ゼインの世界渡り   作:ikkun

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怪談動く人形?

ファッションショーが終わってしばらく経ったころ、正義は夕飯の買い出しに行ったソラを待っていた・・・

 

正義「遅いですね・・・どこで道草トレーニングをしているんでしょうか・・・」

 

ましろ「もう道草の内容がトレーニングなのは確定なんだね・・・」

 

正義「あの真面目っ子が他に寄り道なんてするもんですか。」

 

あげは「まぁまぁ、雨も強くなってるしきっと雨宿りしてるんだよ。」

 

そうして待っていると・・・

 

ソラ「皆さんすみません!急に雨が降ってきたので雨宿りしてたんですが走ってきました!」

 

話の張本人が戻ってきた・・・

 

ましろ「ソラちゃん濡れたままだと風邪ひくよ?はい、タオル。」

 

ソラ「ありがとうございます・・・」

 

ましろ「あれ?どうしたのその子?」

 

正義「猫のぬいぐるみ?ソラ、また捨てられてるからって拾ってきたんじゃ・・・」

 

ソラ「ぎゃぁあああああ!!」

 

ソラが突然バカデカい声をあげる・・・

 

正義「どうやら違うようですね・・・」

 

ツバサ「取りあえず落ち着いてください。」

 

あげは「凄い大声だったね・・・」

 

話を聞いてみると雨宿りした洋館でこのぬいぐるみを見つけたのだが勝手についてきたというのだ・・・

 

ソラ「私確かに声を聴いたんです!連れて行ってって!」

 

あげは「でもその街はずれの洋館って今は空き家のはずだよ?」

 

正義「他に何か現象は見かけてませんか?」

 

ソラ「扉が勝手に開きました・・・」

 

ましろ「ってことはこの人形って・・・」

 

エル「おばけぇ!」

 

ソラ「ひぃぃぃ!!」

 

正義(ソラ・・・お化け苦手なんですね。)

 

女の子らしい弱点に正義の力は抜ける。

 

正義「じゃあ神社で焼却処分してきますね。」

 

ましろ「いきなり物騒すぎない!?」

 

ツバサ「そうですよ・・・まだ決まったわけじゃないのに・・・」

 

正義「知らないんですか?ぬいぐるみの怪談話はこの世界ではポピュラーで勝手に髪が伸びるものから持ち主を殺す人形まであるんですよ。」

 

ソラ「ひぃぃぃ!!正義さんの言う通りにしましょうぅぅ!!」

 

するとぬいぐるみの力なのか本が勝手に動き出した。

 

あげは「これってポルターガイスト!?」

 

正義「仕方ありませんね、首をはさみでぶった切りましょう。」

 

ツバサ「正義さんが過激すぎます!?」

 

ましろ「全然動じてないしね・・・」

 

その時だった!

 

エル「だめぇ~!!」

 

正義「おっと・・・」

 

エルちゃんが突っ込んできて正義を止める。

 

エル「だいじょうぶだよ・・・」

 

そういうと本が元に戻っていく。

 

あげは「エルちゃんに教えてもらっちゃったね。誰が相手でも同じように接するってこと!」

 

ましろ「うん、どんな子でも仲良くなろうってことだね。」

 

ツバサ「なるほど・・・」

 

ソラ「そうですね・・・私未熟でした!ぬいぐるみさん!私で良ければ力になります!」

 

そうして人形は虹ヶ丘家に受け入れられるのだった・・・

 

正義「まぁ、いざというときは首を切って焼却すればいいだけですしね。」

 

全員「絶対ダメ!!」

 

ただ一人を除いて・・・

その後は汚れていたのでお風呂に入れて縫い目が取れている部分もあったのでましろが縫ってあげて綺麗になった・・・

そして次はポルターガイストを使ったジャグリングで遊んでいた・・・

 

正義「あの人形中々使えますね。」

 

あげは「使えるって・・・」

 

正義「どうせ持ち主も見つかりそうにありませんしもうエルちゃんのものでいいんじゃないですか?」

 

ツバサ「正義さん僕たちがいない間のエルちゃんの世話が面倒なだけでしょ!?」

 

ソラ「まだ見つからないと決まったわけではありません!明日探してみましょう!」

 

正義「じゃあ寝る時はこの札で動きを止めてから寝てくださいね。」

 

ましろ「だからなんでかたくなに呪いのぬいぐるみ扱いなの!?」

 

正義は意外と得体の知れないものに対しては慎重だった・・・

 

そうしてしばらく経ったころ正義は皆から人形は自分達でやるからと雑用を押し付けられた・・・

 

正義「やれやれ・・・皆さん懐が深すぎですよ。もしかしたらアンダーグ帝国の刺客かもしれないのに・・・」

 

元にエルちゃんはすっかりぬいぐるみの虜だ。

 

そうして夜が更けていくと・・・

 

ソラ「猫さんがいない!」

 

なんとぬいぐるみがいなくなっていたのだ・・・

 

正義「屋敷に戻ったんじゃないですか?貴方に迷惑かけたくないって善意なんですから無下にするとは・・・」

 

ソラ「いえ!私約束したんです!お友達を探すって!」

 

ましろ「うん!追いかけよう!」

 

ツバサ「実はその洋館で分かったことがあります。去年の冬に別の町にひっこしていってそれでぬいぐるみを置いていってしまったそうです。」

 

あげは「じゃあ行ってみよう!」

 

そうして洋館に向かったのだが・・・

 

ミノトン「プリキュア!手合わせ願おうか!」

 

正義(ダブルで厄介なことに・・・)

 

なんと運悪くミノトンまでやってきたのだ・・・

 

ソラ「私たち猫さんを探しに来たんです!」

 

ツバサ「手合わせしている場合ではありません!」

 

ミノトン「ココを通りたければ我に勝って見せよ!」

 

するとミノトンがいつも通りアンダーグエナジーでランボーグを作り出したのだが・・・

 

正義「洋館をランボーグにしてしまいましたね・・・」

 

ソラ「正義さんが隠れててください!」

 

仕方なく正義は隠れてソラたちが変身している隙にゼインとなった・・・

 

ゼイン「さて、厄介ごとが立て込んでるんです。速攻で片をつけましょう。」

 

ミノトン「できるかな?」

 

するとランボーグがものすごい吸引力でスカイたちを吸い込む!

 

ぎゅぅぅぅ!!

 

スカイ「うわっ!」

 

バタフライ「う!!」

 

そうして吸い込まれたのはランボーグの中だった・・・

 

ソラ「猫さんも心配です!探さないと!」

 

しかし・・・

 

ランボーグ「ランボー!!」

 

ゼイン「まぁ、当然中にもいますよね・・・」

 

タンスのランボーグが出てきて・・・

 

スカイ「うわぁああ!」

 

なんとスカイが吸い込まれてしまったのだ・・・

 

プリズム「スカイ!」

 

ウィング「どうすれば・・・」

 

ゼイン「そんなこと言ってる場合にも柱時計のランボーグが出ましたね・・・」

 

ランボーグ「ラー!!」

 

バタフライ「大きすぎでしょ!」

 

ゼイン「仕方ない・・・突破口を作りましょう・・・」

 

Xライダー!執行!ジャスティスオーダー!

 

ゼイン「真空地獄車。」

 

ズドドドドっ!!

 

ランボーグ「ラララー!!?」

 

ウィング「な、なんども投げつけて・・・エグイですね・・・」

 

バタフライ「でもどんどん来てるし私たちも行くよ!」

 

そうしてミックスパレットで元気の力をあげたプリズムとウィングもランボーグを蹴散らしていくが・・・

 

ゼイン「数が多いですね・・・」

 

プリズム「ここは逃げないとだめだよー!!」

 

そうして逃げていると・・・

 

スカイ「皆さん!」

 

なんと猫のぬいぐるみをつれたスカイが戻ってきた・・・

 

そうして・・・

 

バタフライ「走れー!!」

 

全員「はぁああ!!」

 

全員が出口に飛び込んで外にでることが出来た!

 

ゼイン「やれやれ・・・全員が閉所恐怖症になったらどうしてくれるんですか全く・・・」

 

キュアフィナーレ!執行!ジャスティスオーダー!

 

そうして出したのはキュアフィナーレの武器、クリーミーフルーレ。

 

ゼイン「プリキュア・フィナーレブーケ。」

 

ズドーーー!!

 

ランボーグ「ボー!?」

 

フルーレの先端から出た光線がランボーグを吹き飛ばした!

 

スカイ「さらに・・・」

 

プリズム「連携技だよ!」

 

プリズムがバレーボールの要領で上げたボールにスカイがアタックを加えることで高威力となりランボーグに大ダメージを与えた!

 

そうしてひるんだすきに・・・

 

バタフライ・ウィング「プリキュア!タイタニックレインボー!!」

 

ランボーグ「スミキッタ―・・・」

 

中々の強敵だったが浄化することができた・・・

そうして猫の人形も見つかって持ち主を改めて探すことになったのだが・・・

 

女性「りほ、そんなに落ち込まないで。」

 

りほ「・・・」

 

正義(まさか・・・)

 

タクシーでこの洋館に親子が来たのだ・・・

 

ソラ「私、声をかけてみます。」

 

そうして声をかけると・・・

 

りほ「マロン・・・?」

 

なんと持ち主だったのだ・・・

 

りほ「マロン・・・おいていってごめんね・・・これからはずーっと一緒だよ・・・」

 

正義(やれやれ・・・これはヒーローガールの勝利ですかね・・・)

 

諦めないヒーローガールの運の強さに正義は敬服するのだった・・・

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