ゼインの世界渡り   作:ikkun

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ちょっと話し飛ばしていきます。
仮面ライダーダブルのサブタイトルを参考にしています


Mの憂鬱/やがて来る怪物の名は

そうしてバッタモンダーが現れた後はソラが野球チームを手伝ったり、あげはの保育園の子が引っ越しをしてしまったりツバサの夢が賢者に広がるという出来事がありそのたびにスキアヘッドがあらわれたが協力して撃退していた。

 

そうして三人が夢に向かって頑張った後のこと・・

 

ましろ「う~ん・・・」

 

正義「大分煮詰まってますね。ましろさん。」

 

ましろ「正義君・・・」

 

部屋で絵本コンクールのテーマに煮詰まっていたましろに正義が声をかける。

 

正義「今あるものじゃなくて新しく挑戦する・・・とてもいいことだと思いますよ。」

 

ましろ「やっぱり楽しいのがいいかな?それともインパクト重視?」

 

ツバサ「悩んでますね・・・」

 

ソラ「ここは手助けしてあげましょう。」

 

あげは「そうだね。」

 

ましろ「何書けばいいんだろう・・・このままじゃドンドン時間が過ぎていっちゃうよ・・・」

 

ソラ「ましろさん肩の力を抜いて・・・って堅!硬すぎてほぐせませんよ!」

 

正義(確かにヒューマギア並の固さですね・・・)

 

正義もましろの肩を叩いたらそんな硬さだった・・・

 

ヨヨ「ふふ・・・本気でやりたいことに向かっている証拠ね。」

 

そうしてましろのことを心配していた時・・・

 

エル「赤い葉っぱ!」

 

エルが秋の風物詩である紅葉が舞っているのを見つけた。

 

エル「いろんな葉っぱ欲しい!」

 

ツバサ「そうですね・・・あるとしたら公園でしょうか。」

 

あげは「そうだよ。あっ!これから公園に行って拾いに行こうか!」

 

ソラ「ましろさんも行きましょう!」

 

ましろ「皆で行ってきて・・・私はアイデアを考えないと・・・」

 

あげは「こういう時は気分転換だよ!」

 

ソラ「そうです!」

 

二人がましろを引っ張ってしまう・・・

 

正義(まぁ、あれだけがちがちじゃ出るものも出ませんし外から発想を得るのは作家もよくやっているらしいですからね・・・)

 

相変わらず強引な二人にため息をつきつつも正義も内心は行った方が良いとは思っていた・・・

 

そうして公園にやってくると落ち葉が沢山あった・・・

 

あげは「紅葉真っ盛り!開きだねぇ~!」

 

エル「はい!」

 

ましろ「エルちゃんくれるの?ありがとう!」

 

そうしてましろは絵本のアイデア作り、皆はエルちゃんのために紅葉を集めることにしたのだが・・・

 

正義「寒いですし、皆さんに温かい飲みもの買ってきますね。」

 

ソラ「いいんですか!」

 

ツバサ「なんか悪いですね・・・」

 

あげは「正義君気前いいね~!」

 

エル「行ってらっしゃい!」

 

そうして正義は単独でましろを見守ることにしたのだ・・・

 

ましろ「うん・・・落ち葉の絵本。いいかも。」

 

正義「中々斬新なチョイスですね。」

 

傍から見たらストーカーだが正義は真剣なのだ。何故なら・・・

 

紋田「はい、どうぞ。」

 

ましろ「え、紋田さん!?どうしてここに・・・」

 

正義(やはり接触してきましたか・・・バッタモンダー(害虫)

 

そう、バッタモンダーを見張り悪意を吹き込み危害を加えるなら即刻排除に動くつもりでいたのだ・・・

 

紋田「バイトでね。それでその絵は?」

 

ましろ「絵本のコンテストがあるのでまた応募しようと思って・・・」

 

紋田「絵本作家になる・・・それが君の夢だったね。」

 

ましろ「はい!夢を叶えるために頑張ってます。」

 

紋田「そうなんだ・・・」

 

正義(ふん。そんな薄ら笑いしたって悪意を隠せてないんですよ。)

 

紋田のことを正義は冷めた目で見る。

 

紋田「でも頑張ってもうまくいかないことってあるよね・・・勝つのはいつも強い力や才能ある人たちだ。その他大勢はどんなに頑張ったところで夢を叶えることはできない。」

 

正義(大丈夫ですよ。ましろは才能のある人の側ですから・・・善意の才能がね・・・)

 

紋田「だから夢なんて見ない方が良い・・・辛い思いをするだけ、どうせ最後は落ち葉みたいい粉々になって消えてなくなるんだから。」

 

正義(落ち葉は土へと帰りきちんと栄養素として役に立っています。それに比べてあなたは醜さをこじらせて落ち葉どころかウドの大木みたいな人間ですね。)

 

紋田の言い分全否定な正義・・・ましろへの愛が行き過ぎてそれに近づくバッタモンダー(悪意)に気が立っている・・・

 

ましろ「・・・辛い思い、してるんですか?」

 

しかしそんな悪意にすら優しいのがましろなのである・・・

 

紋田「僕が・・・?」

 

ましろ「はい・・・元気がないから。なんだか苦しそうで・・・もしかして絵のことで悩んでるんですか?」

 

正義(まぁ、帝国でもこいつは最下層っぽそうですしね。)

 

しれっと酷い分析、しかして事実なことを思う正義。

 

紋田「や、やだなぁ!そんなことないよ。ただ落ち葉を見てるとそんな気持ちになるから・・・」

 

ましろ「全然ミジメなんかじゃないですよ。落ちた葉っぱは土になって木の栄養になるんですよ。色も綺麗だし頑張っている感じで・・・私は好きですよ。」

 

正義「!!」

 

正義と同じく落ち葉は役に立っているというましろに正義は改めて確信を持ち、そして運命を感じた・・・

 

正義(やはりあなたは・・・私と共に来るべき存在・・・!!)

 

普段はあまり表情を顔に出さない正義が初めて明確に笑った顔になった・・・

 

ましろ「それに例え夢がかなわなかったとしても努力は決して無駄にならないと思います。私の祖母も言っていました。」

 

もうその声は正義には届いてはいなかった・・・正義は早速行動を開始していたからだ・・・

 

正義「ましろさん。」

 

ましろ「あれ?正義君どうしてここに・・・」

 

正義「実はエルちゃんに落ち葉の絵を描いてプレゼントしようと思ったんですけどもっと崩して描きたいってことになってましろさんには悪いんですけどコツを教えてもらおうということになったんですけど…美大生の紋田さんがいるならそちらに教えてもらいましょう。ちょっと来てください。」

 

紋田「え・・・?僕は・・・!って力強い!?」

 

ましろ「そ、そうなんだ。気をつけてね・・・」

 

そうして正義は紋田を林の奥に連れ込んだ。

 

紋田「こ、ここにエルちゃんって赤ん坊とましろさんのお友達がいるんですよね?いったいどこに・・・」

 

正義「いませんよ。だってあなたはここで死ぬんですから。ねぇ、バッタモンダー(悪意のあるもの)

 

紋田「そ、その発言・・・まさか!」

 

そうして正義はドライバーをつけてプログライズキーを入れた!

 

ジャスティス!ジャッジメント!セイギ!ゼイン!salvation of humankind

 

そうして正義は紋田の前でゼインに変身して見せた・・・

 

ゼイン「なんどもなんども悪意を吹き込もうとして・・・目ざわりなんですよ。貴方。」

 

紋田「あ・・・あぁ・・・」

 

ゼイン「ましろさんはね・・・貴方なんかと違ってこの世界を善意で満たす才能があるんですよ。貴方の言葉を借りるなら・・・踏みつぶされるのは貴方だけです。」

 

そうして近づいていると思わぬ来客が現れた・・・

 

スキアヘッド「そこにいるのは誰かと思ったら・・・ゼインとバッタモンダーか。」

 

バッタモンダー「す、スキアヘッド様ぁ!?」

 

スキアヘッド「何をしている?」

 

紋田「え?」

 

スキアヘッド「何故まだのうのうと生きている。」

 

ゼイン「やっぱりアンダーグ帝国でもこいつって醜かったんですか?」

 

スキアヘッド「あぁ・・・落ちこぼれのくせに諦めが悪い、あがき続けるそいつの姿は目障りだった・・・」

 

ゼイン「諦めが悪いことは悪くはないんですけどね・・・諦めない方向性が間違っているというか・・・エルちゃん放ってソラばっかイジメてたし追放になってもましろさんに悪意を吹き込もうとするしでもう無様すぎるんですよ。」

 

スキアヘッド「処刑するなら好きにすると良い。こちらとしても手間が省ける。」

 

ゼイン「ではお言葉に甘えて。」

 

サソード!執行!ジャスティスオーダー!

 

そうして召喚したのはサソードゼクターがついたサソードヤイバーだった・・・

 

Rider slash

 

ゼイン「せめて一撃であの世に送ってあげましょう。」

 

紋田「うわぁああ!?」

 

そうしてタキオン粒子が満たされた刃が振り下ろされようとした瞬間だった・・・

 

ましろ「やめて!」

 

ゼイン「ちっ・・・」

 

ましろがタイミングよく現れてしまった・・・

 

ましろ「どうしてこんなことを・・・」

 

ゼイン「そいつは普通の皮を被っているだけで過去には醜い悪行を行っていたもの・・・だから処罰するだけです。」

 

スキアヘッド「あぁ、価値のないものを消そうとしていただけだ。」

 

ましろ「紋田さんをそんな風に言わないで!」

 

ゼイン(やれやれ・・・正体がわかっていないとは言え武器もちの私の前に立つなんて・・・それでこそですけどね。)

 

そうしてゼインは何も言わずに立ち去っていく。

 

スキアヘッド「仕方ない・・・アンダーグエナジー召喚!」

 

そうしてキョウボーグを出したスキアヘッドその時だった!

 

ソラ「ましろさん正義さんは!?飲み物買うって言ったまま戻らないんですけど・・・」

 

ましろ「え・・・?私はエルちゃんが落ち葉の絵を描きたいからコツを教えてもらうために紋田さんと一緒にって・・・」

 

あげは「サプライズだったのかな・・・?」

 

ツバサ「とにかくキョウボーグを浄化しましょう!」

 

そうして変身したプリキュアはパラソルと車の融合したランボーグの防御に苦戦するもプリズムの機転によってパラソルを地面に埋めることに成功。

そうしてマジェスティックハレーションで浄化出来たのだが・・・

 

ゼイン「待ってました。浄化して気の抜けるこのときを。」

 

ウィング「しまった!」

 

紋田「あぁあ・・・」

 

近くで戦いを見ていた紋田をゼインが真正面から切り殺そうとしたその時でした!

 

ガキン!!

 

なんとスカイが先回りして弾いたのだ・・・

 

ゼイン「おややりますね・・・」

 

スカイ「貴方の行動はある程度予測が立ちます!弱い相手には正面から攻撃するクセがありましたから!」

 

そうしてゼインは紋田から距離を取らされる・・・

 

スカイ「二人とも何故ですか!なんで罪のない人たちを・・・」

 

スキアヘッド「愛するお方がそれを望んでいるからだ。」

 

ゼイン「私はただ悪意を裁き理想の世界を作る、そしてその男は罪を犯している。だから裁きを与えるだけです。」

 

バタフライ「紋田さんが罪を・・・?」

 

プリズム「愛するお方・・・?」

 

スカイ「どういうことですか!?」

 

ゼイン「貴方たちは何も知らなくていい。」

 

スキアヘッド「未熟!」

 

そうしてスキアヘッドの弾丸とゼインの斬撃によってスカイはふき飛ばされる。

 

ゼイン「まぁ、今日はプリズムに免じて逃がしましょう。始末はまたいつかつければいいだけです。」

 

そうしてゼインは立ち去って正義は皆の元に戻ってきた。

 

正義「サプライズ・・・黙っててすみませんでした。」

 

ましろ「私たちびっくりしたんだからね!」

 

ツバサ「しかし紋田さんに習ったはずなのに・・・」

 

あげは「やっぱりリアルだね・・・」

 

エル「すごーい。」

 

そうしてごまかして書いた絵はやっぱりリアルだった・・・

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