とある日のことフォスと正義はゴブエモンから報告を受ける。
フォス「ふぁ!?ゴブエモンさん警備隊やめるんです!?」
正義「そんな・・・私たちが暴れた後の後処理の書類手伝ってくれる人がいなくなるなんて・・・」
ゴブエモン「それは自分達でやれよ!辞めるというより百人長になったんだよ。自分だけの部隊を作ろうと思ってな。」
フォス「自分だけの部隊・・・」
ゴブエモン「言っておくがお前たちは誘わないぞ、面倒ごと背負い込みやすそうだからな。」
二人ともぐうの音も出ない・・・
ゴブエモン「まぁ、代わりといっちゃなんだがハクロウ殿の個別指導を受けられるように話通しておいてやるよ。」
フォス「合同訓練じゃ全体訓練じゃなくてですか!?」
正義(ハクロウさんといえば幹部の中でも屈指の剣豪・・・こりゃ痺れる訓練になりそうですね。)
グレニス以来の強敵に正義も戦闘狂の笑みを浮かべる。
フォス「正義さん・・・怖いのです。」
ゴブエモン「お前って意外と戦闘狂だよな・・・だが励めよお前ら。」
フォス「はい!」
正義「楽しみですね・・・」
そうしてゴブエモンの激励を受けてハクロウのところに向かうと・・・
ゴブタ「あちゃ~二人も来たんすね・・・」
フォス「ゴブタさん!?」
正義「顔腫れあがってますけどハクロウさんに?」
ゴブタ「爺にしごかれたっす・・・ゴブエモンも酷いっすよね。しごきに推薦するなんて。」
フォス「いえ、凄く楽しみです!」
正義「久々に強者と戦えそうでワクワクしてます。」
ゴブタ「二人ともそういう感じなんすね・・・俺らは休憩中っすけど爺ならあそこにいるっすよ。」
ゴブタが指さすところにいたのが・・・
ステラ「はぁ!」
ハクロウ「ふぉふぉ、直線的じゃの。」
ステラの拳をいなした後・・・
スパン!
ステラ「いたぁ!」
手刀を叩き込む鬼人族の老人がいた・・・
ステラ「まだまだ・・・ってフォスに正義!?なんでここに?」
フォス「私は警備隊の訓練です。ステラは?」
ステラ「差し入れを届けに来たら訓練って聞いて私も参加したの・・・けどまさか正義以外にも後れを取るとはね・・・」
正義「確かにスピードはあるステラの拳をいなしてた時点で完璧に負けでしたね・・・」
ステラ「ぐぅぅぅ!」
ハクロウ「おぉ、確か全体訓練であった・・・」
フォス「フォスです!今日は指導をよろしく頼むです!」
正義「指導も分かりやすかったですしワクワクしてるんですよね・・・本気でいかせてもらいます。」
ハクロウ「威勢がいいのは良いことじゃ。どれ早速フォスから始めるかの。」
そうして戦うことになった・・・
フォス「初めから全力で行くです・・・!」
フォスはそういうと体の獣の要素が多くなっていく・・・これぞ獣人族特有の獣身化である。
フォス(すべてを研ぎ澄まして・・・!)
フォスは感覚を研ぎ澄ましてハクロウを捕らえようとするが・・・
ふっ・・・!
フォス「消えた・・!気配が負えない・・・うぎゃ!」
ハクロウは一瞬で消えて頭に木刀の一撃を叩き込んだ!
正義「やっぱり凄いですね・・・あのスピード。あの状態のフォスならある程度の素早さの敵でも匂いや音で対応できるのに・・・」
実際に訓練で戦った正義は呟く。
その後もフォスは向かっていくが攻撃の威力でも素早さ、技術でも上のハクロウに叩きのめされる。
フォス「ぐぅ・・・こんなにも通用しないなんて・・・カリオン様に顔向けできないです・・・」
ステラ「そこまで落ち込むことないでしょ・・・」
正義「大丈夫ですよ。私が敵を取ってやりますよ。実はちょっと予習してきたんですよね・・・」
ハクロウ「ほう。その予習とやらどこまで通じるか試してみると良い。」
正義はそういうとヴァレンのカードを取り出す。するとカードはヴラスタムギアとフラッペいずゴチゾウに変化する。そしてベルトにゴチゾウをセットした!
フラッペ オン!
正義「変身!」
正義はレバーを下す!すると体が氷に包まれると一気に砕けて変身が完了する!
フラッペカスタム!シャリシャリ!
そうして正義は仮面ライダーヴァレンフラッペカスタムフォームへと変身した。
ハクロウ「では行くぞ。」
ハクロウはフォスに使った瞬足の移動で間合いを詰めるが・・・
ヴァレン「そこですね!」(ネムと予習した通りに・・・!)
ヴァレンは昨日ネムと一緒に感じ取ったものを元に訓練した技・・・魔力感知でハクロウの場所を感じ取ると氷を纏わせた拳を叩き込んで木刀を凍らせる!
ハクロウ「ほう・・・すでに魔力感知をの・・・誰かと一緒に訓練したのか?」
ヴァレン「バレますか・・・昼寝スポットの提供を条件に訓練したんですよ!」
ステラ「昼寝スポット・・・ってまさかネムと!」
フォス「ネムも使える技で一瞬で移動したハクロウ様の位置を・・・」
ハクロウは一瞬で技の正体を看破して分析する。
ヴァレン「迎撃さえできれば後は一気にいけますよ!」
凍らせた木刀では使いにくいと踏んだヴァレンは一気にフラッペ一郎をヴァレンバスターに装填して光線を発射するが・・・
ハクロウ「これで武器が使えなくなったと思うのは早計じゃのう。」
なんと突然木刀の氷が砕けたかと思うとビームを叩き切ったのだ!
ヴァレン「まさに達人ですね・・・ならこれで!」
ヴァレンはゴチゾウをかきまぜた後レバーを上げてまた下げた!
フラッペいずボルテックス!
斬り終わった後の隙をついてチョコレートを模したエネルギーのキックを叩き込むが・・・
ハクロウ「ふん!!」
ヴァレン「ぐっ・・・!」
ハクロウの燕返しで反応されて攻撃を打ち消されて着地した・・・
ハクロウ「中々いい線を突いておったの。そのまま精進しなさい。」
ヴァレン「はい・・・」
そうして正義は変身を解除した・・・
ステラ「凄いじゃない!一体何が起こったの!?」
フォス「私にも教えてください!!」
ハクロウ「勿論じゃ。これは気闘法というアーツの一種じゃ。体内の魔素を練って闘気とし体の強化などを行う。」
代表的なのがさきほど使われた隠形法、や瞬動法。さらには武器や拳を強化する気操法というのがある。
フォス「つまり氷が割れたのは気操法でオーラを纏わせたからなのですね!」
ステラ「でも正義がネムと特訓したのって・・・」
ハクロウ「魔力感知じゃな。おそらくきっかけがあったんじゃろうがどうして使えると思ったんじゃ?」
正義「お互い死を経験することがあったんですが上手く回避できたのでそれで・・・極めようってことになって・・・」
ステラ・フォス(絶対あの料理だ・・・)
シオンの料理の件であのときの勘を磨こうということになったのだ・・・
フォス「ハクロウ様!これからもご指導のほどよろしく頼むのです!」
ハクロウ「心意気楽しみにしておるぞ。」
ステラ「正義!終わったらネムと一緒に訓練付き合いなさい!」
正義「ネムはわかりませんが・・・まぁいいですよ。」
そうして4人は気闘法を特訓するのだった・・・