ゼインの世界渡り   作:ikkun

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発表会とハプニング

スオリの招待でスオリの指定した会場にはスーツやドレスに身を包んだ紳士淑女が立ち並んでいた。

 

正義「私たちだけ私服で良かったんですかねこれ?」

 

ヒュウルミ「主役は魔道具技師だし大丈夫だろ。ここでは結果が全てなんだからな。」

 

この大舞台でも全く物怖じしていない。

 

ハッコン「そういえばスオリが目の敵にしているお嬢様って・・・どこだろ?年齢も近いみたいだけど・・・」

 

そうしてハッコンが探すとちょうど同年代の銀髪の少女がいた・・・

 

正義「あの子がライバルのカナシ・・・見た目ではツオリの負けですね。」

 

そうしているとツオリがカナシに話しかける。

 

ツオリ「お久しぶりにございます。」

 

カナシ「今回は無茶しなくていいのですよ。今回は羨ましそうにするだけでいいのですよ?」

 

ツオリ「おほほほ!カナシ様こそ驚きのあまり心臓が止まってはわらわの良心が痛むので・・・」

 

二人「おほほほほ!!」

 

ハッコン・正義(子供の会話とは思えない・・・)

 

本気で同族嫌悪している二人に正義はたじろいでいるとカナシが3人のところに来る。

 

カナシ「そちらの方たちが急虚用意した助っ人ですか・・・」

 

ツオリ「貴方の魔道具技師より優秀ですわよ!」

 

カナシ「思う存分強がっておいてください。後ほど悔しがらせますから。」

 

そう言って去っていった・・・

 

カナシ「あぁ~!ムカつきますわ!3人とも不快な思いをさせて申し訳ありません。」

 

ヒュウルミ「いやむしろ面白かったぞ。」

 

正義「二人で漫才とかしたらいい線行きそうですよね。」

 

カナシ「アイツとコンビなんて死んでもいやですわ!」

 

そうこうしている内に開始のベルが鳴らされて各商会でお披露目が開始される。

 

正義「様々な武器に変形する魔道具・・・ただ先端を替えただけのものや変な魔植物・・・どんどん趣旨が離れていきますね。これはハッコンの優勝そうですね。」

 

ヒュウルミ「そうだな・・・お、次はあのライバルお嬢様の発表みたいだぜ。」

 

次はカナシの魔道具が発表されることとなった。

 

そうしてカバーがはずされると金色の装甲にツタンカーメンのマスクのような頭をもったロボット型の魔道具だった・・・

 

魔道具技師「これはある魔物を参考に作られた魔道具・・・人の命令を聞く魔道具です!」

 

なんとそれはハッコンのような魔道具だというのだ・・・

 

正義「まさかここにきてライバル登場とは・・・動く魔道具ならこっちの勝目は少なくなりますよ・・・」

 

流石にヒューマギアのようなものを出されてはお手上げだと正義は焦るが・・・

 

ヒュウルミ「いや・・・あれは危険だ・・・!」

 

ヒュウルミは魔道具技師が自慢げに動かすのを見て怒りで顔をゆがめる。

 

ヒュウルミ「前に話したことがあるだろ?魔道具に知識を与える技術はまだ確立されてないと・・・だが人の魂を宿らせれば可能性は皆無じゃない。だがそれはあまりに危険だから魔道具技師協会に禁止されてるんだ。以前ルールを破った際には一つの町を壊滅させたんだ・・・」

 

ハッコン「てことはもしかして・・・!」

 

魔道具は少し正常に動いたあと突然暴れ出す・・・

 

ガタガタガタ!!

 

魔道具「ころ・・・して・・・あぁああ・・・!!」

 

魔道具の目が赤く光り出した!

 

ヒュウルミ「くそ!予感が当たった!」

 

魔道具「ころ・・・す・・!お前が!眠りから・・・!」

 

ドガっ!

 

魔道具技師「うわぁあ!」

 

魔道具は技師を吹き飛ばして襲い掛かろうとする!

 

ヒュウルミ「おそらく人の魂を強引に人形に閉じ込めたんだ!」

 

正義「仕方ないですね・・・死者の安息のためにひと肌脱ぎますか。」

 

正義はそういうとスペクターのゼインカードを出す。それはゴーストドライバーとスペクター眼魂に変わる。そして正義はスペクター眼魂をドライバーに入れる。

 

アーイ!バッチリミロー!バッチリミロー!

 

正義「変身。」

開眼!スペクター!レディゴー覚悟!ドキドキゴースト!

 

正義はドライバーにレバーを引くと青のパーカーが纏わることで仮面があらわれてスペクターへと変身を完了した!

 

そしてすぐさまツタンカーメン眼魂でフォームチェンジ!

 

開眼!ツタンカーメン!ピラミッドは三角!王家の資格!

 

そうしてツタンカーメン魂になったスペクターはコブラフォンと合体して鎌モードとなったガンガンハンドで魔道具を切り裂く!

 

ズバン!ゴスっ!!

 

魔道具「痛い…痛い…」

 

そうして倒れてもだえる魔道具を見てヒュウルミが言う。

 

ヒュウルミ「正義!背中についてる宝石だ!おそらくそれが魂を縛り付けてる術の源だ!ぶっ壊せ!」

 

スペクター「流石ですね。了解です!」

 

そうしてすかさずノブナガ眼魂でフォームチェンジを行う。

 

開眼!信長!俺の生きざま!桶狭間!

 

そうしてノブナガ魂となったスペクターはガンガンハンドを銃に戻してすかさず連射で縫い留める!

 

ズドドド!

 

魔道具「苦しい・・・眠りを妨げたもの・・・!」

 

スペクター「今解放しますのでそのままでお願いしますよ。」

 

そうしてスペクターはガンガンハンドをドライバーにかざす。

 

大カイガン!ノブナガ!オメガドライブ!

 

スペクター「善意の生きざま、見せてあげましょう。」

 

ズガガガ!!!

 

ガッシャン!!

 

スペクターは無数にコピーされた銃を一斉掃射して宝石を粉々にした!

 

ヒュウルミ「寝てたのに起こして悪かった・・・お前はなにも悪くねぇよ・・・」

 

魔道具技師「ば、バカな・・・私が研究を重ねてよくやくたどり着いた技法だぞ・・・簡単に壊れるわけが・・・」

 

スペクター「強度は知りませんがアンタが行くのが豚箱なのは間違いなさそうですね。」

 

ヒュウルミ「その通りだな。この俺ヒュウルミにかかれば簡単に仕組みがわかるってもんよ。」

 

そう自慢していると・・・

 

商人「ヒュウルミ!?あの騒乱の天才児!?」

 

商人「教育校で爆発やボヤの常連の!?」

 

商人「強力すぎる睡眠薬や水を浄化する薬を作るつもりが全て蒸発させたってあの・・・?」

 

スペクター「ヒュウルミ・・・貴方もかなり過激だったんですね・・・」

 

ヒュウルミ「若気の至りって奴だ!!忘れれろー!!」

 

そうしてヒュウルミは正義をぽこぽこと殴られるのだった・・・

 

ハッコン「今回・・・俺空気だったな!」

 

しかしすぐに活躍する機会がくるのはまた別の話・・・

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