目覚めたアークは焼けこげた顔をふく・・・
アーク「なんと!我はそんなに眠っていたのか・・・!」
アリアン「大変だったのよほんと・・・」
正義「そうですよ・・・なのにアリアンさんの歓迎は手荒すぎますよ・・・」
アリアン「貴方がからかうからでしょうが・・・!!」
チヨメ「まぁまぁ、でも本当に意識が戻って良かったですよ。」
アーク「よく返事がない・・・ただの屍のようだ・・・と判断しないでくれた。」
アリアン「そんなことするわけないでしょう?し、心配してたんだから・・・」
アーク「かたじけない・・・」
正義「しかし見事に骸骨姿に戻りましたねアーク。」
そう、効能がなくなったのかアークはまた骸骨の姿に戻ってしまっていた。
アーク「そうだな・・・明日またつかってみるか・・・」
しかし翌日・・・
アーク「戻らない!?」
ウィリ「おそらく小僧の呪いが泉に対して耐性を持ってしまったのだろうな。」
正義「取りあえず気絶の訳を説明してもらうために連れてきました。」
アーク「わざわざすまぬな・・・」
ウィリ「構わん、体調が回復したようで何よりだ。エルフの娘に頼まれてそこの白い小僧と共に調べておったのじゃが・・・小僧は流れ者らしいな。」
アーク「流れ者・・・」
正義「私たちと同じく異世界から流れ着いた人間らしいです。」
どうやら正義たち以外にも異世界人はいるようだ・・・
ウィリ「実は流れ者自体は珍しくないが・・・骸骨の小僧は特殊なようでの・・・お主の肉体は別の世界にあるようなのだ。魂だけが今の体に宿っているのだな。」
正義「魔術学的に言うと降霊術に近いことが起きてるんですよ。そして泉につかることで肉体がこっちの世界にきたみたいなんですけど・・・」
ウィリ「そのことがきっかけで、感情や刺激など仮初の体にため込んだものが一気に流れ込んできたわけだ・・・考えてもみよそれほど大きな力が流れ込めば・・・」
アーク「器の方が壊れるということか・・・それで意識を、ありがとうドラゴンロード殿。正義殿。しかし泉の力では元に戻れなくなってしまったということか・・・」
アークが頭を抱えていると・・・
「お取込み中失礼する、あなたがアーク殿と正義殿ですな。」
すると獣人の老人がアリアン、チヨメ、そして・・・
アーク「ゴエモン殿も!久しぶりだな!」
ゴウエモン「あぁ。それとこの人は・・・」
正義「刃心一族の棟梁の半蔵さんです、といっても今代のですけどね、手伝っていたときにちょくちょく見かけました。」
アーク「おぉ。この人が!」
半蔵「ドラゴンロード殿。無事新しい里を作ることができました。一族を代表してお礼を申し上げます。」
ウィル「なぁに、礼には及ばん。」
アーク「あぁ・・・この頭はその・・・」
半蔵「ははは、チヨメから聞いておる。」
チヨメ「すみません・・・事情を説明するのにどうしても伝えざるを得ず・・・」
アーク「いや、感謝するぞ。チヨメ殿。」
ゴエモン「わが友よ、また会えてうれしいぞ。」
アーク「ゴエモン殿。」
そうして二人は熱い握手を交わす。
半蔵「アーク殿、正義殿。アリアン殿。3人には多大なる世話をなったと聞いておる。刃心一族を代表して深く感謝しておる。」
正義「いえいえ、先に世話になったのはチヨメさんのほうですから。」
アーク「当然のことをしたまでだ。」
アリアン「えぇ、友人として当然です。」
半蔵「では、新しい里が出来たことを祝って祭りを開くことになったのでせめてそこに招待させてくれないか?」
それにアークと正義は目を光らせる!
アーク「それって・・・忍者の里!」
正義「ぜひ行かせてもらいます!!」
アリアン「二人とも夢いっぱいね・・・」
そうして正義たちは刃心一族の里に招待されることになったのだった・・・