ゼインの世界渡り   作:ikkun

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町の被害

兵士やザカライアを倒すとゼインはフォスたちに声をかける。

 

ゼイン「足止めありがとうございます。あれだけの敵に連携して勝てるなんて成長したんじゃないですか?」

 

フォス「いえ、全然です・・・病院に運べた人もいましたが手遅れだった人も・・・!全然守れなかったです・・・!」

 

フォスたちは正義の勝算も町の人たちの死体を見ると素直に喜べなかった・・・

 

ゴブエモン「お前たちのところはまだましな方さ・・・病院に行って救えた命もあったんだからな。」

 

ゼイン「ゴブエモンさん。」

 

するとゴブエモンも悔しそうな顔で現れた・・・

 

ステラ「それってまさか・・・!」

 

ゴブエモン「他でも襲撃があって犠牲者が大勢出た。俺は町の被害状況を見ててお前たちに出くわしたんだ。犠牲者は皆広場に運んでいる。間に合わなかった人たちを運ぶぞ。

 

ネム「わかったの・・・」

 

ゴブエモンの指示で4人は町の人たちに死体を運ぼうとするが・・・

 

ゼイン「そこで転がっている兵士たちの死体はどうします?私なら残さずに焼却できますが・・・」

 

ゴブエモン「いやいい・・・一応元上司だからな。これ以上お前に泥被らせるわけにはいかないさ。」

 

ゼイン「・・・そうですか。」

 

正義はゴブエモンの元から立ち去り広場に向かうとそこには住人の遺体が並べられていた・・・

 

そして重傷者の中には・・・

 

フォス「ハクロウ様!?ゴブタさん!?」

 

ゼイン「やはり結界のせいで遅れを取りましたか・・・この犯行は魔物を悪と断じる狂信者の仕業・・・卑怯姑息なんでもありですね。」

 

ステラ「全くね!それにあの傭兵より強い奴もいただろうし・・・」

 

ネム「リムル様の共存共栄の思想もあったから後れを取ったの・・・」

 

二人がやられた訳を推測していると・・・

 

リグルド「無事だったのかお前たち!」

 

フォス「リグルド様!」

 

政治の管理などをしているリグルドが現れた。

 

ゼイン「こちらでも被害がでましてね。無事なものもいますけど手遅れだったものをここに・・・」

 

リグルド「そうか・・・こちらでは商人に扮した襲撃者とファルムスの騎士団に・・・」

 

ゼイン「人間の国ですか・・・」

 

そうして遺体を置いて治療所に行くとシュナとクロベエがいた・・・

 

フォス「シュナ様とクロベエ様は無事だったで・・・」

 

しかしその隣にあったのは・・・

 

ステラ「嘘・・・」

 

ネム「シオン様なの・・・」

 

こと切れてしまっているシオンの遺体がそこにはあった・・・

 

フォス「あのシオン様が・・・そんな。」

 

シュナ「貴方たち3人けがしてますね・・・これで治るなら使ってください。」

 

その言葉の切実さに怪我をした3人はポーションで傷をいやす。

 

シュナ「無事だった人たちから聞きましたが正義さんが一部を守ってくれたそうで・・・本当にありがとうございます。」

 

ゼイン「いえ、これほどの被害規模だと喜べませんね・・・なにか手伝うことはありますか?」

 

クロベエ「いや、少し休んだほうがいいべ。」

 

2人に休むように促されていると・・・

 

住人「リムル様が戻ってきたぞ!」

 

住人の指さす方を見るとそこにいたのは被害の規模に絶望と唖然の表情をしたリムルの姿だった・・・

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