ゼインの世界渡り   作:ikkun

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ましろの光・・・そして善井正義:ライジング

正義はここ数日はイラつきを隠しながら生活をしていた・・・

 

正義「はぁ・・・あの言葉を聞いてからずっとです。なんででしょうか・・・ましろさんだって同じことを言いそうなのにソラにだけイラつくのは・・・」

 

そう呟きながらも正義は珍しく遅く起きて皆の作ったご飯を食べることにした・・・

 

あげは「正義君が遅起きなんて珍しいね?毎回早起きだったのに。」

 

ツバサ「疲れてるんですよ。毎回僕たちの身の回りのことをしてくれていますし。」

 

ソラ「そうですね・・・でもましろさんもぼーっとしていますね・・・」

 

ましろ「・・・」

 

ソラの言う通りましろも少しぼーっとしていた。

 

あげは「ましろ~ん!大丈夫?」

 

ましろ「うん?あ!ごめん、考え事してて・・・」

 

ツバサ「ひょっとして絵本のことですか?」

 

ましろ「うん、途中までかけたんだけど・・・そこから先が難しくて。」

 

あげは「そのくらい真剣に描いてるんだもん!絵本コンテストも入選間違いなしだね!」

 

ましろ「コンテスト?あ!そうだったね・・・」

 

ツバサ「もしかして忘れてたんですか?」

 

ましろ「うん・・・ちょっと忘れてたみたい。」

 

正義(そこまでして紋田さんに伝えたいことがあるんですか?アイツは貴方が手を差し伸べる必要などないというのに・・・!)

 

正義の目の奥に白くも轟轟とすべてを燃やし尽くしそうな炎が宿っていることを五人とも気づけなかった・・・

 

そうして正義はましろが外に出た後歩きながら曇り空を眺めていた・・・

 

正義「なんででしょう・・・紋田・・・いやバッタモンダー・・・そしてソラ・・・この二人がなんで私をイラつかせる・・・?」

 

正義はこの心の炎がなんであるのか疑問に思いながら公園を通りがかると・・・

 

正義「・・・!!」

 

ましろのスケッチブックをビリビリに破く紋田の姿が目に写った・・・

その瞬間体は勝手に動いて変身しており・・・

 

ドレイク!執行!ジャスティスオーダー!

 

Rider Shooting

 

ズドン!!

 

紋田「ぐわぁ!?」

 

ましろ「ゼイン!?」

 

ゼイン「いい加減正体を現したらどうですか?」

 

ゼインはましろにさらに近づこうとした紋田に向かって言う。

 

そうして変身を解除したバッタモンダー・・・

 

ましろ「今までの事・・・全部嘘だったんだ。」

 

バッタモンダー「あぁ、そうさ!全部出鱈目だよ!」

 

ゼイン「そうですか、なら死んでください。」

 

轟鬼!執行!ジャスティスオーダー!

 

そうして召喚したのは音撃震・雷轟

すかさず間合いを詰めたゼインはバッタモンダーの腹に突き刺す!

 

グザッ!

 

バッタモンダー「ぐふっ!?」

 

ゼイン「音撃斬・雷電激震。」

 

その瞬間ゼインは雷轟をかき鳴らして清めの音をバッタモンダーに叩き込む。

 

ジャカジャカジャー!!

 

バッタモンダー「ぐあぁぁあぁ!!」

 

ましろ「バッタモンダー・・・」

 

バッタモンダーが浄化されるその時だった!

 

スキアヘッド「やはりな・・・助けてやろう。」

 

ドッ!

 

ゼイン「ふっ!」

 

ゼインが突然現れたスキアヘッドの弾丸をとっさに躱す!

 

スキアヘッド「こい、なんの価値もないお前の使い道を思い付いた。」

 

バッタモンダー「す、スキアヘッド様・・・」

 

バッタモンダーは怯えながらそのゲートに入らされてしまうのだった・・・

 

ゼイン「逃げられましたか・・・」

 

ましろ「私・・・バッタモンダーを・・・」

 

ゼイン「帰りましょう。キュアプリズム。」

 

ましろ「え・・・?ちょっと・・・」

 

ゼインは雨の降る中ましろをお姫様抱っこした・・・

 

ゼイン(あぁ・・・そうかわかりました・・・なんで紋田やソラにムカついていたのか・・・それは・・・)

 

次の瞬間稲光がなって声はかき消された・・・

 

するとソラが歩いてきた・・・

 

ソラ「ぜ、ゼイン!?なんでましろさんを抱えて・・・」

 

ゼイン「紋田が本性を現しました。奴の正体はバッタモンダーです。」

 

ソラ「え・・・?」

 

ゼイン「奴がプリズムも襲おうとしていたところを私が助けて今にいたります。あとは頼みましたよ。」

 

ソラ「そんな・・・ましろさん本当なんですか!?」

 

預けられたましろがうなづくのを見ながらゼインは去るのだった・・・

その後のゼインはソラシド市をただひたすらに走り回り片っ端から悪党を捕まえたりバッタモンダーに関する目撃情報がないかを探したが見つからずに朝を迎えた・・・

 

ゼイン「隠れるのは上等みたいですね・・・ん?あれは・・・」

 

ゼインがいたのは前までいた公園に5人とバッタモンダー、スキアヘッドがいるところだった・・・

 

バッタモンダー「あぁぁああ!!」

 

スキアヘッド「怪物となったな・・・」

 

バッタモンダーは丁度スキアヘッドのアンダーグエナジーによって凶暴化したところだった・・・

 

そうして始まる戦い、ミックスパレットで強化した状態であってもバッタモンダーは圧倒的に強くなっていた。

 

ゼイン「しかし理性のない獣に後れを取る私ではありません。さて、始末を・・・」

 

その時だった・・・

 

ピカ―・・・

 

バッタモンダーの胸に光が現れたのだ・・・

 

ゼイン「なんですかあれは・・・?」

 

ゼインが疑問に思う中プリズムは動いた!

 

プリズム「あれはバッタモンダーの心の光!照らしてみせる!」

 

するとプリズムショットのボールとは違う光り輝くものを出した・・・

 

プリズム「きらめけ!プリズムシャイン!」

 

すると胸の光が強くなり動きを止めたのだ・・・

 

ゼイン「あれは・・・悪意の力の飲まれても心を維持できるもの・・・あははは!全くどこまで進化するんですか!あなたは!」

 

あれなら無理やり悪意に染められても善意に引き戻すことができる。素晴らしき技にゼインは歓喜した。

 

そうしてバッタモンダーは無事に浄化されて無事和解してプリキュアと別れたのだが・・・・・

 

バッタモンダー「自分の価値は自分で決めるか・・・全くお人よしすぎるぜ。」

 

バッタモンダーは呆れながらも負けを認めていた・・・その瞬間だった!

 

ドシュッ!!

 

バッタモンダー「・・・げはっ!」

 

バッタモンダーの背中に剣が突き立てられていた・・・

 

ゼイン(やっと気づいた・・・なんでソラやコイツにむかついたから・・・私がましろさんに恋をしていたからなんですね・・・)

 

ゼイン「ましろさんに近づいて悪意や甘い考えを吹き込もうとするからだったんですよ!」

 

バッタモンダー「な、何言って・・・」

 

アクセル!執行!ジャスティスオーダー!

そうして出したのはアクセルのトライアルメモリ、そしてマキシマムドライブ用のタイマーを作動させる!

 

ゼイン「おらぁぁぁぁぁ!!!」

 

バッタモンダー「あぁぁぁあ!?」

 

ドガガガガガガ!

 

ゼインはバッタモンダーが粉砕されるまで何度もキックを叩きこんだ・・・

 

トライアル!マキシマムドライブ!

ゼイン「9.0秒、それが絶望までのタイムです。」

 

ゼインがタイマーを止めた瞬間バッタモンダーにTの文字が刻まれる!

 

バッタモンダー「ぎゃああああ!」

 

ズガーン!!

 

バッタモンダーはそのまま粉々になってしまった・・・

 

ゼイン「さぁ待っていて下さいねましろさん。この世界をあなたの絵本のようにできるまであと少しです。」

 

そうしてゼインは歩き出すのだった・・・

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