フォスがディアブロの言葉に活路を見出していると・・・
シオン「あら、あなたは警備隊の・・・」
フォス「シオン様!」
蘇生したシオンにフォスは再開した。
正義「もう、動いて大丈夫なんですか?」
ファビオとの訓練を終えた正義が質問する。
シオン「えぇ、リムル様が蘇らせてくれた体になんの支障がありましょう!むしろ絶好調です!それに大事な任務も任されましたし!」
フォス「そうなんですか・・・シオン様とも手合わせしたかったですが・・・」
シオン「それは私も訓練には参加したかったですね・・・力が及ばなかったせいでリムル様が自らの手で人間を・・・」
正義「あれは仕方ないですしそもそもあなたの死因は子供をかばったからじゃ・・・」
シオン「いいえ!あの程度の攻撃受け止めて反撃できるくらいにはならなくては!!」
正義(派手に血まみれになってた攻撃をですか・・・)
あまりのリムル愛に正義は呆れる・・・
シオン「そういえばあの鳥娘と料理の娘はどうしたのですか?姿が見えませんが・・・まさかあの襲撃で・・・」
正義「それは私がばっちり守ったので大丈夫ですよ。二人とも自分の国に帰ると。」
フォス「ミリム様とフレイ様が気になると・・・」
シオン「なるほど、お慕いする主が気になるのは当然ですね。ユーラザニアの件もリムル様ならなんの心配もないですし。」
フォス「そうですね。」
シオン「ですが残念です。貴方たち4人に味だけはリムル様に褒められた料理を振る舞おうと思ったのに・・・」
フォス(味だけ・・・?)
正義(つまり見た目はあのダークマターみたいな感じですね・・・)
シオンの料理を思い浮かべた2人は顔を青ざめるのだった・・・
訓練を終えた2人は獣人族たちがテンペストの住人の元で働くのを見ながら見回っていた。
フォス「こうしてユーラザニアの住人が素直に従ってるなんて信じられないです。」
正義「それだけ3獣士の言葉やカリオン様の生存が希望になってるってことですね。」
フォス「でも避難民はまだまだ来るですからしっかりしないと・・・ってあれはスフィア様?」
フォスがそうして見回っていると険しい顔のスフィアが複数の戦士を連れて歩いていた。
正義「随分と険しい顔ですね。もしかしてリムル様のいる洞窟に?」
正義はスフィアに聞く。
スフィア「あぁ、お前らは・・・そうだ。我慢の限界だからな。」
フォス「リムル様は何か理由があって洞窟にこもってるはずです・・・待ってた方がいいんじゃ・・・」
正義「それに十中八九近くにウェルドラがリムル様の護衛もいますよ。侵入すれば一たまりもないです。」
スフィア「3日もたってるんだ!何かあったとしか思えないだろ!それにリムル様がいないとカリオン様を助けにいけねぇんだぞ!。」
そうして3獣士たちで洞窟に行くと・・・
ディアブロ「お引き取りを、リムル様の邪魔をするなら容赦いたしませんよ。」
入り口にはディアブロが立っていた・・・
戦士「うるせぇ!どけ!」
戦士が通り抜けようとした!
フォス「む、無謀です!!」
正義「そうですよーあなたじゃ天地が30回転してもかないませんよ。」(棒読み)
ファビオ「お前止める気0だろ・・・」
正義がこれから起こる結末を楽しみにしてる感じがしたファビオが突っ込みを入れる。
ずっごおぉおお!!
そして案の定戦士は強烈に壁にたたきつけられた・・・
一瞬にして緊迫した雰囲気となってしまう・・・
フォス「ど、どうすれば・・・」
正義「私としてはディアブロさんの戦闘能力をラーニングしたいですね・・・」
フォス「そんなこと言ってる場合ですか!?」
向上心のある正義にフォスが突っ込んだその時だった・・・
リムル「あー・・・皆すまん。心配をかけてしまったみたいだな。」
リムルが洞窟の奥から金髪で色黒な筋骨隆々の男を連れてやってきた。
皆が無事を喜ぶ一方で男が何者か疑問に思い視線を向ける。
正義「それでその男性は誰でしょうか・・・?」
リムル「あぁ、皆に紹介しておこう。ヴェルドラ君です!ちょっと人見知りだけど仲良くしてあげてください。」
全員「え?」
まるで転校生を紹介するノリで言ったがあの男こそジュラの大森林の守護者、暴風竜ヴェルドラらしい・・・
ヴェルドラ「その通り!我こそが暴風竜ウェルドラである!そしてリムルとの関係が気になるだろう・・・何を隠そうリムルと我は・・・友達だ!」
ウェルドラは堂々と宣言した。
全員「友達―!!?」
衝撃の告白に全員が驚く。
フォス「リムル様に不可能はあるんです・・・?」
正義「でも話ではウェルドラ様は竜の姿とお聞きしましたが・・・」
ドリアード「そうです。そのお体は・・・」
ウェルドラ「リムルが用意してくれた依り代だ。この3日間オーラを抑える訓練をしてくれたのだ!」
リムル「そういうことだ。今後の方針を決めるから会議の準備を頼む。」
その言葉に皆が盛り上がるのだった・・・