ゼインの世界渡り   作:ikkun

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可愛い救世主登場?

正義たちはそうして地上に着くとまずはどうするかを考えた。

 

正義「このコイン・・・ハッコンに投入したらどうなるんでしょうか?」

 

正義が手にしているのはさっき手に入れた階層主のコインである。

 

ハッコン「いや、入れたらどうなるかわからないんだから入れないでってうわぁあ!」

 

正義はためらうことなくコインを入れるが何も変化がない・・・

 

ハッコン「持ち物の欄にコインが追加されただけで何も起こらない・・・ってポイント100万溜まってる!!?」

 

正義「もしかして協力して倒したからでしょうか?」

 

どうやらもともとポイントは敵を倒して手に入れるようだ・・・

 

ハッコン「取りあえず自販機ランクアップっていうのを選ぼう!」

 

正義「どうやら成れるものやステータスが上昇したみたいですね。」

 

ハッコン「取りあえず復讐してやる!」

 

ハッコンはコインを入れられた腹いせにコイン式掃除機になって正義のズボンのすそを引っ張る!

 

正義「なんですかその地味に嫌な復讐!?謝ります!許してください!」

 

ハッコン「よろしい。ってなんか赤く光ってないか!?」

 

正義「どうやら時間制限があるみたいですね。早く普通の自販機に戻ってください。」

 

そうしてハッコンは元に戻り翌日からこの迷路の階層での生活が始まったが・・・

 

正義「・・・・恐ろしく暇ですね。」

 

時間を知らせるものは太陽のみ、食料も水もハッコンが何とかしてくれるとなると最大の敵は暇と孤独だった・・・

 

ハッコン「でも新しく追加したソーラーパネルを追加したおかげで何もしなくてもポイントがたまるようになったし便利だな~・・・」

 

正義「だとしても楽しみが飯だけっていうのは流石に嫌ですよ。運ぶにしても制限時間が2時間じゃいける距離なんてたかが知れてますし。」

 

さらに迷路なので一度進んで迷ったら引き返すのに時間がかかるしで厄介なことこの上ないのだ・・・そんなことを考えていると・・・

 

ドドド・・・!

 

突如として足音が聞こえてきた・・・

 

ハッコン「小型のクマ・・・いや猫か?」

 

正義「そして背後にはブタの魔物!しかもデカいですね・・・」

 

そう猫のような獣人がブタの魔物に追われていたのだ。

 

獣人「あっちに行ってよー!!」

 

獣人「もういいから・・・おいて行って・・・」

 

正義「どうやら一匹けがをしてるみたいですね。ここは助けて転送陣を知ってるか聞きましょう。」

 

ハッコン「そうだな!」

 

正義はゼインに変身して魔物たちの進路に立ちふさがる!

 

獣人「だ、誰!?」

 

ゼイン「怪しいものではありませんよ。ただ出口を教えて欲しいだけの加護持ちです!」

 

ゴーオンウィングス!執行!ジャスティスオーダー!

 

ハッコン「食らえ!!」

 

ゼイン「ダガーアクロバット!」

 

MISSON SIX FULL POWER!

 

ハッコンは結界から商品を射出して魔物をひるませゼインはその隙をついてロケットダガーによる飛行と斬撃で魔物を撃退した!

 

獣人「凄い強い・・・!」

 

獣人「何者なの・・・?」

 

獣人たちは凄い強さに驚くが・・・

 

ぐぅうう~・・・

 

獣人「あ・・・」

 

正義「お腹すいてるんですか?じゃあサービスでごちそうしますよ。」

 

正義はハッコンを使って商品・・・から揚げを出す。

 

ハッコン「ありがとうございました。」

 

獣人たち「しゃべったー!!?」

 

正義「あぁ、これは喋れる魔道具なんですよ。」

 

獣人「そ、そうなんだ・・・」

 

獣人「しかし助けてもらった上に食事まで・・・この恩義は袋熊猫人魔の誇りにかけて必ず返すぜ!」

 

どうやら4人の獣人はハンターをやっているらしくミケネ、スコン、ペル、ショートというらしい。

 

ぺル「うまぁああ!!このから揚げっていうのメチャクチャ美味しい!!」

 

スコン「ホント!」

 

ショート「美味しい!!」

 

ミケネ「こ、これ本当に奢りでいいのか!?」

 

正義「それはいいですけど・・・貴方たちメチャクチャ食べますね・・・」

 

ハッコン(シュイ並みに食べるな・・・)

 

正義たちは食べさせながら彼らが暴食の悪魔団として活動していることや出費が激しく一攫千金を求めてこの階層にいることを話してくれた。

 

正義「じゃあ転送陣まで連れて行くのは無理ですかね?」

 

ぺル「僕は良いと思うな・・・帰りたいと思ってたし・・・」

 

スコン「でもお宝を手に入れてないじゃん。」

 

正義「うーん・・・ではこういうのはどうでしょうか?私たちの仲間と合流できたら仲間たちにもお宝さがしを手伝ってもらいます。その仲間たちには私たちのおごりで好きな商品を渡してあなた達はお宝を独占できるというのは?」

 

ミケネ「それなら心づよいし良いぜ。入り口まで案内するぜ。」

 

ショート「でもこれ動かせるかな・・・・?」

 

正義「段ボール以外でなにか出せませんか?」

 

ハッコン「それなら・・・車輪をつけてみた!」

 

車輪を出して押すことで正義たちは入り口に向けて出発するのだった・・・

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