ミュウランの宿屋に4人が行くとそこには・・・
グルーシス「お、フォスたちじゃねぇか。」
フォス「グルーシス様!」
正義「ヨウムさんも一緒ですか。」
グルーシスとヨウムがそこにはいた。
正義「ベニマル様にボッコボコにされたって聞きましたけど。」
グルーシス「ボッコボコは余計だ。ポーション貰ったから何の支障もねぇよ。まぁ格の違いがありすぎてその通りなんだが・・・」
フォス「どうしてグルーシス様が・・・」
グルーシス「惚れた女を守るためなら体も張るさ。」
正義「あなた絶対色町に行っちゃダメなタイプですね。」
正義は冷めた目でグルーシスを見つめる。まぁましろを前にしたら彼もどっこいどっこいだが・・・
グルーシス「うぐ・・・」
ヨウム「ミュウランにはそうしなきゃならねぇ事情があったんだ!なのに俺はそんなミュウランになにもしてやれなかった・・・」
正義「貴方たちを騙してた悪女なのに随分と入れ込みますね。恋は冷めてないってやつですか。」
ヨウム「だから悪女じゃねぇって・・・」
グルーシス「ヨウム。」
ヨウム「ぐっ・・・」
グルーシス「そうだ、フォス。町の様子はどうだ?リムル様の様子も・・・」
フォス「町は落ち着きを取り戻してるですがリムル様はシオン様の側でおひとりのまま近づけない状態です。」
フォスが状況を話す。
グルーシス「そうか・・・なぁミュウランに飯を持って行ってくれよ。部屋にこもりっぱなしでさ。」
正義「まぁ、謹慎ですし私たちの役割はそれですからいいですよ。」
ステラ「当然よ!ゴブイチさんの料理を食べないなんてありえないわ!」
ネム「仕事しないと叱られて寝れないの。」
3人は素直じゃないながらもミュウランのところへと向かった。
ミュウラン「・・・私には必要ないのになんで・・・」
案の定ミュウランは静かだった・・・
ミュウラン「ゴブイチさんたちが心を込めて作ったのを無駄にする気!?」
ネム「シーツを替えるのが仕事なのやらないとネムが怒られるの。」
正義「悪女を名乗るならこういうときは堂々とした方がいいですよ。じゃないとこっちが悪者になって心象が悪くなりますから。」
ミュウラン「・・・仕方ないわね。」
そうして準備を整えたフォスが聞いた・・・
フォス「どうしてこんなことしたです・・・?」
ステラ「直球で良い質問だわ。」
正義「ごちゃごちゃ言うのは非効率ですからね。」
ネム「もうちょっと違う言葉で聞くの。」
フォスの直球さに3人は笑っていると・・・
ミュウラン「ふふ・・・こうして魔王の配下4人が集まったのもめぐり合わせね・・・私は魔王クレイマン配下の魔人よ。」
正義「確かマリオネットマスターと呼ばれる傀儡国の魔王でしたね。」
ミュウラン「えぇ、クレイマンからの命令で調査していた密偵だったの。正義の言う通りヨウムたちは利用できた駒ってことね。」
フォス「嘘です!ヨウム様はミュウラン様のためになにもできなかったって言ってたです!演技だったのならどうして泣いてすがって巻き込まなかったですか!」
ミュウラン「貴方偶に鋭いわね・・・事実は一つ。魔法を無効化する大魔法を使って私の役目はおしまいってこと。ファルムスがこの国に進行。そしてミリムに宣戦布告を受けたユーラザニアもまた滅ぼされるでしょうね。」
正義「あ・・・」
正義はステラの知らない戦争の情報を喋ったことに焦る。
ステラ「宣戦布告!?ミリム様は退屈を嫌うお方だけど道理の通らないことはなさらないわ!フォス、あんたんところの何やらかしたのよ!」
フォス「カリオン様だって道理を通すお方です!ミリム様は一方的に宣戦布告してきたんじゃないですか!」
正義「まぁ、複雑な事情があるのは確かですね。」
ネム「そうなの。フレイ様からは何も聞いてないし魔王たちが不可侵条約をいきなり破るなんておかしいの。」
フォス「カリオン様は悪くないのにユーラザニアは大変なことになって避難民だって・・・」
ステラ「・・・」
ミュウラン「貴方たち自分の国の王様が好きなのね。私にはないから羨ましいわ。」
正義「国すら思うがままに操作してますから確かに好きって感情はないですよね。あなた・・・」
フォス・ステラ・ネム「当然!」
ミュウラン「まぁ、正義の行った通りクレイマンは国すら操る謀略家・・・糸を引いてる可能性はあるわね。」
ミュウランは自らの主の仕業と推理する。
ステラ「だったら都に戻って確かめないと!」
フォス「ステラ待つです!ミュウラン様、またお手合わせするです!」
ネム「・・・ハーピーは一妻多夫なの。だから二人同時でもありだと思うの。」
正義「まぁ、罪悪感があるなら責任取った方がいいですよ。ボッコボコでしたから。」
正義たちはミュウランにそう言って見舞いを終えるのだった・・・