ゼインの世界渡り   作:ikkun

315 / 523
ミュウランの処罰と配給

リムルに町の状況をシュナの兄であり幹部の鬼人族、ベニマルが説明する。

 

ベニマル「襲撃があったんだ。普段通りならここまで大きな被害が出ることはなかった。結界のせいで弱体化していなければ・・・」

 

リムルはそれを聞きながら愕然とする・・・

 

住人「襲撃者は商人に扮していました。我々はご命令通り人間に対して丁重に接していましたので・・・まさか悪意ある人間がそのように紛れ込むとは・・・」

 

リグルド「・・・黙れ。」

 

住人の言葉をリグルドは黙らせる。

 

住人「申し訳ございません!そのようなつもりは・・・!」

 

ミュウラン「私が大魔法を使用しなければこんなことにはならなかったでしょう。」

 

フォス(ミュウラン様が結界を!?この襲撃に関係しているです!?そんなはず)

 

リムルはミュウランに殺気を出す・・・

 

正義「もしご命令なら私が首を斬りましょうか?」

 

ステラ「なんで喜々としてるのよ・・・」

 

フォス「空気読めてないの・・・」

 

正義「え?処刑する空気じゃないんですか?」

 

全員(そうだけど・・・)

 

確かに理屈に沿えばそうだがあまりにも直球すぎる言葉に全員閉口する・・・

 

リムル「いや・・・処遇については保留だ。悪いが宿で軟禁させてもらう。」

 

そうしてリムルと幹部たちは会議に行くことになった。その間も4人は布のかけられたシオンの遺体を思う。

 

フォス「リムル様はシオン様がなくなったことを知らずに行ってしまったです・・・これを知ったら・・・」

 

ステラ「ミリム様なら笑って見送るわ!」

 

ステラは悔しそうにしながらも割り切った顔でそういう。

 

ネム「フレイ様なら全く気にしないの。ハーピーは姉妹同士で殺し合うことは珍しくないの。」

 

正義「まぁ、死をどう受け取るかはその人の個性ですからね。」

 

フォス「そうですね・・・カリオン様もきっと負けた奴が悪いって言うです・・・」

 

でも皆が思っていることはリムルは優しいということだった・・・

そして4人は復興作業をすることにしたが町の人たちはもうてきぱきとこなしていた・・・

 

フォス「手伝えることがあまり残ってないです・・・」

 

ステラ「魔素が減って動きづらいはずなのにタフだわ。」

 

ネム「この町の人たちは働きすぎなの。」

 

正義「今回ばかりは同意見ですね・・・」(流石元社畜大国の日本人を主にする国ですよね・・・)

 

4人とも住人たちの働きっぷりに呆れてしまう・・・

するとゴブエモンが隊を率いて歩いていた。

 

フォス「なにか手伝えることはありますか。」

 

ゴブエモン「・・・まだ他の警備隊員が町に状況を確認中だ。それが済むまでやれることはねぇ。しばらく待機してろ。」

 

ゴブエモンはその後兵士たちの死体のことは話さないようにして行ってしまった・・・

 

正義「ヒマですね・・・残党でも残ってたら私が拷問して情報を吐かせるのに・・・」

 

フォス「物騒すぎるですよ!」

 

ステラ「拷問までできるのはハイスペックって言っていいのかしら・・・ってゴブイチさん!無事だったのね!」

 

ステラは鍋を運んでいるゴブイチを見つけた。

 

ゴブイチ「おぉ、4人も無事だったか!」

 

正義「見た感じ炊き出しですね。」

 

ゴブイチ「あぁ。腹を満たせば気力も沸いてくる。こんな時こそ食べなくちゃ。」

 

ステラ「私手伝うわ!」

 

ネム「出来ることがあればするの。」

 

そうして炊き出しの手伝いをしていると人間も配るのを手伝っていた・・・

 

フォス「あれは・・・」

 

正義「まぁ、悪意だけが蔓延っているわけじゃないってことですね。」

 

フォス「はい!」

 

そうしてフォスも人間に炊き出しを配り始めるのだった・・・

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。