エビル!執行!ジャスティスオーダー!

 

ゼイン「はぁ!」

 

ズババババっ!!

 

アークは剣で魔獣を切り裂き、ゼインもエビルブレードとジャッカルゲノムによる俊敏な剣撃で魔獣を仕留めていく!

 

フンバ「まだまだ!」

 

アーク「シールドバッシュ!」

 

ゼイン「こっちもまだまだ!」

 

ゴーオンレッド!執行!ジャスティスオーダー!

 

アークが盾を構えての突進で敵を吹き飛ばし、ゼインはロードサーベルを装備して剣激を繰り出す!

 

ゼイン「サーベルストレート!」

 

ドォオ!ズガァ!!

 

魔獣は次々に切り裂かれて吹き飛ばされていくが・・・

 

フンバ「なんだよ鎧の中は化け物なのかよ・・・でもな、相棒がやべぇんじゃねのか?」

 

するとうち漏らした魔獣がアリアンを襲おうとしていた!

 

アーク「アリアン殿ぉ!」

 

ゼイン「まずい!」

 

二人はすぐに行こうとしたときだった!

 

どばぁあ!

 

魔獣「がぼぼ・・・!」

 

球状の水が出現し魔獣が閉じ込められて窒息してしまった・・・

 

チヨメ「水遁・水牢獄!お待たせしました二人とも!」

 

アーク「チヨメ殿!」

 

ゼイン「心強い援軍ですね・・・」

 

二人は心強い援軍にほっとするのだった・・・

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