ゼインの世界渡り   作:ikkun

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火を消す方法とまたの無茶

正義たちは水をためるために高圧洗浄機やペットボトルの水や水勢剣流水を使うが・・・

 

ミケネ「・・・穴の中は寒いけど水はけのいい地面みたいだから全然溜まってない。」

 

ミケネが命綱をつけて穴の底を見たが溜まってないことを確認した。

 

クマ会長「そうか・・・」

 

ケリオイル「良い作戦だと思ったんだがな・・・落とし穴に落とすのは有効だと思うんだが・・・」

 

ハッコン(水はけがいいのか・・・だったら!)

 

ハッコンは氷の自動販売機になる!

 

正義「なるほど、寒いなら氷の自販機でさらに温度を下げて火が消えやすくすればいいですね・・・でもあの炎の量なら・・・ハッコン、氷じゃなくてドライアイスを落とすのはどうでしょうか?」

 

ハッコン「そうか!それなら消える速度があがる!」

 

フィルミナ「どういうことですか?」

 

正義「あの触ると危ない氷は二酸化炭素・・・つまり私たちが吐く息を同じ成分が入っていてそれを充満させておくと炎が消えるようになるんです。」

 

クマ会長「それなら有効そうだな・・・よし、これからは氷とそのドライアイスというのを貯める方針で行くぞ。」

 

そうして順調に氷とドライアイスが溜まっている夜の頃だった・・・

 

ラミリス「ねぇ、ハッコンは人間に戻りたいの?」

 

ラミリスがハッコンにそう聞いてきた・・・

 

ハッコン(以前の俺ならそうだっただろうが・・・気づいてしまったんだ。自動販売機じゃない俺に価値はあるのだろうかと・・・今は役に立ってる自覚はあるが戻ってしまったら・・・怖いんだ。念話の機能を覚えないにもそれが理由なんだ・・・)

 

正義(確かに機能がどうなるかわからない以上戻るのはこの世界ではリスクがありそうですよね・・・)

 

正義はハッコンの心情を察してしまう。

 

正義「まぁ、地下階層までまだ時間もありますし今は目の前のことに集中しましょう。」

 

ラミリス「そうだね!でも私はハッコンに手料理食べてほしいな~。」

 

ハッコン(そうだよな・・・人間に戻って肩を並べられればそれでいいんだ。)

 

ハッコンはスッキリとした気分で作業を進めていき穴の中は数日で解けた水とドライアイスで満たされていた・・・

 

ヒュウルミ「ハッコン、正義、正直な話どう見てる?成功すると思うか?炎巨骨魔の炎は水を一瞬で蒸発させるがその氷とガスでなんとかなるのか?」

 

正義「まぁ、弱らせられれば腕利きたちでなんとかなりますよ。」

 

ハッコン「あたりが出たらもう一本。」

 

ラミリス「え!?」

 

ハッコンの声に全員が上を向くと炎巨骨魔が壁を越えてやってきた!

 

炎巨骨魔は仕掛けの方に向かって歩き出す!

 

クマ会長「ミケネ!今だ!」

 

ミケネ「はい!」

 

ミケネは会長に指示で罠を手動で発動させて・・・

 

ズゴォオオ!!

 

狙い通り炎巨骨魔を叩き落とした!

 

ヒュウルミ「皆!水蒸気が噴き出してくる!気をつけろ!」

 

しかし言葉に反して水蒸気は出ない・・・

 

スコン「炎は消えてるよ!正義の知識とハッコンの氷凄いよ!」

 

シュイ「その二酸化炭素?の威力がここまでなんて・・・」

 

ケリオイル「でも好機到来だ!攻撃開始だ!」

 

ケリオイルは当初の予定通り投石やシュイの弓矢をぶつけるが・・・

 

ショート「ダメだ!もう一押し足りない・・・」

 

ケリオイル「重くてかたいものをぶつけられれば・・・」

 

アカ「重くてかたい・・・それって・・・」

 

シロ「ハッコンならいけるんじゃ?」

 

フィルミナ「でも失敗したらハッコンさん壊れますよ?」

 

正義「なら成功確率を上げるために私が角度調整をしますよ。」

 

ヒュウルミ「待て!人間の吐く息が充満するってことはその中じゃ呼吸は困難なんじゃないか?お前たちまだ懲りてないのかよ!」

 

ハッコン(あの~俺まだ同意してないんですけど・・・)

 

ラミリス「ダメだよ!二人に危険なことなんて・・・」

 

正義「まぁこのままだと穴を上ってきますし一応変身だけしときますね。」

 

ラミリス「話を聞いてよ!」

 

正義はでストリームのゼインカードを出す。するとカードはヘラクレスバイスタンプとデストリームドライバーとなり正義はヘラクレスバイスタンプをドライバーの上から押印する。

 

ヘラクレス!contract

 

正義「変身。」

 

spirit up!slash! sting! spiral! strong! 仮面ライダーデストリーム!

 

そうして正義は青いヘラクレスを模した鎧をまとい仮面ライダーデストリームへと変身した。

 

デストリーム「炎の魔法も聞きませんし腹をくくるしかないですよ。あの固い装甲に確実にヒットさせるには私と力を合わせるしかないですよハッコン。」

 

ハッコン(ええい!もうわかったよ!でも反対してるラミリスとヒュウルミをどうするか・・・もうこれしかない!)

 

そうしてハッコンが変形したのは・・・

 

ラミリス「えぇええええ!?いきなり何に変身してるの!?」

 

なんとハッコンはエロ本自販機になっていた・・・デストリームは作戦を察してそれに乗っかる。

 

デストリーム「何って盗賊の魔の手が伸びてたヒュウルミを救ったアイテムですよ。山賊がヒュウルミの服を脱がそうとしてるところにハッコンは颯爽と変形して気を・・・」

 

ヒュウルミ「そ、そうだったのか・・・あれに救われたのか・・・」

 

ラミリス「もーう!こんなときに役に立ちわけないでしょ!?二人のスケベ―!!」

 

ハッコンとデストリームはラミリスに穴に投げ飛ばされた!

 

デストリーム「全く・・・相変わらず凄い勢いですね・・・まぁこれで行けそうです!」

 

デストリームはすかさずコングバイスタンプを出す!

 

コング!NEXT!DOMINATE UP!

 

コング!ネオバースト!

 

デストリームは巨大なナックルを装備するとそれでハッコンを結界越しに殴ってハッコンも重量のある自販機に変形して炎巨骨魔にぶつかって粉々にした!

 

デストリーム「なんとかやりましたね・・・あ、これコインです。」

 

ハッコン「ありがとう・・・ダメージはもらったけどこれで一件落着・・・」

 

ラミリス「二人とも―!!また無茶してー!!ウチを騙すなんてひどすぎやでー!!」

 

デストリーム「してないですね・・・」

 

ハッコン「だな・・・」

 

二酸化炭素中毒にならないうちに正義はコンドルゲノムを使って飛び上がり、ハッコンも風船の力で登ってきた。

 

ケリオイル「最初から最後まで二人に世話になりっぱなしだったな・・・コインも回収したみたいだし今回のは金貨100枚で譲ってもらえないか?」

 

正義「私は願いはないですし金貨100枚はポイントで・・・」

 

ハッコン「10万ポイント―!!?」

 

正義・ハッコン「もちろん譲ります!!」

 

ケリオイル「話が早くて助かる・・・」

 

そうして後は元の階層に戻ることとなった・・・

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