正義たちは早速情報を共有することとなった。
エドガー「何か怪しい人物たちの情報はありましたか?」
正義「訓練場には不満な態度の兵士が複数人。」
フォス「でもハクロウ様が目を光らすとは言ってました。」
ステラ「調理場でもコックや給仕係がヨウム様のこと気に食わないって言う貴族はいるって言ってたわ。」
ネム「お針子の皆から嫌われてる貴族はいたけどそのくらいなの。」
エドガー「僕の方でも嫌ってる人は何人か・・・でも大それたことを言う人はいませんでしたし・・・となると・・・」
正義(暗部の単独の暴走の可能性がありますね・・・)「それでエドワルド様の方は?」
正義は可能性を考えながら言う。
エドワルド「暗部からはまだ何も上がって来てないな。」
フォス「そういえば・・・ハクロウ様がディアブロ様もしばらく滞在するって言ってたのです。」
正義「それは鬼に金棒ですね。粗相のないようにすれば確実に解決してくれますし。」
ネム「絶対にあっちゃいけないの・・・」
ディアブロが来るということでエドワルドは震えあがる。
エドワルド「な、なら私は君たちの情報を元に怪しい貴族たちを集めてパーティを開こうぞ!酒が入れば口も軽くなるだろうて。」
そうしてエドワルドは招待状を送る間にも正義たちは持ち場で情報を収集しておくということで訓練場に来ていたが・・・
正義「あの兵士、いきなり真剣での決闘ですか・・・」
兵士「魔物がわが物顔で歩いてるのが気に食わないんだと。」
フォス「確かに王様が代わったり魔物と仲良くなるなんて受け入れられないと思いますけど・・・」
正義「やっぱり警戒しておいた方がいいですかね・・・」
フォスも正義も決闘を仕掛けている兵士に注意を払おうとしたとき、なんとグルーシスの剣が相手の剣を破壊して折れた先が相手の兵士目掛けて飛んでいった!
パシッ!!
グルーシス「危なかったな。」
兵士「・・・!」
それをグルーシスが素早くつかんでいた・・・
フォス「グルーシス様、ポーション使うですか!?」
グルーシス「こんくらいすぐ直るだろ。」
正義「ダメです、油断しては。すぐに治療を!」
ハクロウ「正義は慎重じゃの。お主も叩き落せばよかろうに。」
グルーシス「とっさに手が出ちまって・・・」
兵士「・・・なぜ俺をかばった!」
グルーシス「そりゃお前だって大事な仲間だからな。」
グルーシスは純粋にそう答えた・・・
グルーシス「これミュウランに手当してもらおうかの。」
フォス「一気に不純になったのです・・・」
正義「さっきの心配返してください。」
ハクロウ「もっと傷を増やしておくか?」
3人にきつめの突っ込みはもらったがそれに対し兵士は礼を返して去っていった・・・
フォス「私たちの疑いすぎでしたね。」
正義「まぁ、暗部と兵士の組んでる可能性はゼロではないとはいえこういう真正面のぶつかり合いで分かり合える人が多くなることを願いたいですね。」
兵士たちへの疑いが晴れていく中でついに前夜祭ともいえるパーティが始まる・・・