ミュウランの部屋を出た後ステラは結界を突破しようとしていた。
ステラ「いった!!」
正義「そのまま通り抜けたら死にますよ。」
フォス「そうです!ステラやめるです!」
ネム「今は外に出られないのぉ。」
ステラ「そんなのわからないじゃない!どっかに結界の隙間が・・・」
そうして騒いでいると馬車がやってきた。
正義「あの御者の人・・・たしか冒険者のエレンさんと一緒にいるカバルさんでしたよね。」
フォス「なら応対しないと・・・ってもうリグル隊長に・・・」
見ているとエレンたちはリグルに何かを必死に頼み込んでおりその熱心さにリグルも負けてどこかへ案内されていった・・・去った後ステラたちは結界の隙間を探したが・・・
正義「流石ミュウランさん完璧ですね。なんなら私だけ通り抜けて見に行くって手もありますけど・・・」
ステラ「自分の目で確かめないと納得できないわよ!だったらリムル様に・・・」
フォス「私だって気になるです!けど今のリムル様に頼み事なんて・・・」
ステラ「あんたは気にならないの!?」
フォス「もちろん気になるですけど避難民を助けないと・・・」
また言い争いに発展しそうになったそのときだった!
正義「これは新しい結界ですか・・・」
フォス「また敵襲ですか!?確認しないと!」
すると警備隊員がやってきて・・・
隊員「大丈夫だ。この結界はリムル様によるもの。そして明日リムル様による大事な話がある!」
そう宣言されてフォスたちは翌日集合場所に着くとすでに国民が集まっておりリムルも前にいた・・・
リムル「この3日間なにもせず心配をかけた詳しいことは改めて話すが俺は・・・魔王になる。その力で奪われた命を取り戻す!」
あの結界は魂の拡散を防ぐための結界らしい・・・
リムル「俺が魔王になるためにファルムス軍を打ちに行っている間シュナたちに新たな結界を張ってもらう。意地には皆の祈りが必要だ。だから・・・協力してくれ!」
正義「確か殺した人間の魂の力で魔王になるんでしたっけ・・・」
フォス「えぇ、その力は絶大で確かに死者も蘇ったとありますが・・・流石に・・・でも上手くいってほしいです。」
その言葉にフォスもネムも頷くのであった・・・そして宣言が終わった後ステラは直談判に動く。
正義「確かに結界解除と人間襲撃のために結界の外に出られるって言っても幹部でもない私たちは結界内の警備くらいしか任されないんじゃ・・・」
ステラ「だかた直談判するのよ!ミリム様の関わることなのに諦められない!」
そうして駆けているとゴブエモンが立ちふさがる。
ゴブエモン「こんなときに何の用だ。」
正義「ステラが結界の外に行ってミリム様のとこに行くって聞かないんですよ。」
ステラ「お願いするわ!」
フォス「私からもです!こんな時にお願いすることじゃないですがステラは気がかりなんです!」
ネム「ネムもお願いしたいのぉ・・・何が起きてるかアルブロジアでも聞いてくるの。」
ネムも戻ってフレイに話しを聞いてくるようだ・・・
正義「こんな時だからこそ他国からの情報は有益だと思います。私からもお願いします。」
リグル「わかった。外周の警備に参加しろ。敵の結界が破壊された後は関知しない。自分の主を思う気持ちはわかるからな。」
全員「ありがとうございます!」
そうしてリムルの出撃と同時に4人はそれぞれ分かれて行ってしまった・・・
フォスと正義は結界の警備についていた・・・
正義「はぁ・・・うるさいとは思ってましたけどこうして別れると寂しさくらいは感じますね。」
フォス「たしかに・・・2人がいると賑やかですよね。」
人のことを言えない2人だがそれでも寂しさは感じてしまう。
その時だった!
正義「おっと。」
フォス「うわっ!」
何かが投げられた後刺突が襲い掛かった!正義に抱えられたフォスは避けることが出来たが・・・
正義「ファルムスの国のものですか・・・ハゲとかドレッドヘアーとかもう少し真面目な髪型な人はいないんですかね・・・」
スキンヘッドの男「私の相棒に危害を加えておいてよく言いますね。ザカライア知ってますよね?」
スキンヘッドの男は答える。
正義「あぁ、あいつですか・・・それならもう死体も残ってないと思いますよ。」
スキンヘッドの男「ならここで死に絶えてもらいましょうか!!」
男はレイピアを手にまた刺突を放つがすかさず正義はバルカンのゼインカードを出してジャパニーズウルフゼツメライズキーをショットライザーに装填する。
ジャパニーズウルフ!オーソライズ・・・kamen rider warning kamen rider warning・・・
正義「変身。」
ショットライズ!
オルトロスバルカン!awaking the instinct of two beast long lost
そうして正義は白銀と青の装甲を纏ったバルカン・・・オルトロスバルカンへと変身した。
バルカンはすかさず男のレイピアを受け止めてから光速の爪で男の頬を切り裂く。
スキンヘッドの男「ちっ・・・ユニークスキル持ちですか・・・しかし・・・」
ガキンっ!
スキンヘッドの男「援護の方は実力不足ですね。」
フォス「くっ!」
隙をついたフォスのナイフを男はなんなく受け止める。
バルカン「ならこれなんてどうですか!」
バルカンはランペイジガトリングの能力を使いファルコンの能力で飛行する!
スキンヘッドの男「距離を取るならこの娘から!!」
スキンヘッドは飛ぼうとしている間にフォスを倒そうと間合いを詰めるが・・・
ガシッ・・・!!
フォス「あれは・・・サソリの尻尾が巻き付いてるです!」
そう、今度はスコーピオンの能力で男の腕に巻き付かせていた・・・
スキンヘッド「バカな・・・!!」
バルカン「囮ナイスですフォスさん。」
フォス「なったつもりはありませんが・・・!でもチャンス到来です!」
バルカンとフォスは一気に決める!
オルトロスブラストフィーバー!
フォス「がぁああ!」
バシュゥウゥ!!
スキンヘッドの男「がぁああ!?」
男はツメに切り裂かれてそのまま倒れ伏してしまった・・・
フォス「はぁはぁ・・・強敵でした・・・」
バルカン「まぁ、こいつは国につきだして終わり・・・?」
その時バルカンが感じたのは殺気のようなものだった・・・
「やれやれ・・・くだんの国を見に来ただけなのに予定にないことをしおって・・・」
そうして現れたのはローブは被っているが赤と青のオッドアイの輝く銀髪の女性だった・・・
フォス「す、すごい寒気です・・・」
バルカン「まさしく魔王並みの妖気ですね・・・何者ですか?」
女性「そうやすやすと名乗れるなではない。だが手間をかけたついでにもう一つ頼まれてくれんか?わらわがいたことは他言無用じゃよいな。」
フォス「はい・・・言わないです・・・」
正義「こりゃ完全にフォスを魅了してますね・・・わかりました。」
女性「ほう、魅了が聞かぬか。だがいい子じゃな。」
そうして女性は瞬く間に姿を消してしまうのだった・・・