正義たちはアリアンの姉、イビンからの連絡を受けて集合場所に向かっていた。
正義「ここがアネット山脈ですよね。」
アーク「あぁ、イビン殿は相当な腕前なのだろう?」
イビン「えぇ、尊敬している人なんだけど・・・イビン姐さんが私に協力なんて・・・なんだか嫌な予感がするのよ。」
アーク「それだけアリアン殿の成長を認めているということだろう。」
正義「もしくは久々にアリアンの顔が見たくなっただけとか。」
アリアン「それもありそうで怖いのよね・・・」
アーク「ありそうなのか・・・」
ポンタ「きゅい・・・」
アリアンの苦い顔に正義たちがどんな姉だと思っていると・・・
バッ!!
アーク「おっと!!」
ガキンっ!
なんとローブのフードで姿を隠した女性が襲撃してきたのだ!
正義「アーク大丈夫ですか!」
アーク「なんとか・・・ぬぉおお!?」
アリアン「あの太刀筋・・・まさか!」
鋭い太刀筋にアリアンが反応する。
アーク「やむを得ないか・・・反撃を・・・」
アリアン「ストーップ!!イビン姉さん・・・待ち伏せなんて随分なんじゃない?」
イビン「ふふ・・・あら~バレちゃった?」
フードを外すとそこにはアリアンそっくりの短髪の女性の顔があったのだ・・・
アリアン「何やってるのよイビン姉さん。」
イビン「あら~違うでしょアリアンちゃん。お姉ちゃんでしょ~?」
アリアン「うわー!ちょっと離して!!」
イビンはアリアンを強烈に抱きしめる。
正義「中々のシスコンのようですね・・・」
アーク「中々強烈な吾人のようだな・・・」
そうして落ち着いたころ誰もいないところで話を始める。
アリアン「っていうかなんで私たちがホーバンにいること知ってたの?」
イビン「ダンカさんに聞いたの。あら、アリアンちゃんちょっと痩せたんじゃない?」
アリアン「はいはい。もうくっつかないでよ。」
アーク「太刀筋に覚えがあったがなるほどグレニス殿と似ていたのか。」
正義「あの人のは強烈でしたしね・・・」
イビン「まだまだお母さんには及ばないけどね。」
アリアン「それにしてもなんでアークを襲ったの?」
イビン「あら忘れたの?私より強くないとアリアンちゃんの相手とは認めないって。」
アリアン「はぁ!?」
どうやらイビンはアークをアリアンの恋人と思っているようだ・・・
イビン「お父さんとお母さんから聞いたのよ。人族の2人に色々手伝ってもらってるって。おまけにその一人の呪いを解く泉に行くっていうじゃない。それって任務じゃないわよね?」
アリアン「助けてもらったお礼よ!」
イビン「なんで一緒に?」
正義「人族だけでは危険といわれたので・・・それに私もドラゴンには興味ありますし。」
イビン「ふーん、そうなんだ・・・」
アリアン「っていうか呪いのこと知ってるってことはアークの体のことも・・・」
イビン「えぇ、聞いたわ。」
するとイビンはアークの兜をとる!
イビン「ホントに骸骨なのね。」
そうして再び被せる。
アリアン「ちなみにどうだったの。手合わせして見て。」
イビン「途中で邪魔されたけど・・・まだあなたのお相手に認めるわけにはいかないわね。」
アリアン「だからそうじゃなくて・・・っていうかお姉ちゃんに認めてもらわないといけないの!自分は好きな人と結婚するくせに!」
正義「あぁ、そういえばアリアンが贈り物用意してましたけど式っていつになる予定なんですか?」
アーク「おめでとうございます。ぜひ行きたいものです。」
イビン「それが、まだ未定なの。任務があるから待ってもらってるの。」
アリアン「それ大丈夫なの・・・?」
イビン「私の好きにしてくれていいって。あぁ、住む家にアリアンちゃんの住む部屋を作るのもいいって。」
アリアン「えぇ!いやよ新婚夫婦と一緒に住むなんて!!」
正義「年下なのに行き遅れ感半端なくなりそうなのでやめてあげてくださいよ・・・」
アリアン「それはそれで失礼なフォローだけど・・・っていうかすまないから!!」
アーク「ははは!中々愉快な方だな。」
世間話もそこそこにイビンは任務の話をし始める。
イビン「今回の任務は厄介でね・・・もしかすると大物が絡んでるかもしれないの・・・でもその前に・・・腕前お姉ちゃんに見せてくれる?」
アリアン「・・・・!もちろん!」
そうしてアリアンとイビンの手合わせが開始されるのだった・・・