正義たちは翌日ミシェルの頼みで調査を一緒にすることになった。
ラミリス「でもミシェル君って迷路の中を探索する予定だったのにいいの?」
ミシェル「はは、大丈夫ですよ。」
ヒュウルミ「いいじゃねぇか。実力のあるハンターが同行してくれるんだ。頼りにしてるぜ。」
ミシェル「はは、そうですね。」
ミケネ「まさか孤高の黒き閃光と呼ばれる方と一緒になるなんて光栄だなぁ・・・」
ミシェル「はは、そうですね。」
正義(ミシェルさん・・・会話のキャッチボールがスローボールすぎますよ・・・)
ハッコン(レパートリー増やそう・・・)
二人はミシェルの返しのボキャブラリーのなさにあきれる。
ラミリス「そういえばこの回りって一周するのにどれくらいかかるの?」
ヒュウルミ「写真を見た感じ3週間はかからないと思うんだがな・・・」
正義「まぁ、期限は指定されてないですしのんびり行きましょう。ねぇ、ミシェルさん。」
ミシェル「はい、頑張ります。」
正義のフォローは入るがいささかコミュニケーションに不安が残るため皆が寝静まったころに会議を行う。
正義「もうちょっと考えてることを口に出した方がいいですよ。確かに返答が一番の会話の近道ではありますがそれだって自分の考えがなければコミュ強には気づかれるんですから。」
ミシェル「うぅ・・・緊張すると頭から抜けるし・・・皆さん魅力的だから表情を引き締めるのに必死だったんですよ・・・」
ミシェル「あのハッコンさん・・・ココアありがとうございます。気軽に買い物できてとても助かってます。」
ハッコン(うんうん、気軽に買えるのが強みだしな。そうやって話すことが一番の近道だ。)
そうして一週間が経過したが本当に不毛の大地でモンスターとの戦闘もなく過ぎて行った・・・しかし・・・
ラミリス「はぁ・・・」
なんだかラミリスが苦しそうにしていた・・・
ヒュウルミ「おいおいラミリス、調子が悪いなら荷台に乗りな。」
正義「そうですよ。倒れないために大きめの馬車を用意してるんですから。」
ラミリス「大丈夫だよ~・・元気いっぱい・・・う・・・」
するとラミリスが倒れこむが・・・
ミシェル「危ない!」
ミシェルがお姫様抱っこで抱える。
正義「これ天然でやってるんですよね?受け止めるだけでもいいのに素でやってるんですよね?」
ヒュウルミ「恐ろしく絵になるな・・・」
二人はそれに感心しながらラミリスを荷台に乗せる。
正義「貧血ですか・・・どうして言ってくれなかったんですか。いろいろと対処はできたのに・・・」
ヒュウルミ「そう言ってやるな。恥ずかしいしこいつは抱え込みやすい性格なんですから。」
ハッコン(月一でおこってるあれか・・・気づけなかったのは俺の失策だ・・・)
正義「ハッコン、あれの自販機ってありますか?」
ハッコン(あぁ!あったな!)
ハッコンが商品を替えるとあったのは専用のナプキンだった・・・
正義「ヒュウルミ、ラミリスに使ってあげてください。これは吸水性に優れてます。」
ヒュウルミ「なるほど!これなら安心だ!」
ハッコンと正義は影での苦労を知り、気づけなかったお詫びがてらコインランドリーに置いてある洗濯機となり服の洗濯を無料で引き受けるのだった・・・
そうしてトラブルはありつつも2週間がたちヒュウルミに計算では三日で迷路の入り口につくらしい。変化があったといえばラミリスの一件以来ミシェルと皆の距離に縮まり仲良くなれていた。
ミシェル「いろいろと相談に乗ってくれてありがとうございます。二人とも。」
ミケネ「皆待って。怪しい匂いがする。」
ぺル「少し先から人の匂いが流れてくる。4,5人くらいだね。」
ショート「男の声が聞こえるな。」
皆の証言に少しのきな臭さを感じるハッコンと正義であった・・・