避難民の第一陣を終えたフォスは一息ついていた・・・
フォス「皆思ったより元気そうで良かったです。空き区間があってよかったです。」
そうしてフォスはほっとしていたが・・・
獣人族「ぐわぁあああ!?」
フォス「ふぁ!?」
なんと目の前を獣人族が光速で通り抜けて壁にたたきつけられていた・・・
獣人族「こ、こいついきなり変身して・・・」
獣人族「つ、強すぎる・・・」
ファイズ「粋がったわりにこの程度ですか。フォスの言う通りもめごとが多そうな人たちですね。」
そこにはファイズに変身した正義が複数の獣人に絡まれていた。
フォス「どういう状況ですかこれは!?」
誘導員「避難民の数人が俺達の指示を聞かなかったから対応してたんだが正義がだったら私に従ってください、貴方たちより強いですからって言ってな・・・無自覚なんだろうがそれに切れて獣人族が襲い掛かった結果あの有様だ・・・」
フォス「正義さん・・・また煽ったんですね・・・・」
フォスは苦笑いしながらも仲裁に入る。
フォス「皆さん!落ち着いてください。この国では強いも弱いも関係ないです。それにそれ以上戦ったらあの人は容赦なく殺すですよ!」
獣人族「うるせぇ!やっちまったもんは引けねぇんだよ!!」
獣人族はフォスにも突っかかるが・・・
ドっ!!
フォスはそれに見事なカウンターを合わせた。
ファイズ「バカですね。襲撃や私との特訓で鍛え上げられてるんですから並みの奴じゃかないませんよ。」
ファイズはそういうと残りを片付けるためファイズエッジにミッションメモリーを装着する。
READY EXCEED CHARGE
ファイズ「ふん!!」
どおおお!!
獣人族「ぐわぁあああ!!」
ファイズエッジにフォトンブラッドが充填されるとファイズはエッジを一閃させて獣人たちを吹き飛ばした!!
フォス「この国は弱いも強いも関係ないですが決して弱くはないです!!」
ファイズ「人間の大国に奇襲されて貴方たちはとっさに対応できるんですか?文句ある奴がいるなら私たち二人で蹴散らしますよ?」
フォス「ちょ・・・!これ以上の騒ぎは・・・!」
ファイズがまた煽るのでフォスが止めていると・・・
グルーシス「なーにやってんだお前ら?」
グルーシスが騒ぎを聞きつけやってきて状況を把握した。
グルーシス「聞け!この国では強さは関係ない。俺たちは受け入れられる側だということを忘れず従わなければならん。正義の言う通り文句のあるやつは俺も相手になるぜ。」
フォス「ぐ、グルーシス様まで・・・」
武力を辞さないスタンスにフォスは頭を抱える。
スフィア「吠えるじゃねーか。グルーシス、お前も偉くなったもんだな。」
さらに駆け付けたのはアルビスと同じく3獣士の一人白い豹の獣人、スフィアだった・・・
ファイズ「あぁ、今ユーラザニアの品位に関わることをしている人間がいたので優しく注意してただけです。」
フォス(優しく・・・?)
ファイズがアルビスの前なので温和な態度で言う子とにフォスは困惑した・・・
スフィア「そうだったか。それは迷惑かけたな。お前ら、これ以上はカリオン様の威光を汚すのと等しい。これ以上の馬鹿な真似はしねぇよな。」
アルビス「そうね。もしいたら私が殺すわ。」
二人の威圧に他の獣人たちは大人しくなった・・・そしてリグルのこれからのことについての説明が始まった。
リグル「我らがテンペストはリムル様の意向により貴殿らを歓迎する。ただし我が国のルールに従ってもらう。今日は移動の疲れを取ることと、リムル様が魔王になったことを祝しての宴を行う。貴殿らも楽しんで行ってほしい。」
リグルの発言にフォスも盛り上がる。
フォス「これなら獣人族の皆にもこの国のことを知ってもらえるかもです!」
正義「そんなこと言って自分も食べたいから喜んでるんじゃないですか?」
フォス「う・・・というか正義さんは相手をあおらないように気を付けてください。」
正義「?そんなこと言いましたっけ・・・」
フォス「無自覚って怖いのです・・・」
フォスは正義の天然煽りに呆れながらも宴を楽しんでいた・・・
正義「しかし皆進化して傷ついてもすぐに再生するようになりましたね。」
フォス「死なない相手に勝つ方法ってあるですか・・・?」
正義「拘束とか監禁とか・・・」
フォス「全部物騒なのです!!」(ここは二人も突っ込みますよね・・・?)
フォスは正義の突っ込みに徹していたがそれでもネムとステラのいないのに寂しさを感じるのだった・・・