夜が明けると正義たちは監視カメラやバットショットで撮った写真を園長やシュイ、ラミリスに見せた・・・
正義「私たちだけの秘密ということも考えましたがこの施設の防犯のことも考えてお話しました。」
ラミリス「夜にそんなことが・・・」
シュイ「こいつらは近くにアジトを構えている元ハンターっすね。」
園長「犯罪行為に走るなんて・・・悪い子たち・・・!シュイ、少し出かけてくるので子供たちを任せましたよ。」
正義「残党狩りですか?なら私も・・・」
園長「いえ、正義さんは十分働いたので後はこの老兵に任せてください。」
正義「は、はい。」
有無を言わせない迫力に正義は控えた・・・
シュイ「久々に見たっすね・・・園長のマジ怒り・・・私の弓の師匠で元凄腕ハンター、昔はクマ会長と一緒に迷宮を荒らしまくって団長も一目置いてるくらいっすから・・・」
正義「人は見かけによりませんね・・・」
ラミリス「そうなんだ・・・」
そうして戻ってきたころには園長は笑顔で子供たちの所に戻り・・・
園長「彼らがちょっかいを出すことは二度とないでしょう・・・」
よく見ると矢筒から矢が消えていることにハッコンと正義は礼を言うのだった・・・
正義「いずれシュイもそうなるんでしょうか・・・」
ハッコン「怖い・・・」
ちょっと恐ろしくなりながらも一日を終えるとケリオイル団長から早速遠征の誘いがあった・・・しかしその場所は・・・
ラミリス「ぎゃぁああああ!!亡者の嘆き階層!!?」
ケリオイル「あぁ、そこに遠征を予定しているから参加してくれるか?」
ヒュウルミ「確かその階層は死人魔(しびとま)や骨人魔とかきもいのがてんこ盛りだったよな。」
正義「ラミリスさんの叫び顔も結構ホラーでしたけど・・・」
ハッコン(名前の感じゾンビとかスケルトン系かな?)
ラミリス「本当にそこに行くの・・?」
ケリオイル「都合悪いのか?」
ラミリス「そうじゃないけど・・・」
正義「団長。あの叫び声で察しましょうよ。怖いんですよラミリスは。」
ヒュウルミ「昔から怖い話とか苦手だったもんな。ビビってるだろ?」
どうやらラミリスはホラーが苦手なようだ・・・
ラミリス「ち、違うし!もう子供じゃないんだから!」
ケリオイル「あ~怖いのダメか・・・けどあそこの敵は動く死体と骸骨とあとは幽霊くらいだぜ?平気平気!」
正義「団長、ホラー苦手な人はそれが駄目なんですよ。」
フィルミナ「そうですよ。皆が団長みたいに神経図太くないんですから。」
ヒュウルミ「俺は話に聞いた程度の知識しかないんだがどんな場所なんだ?」
フィルミナ「そうですね・・・昼夜問わず厚い雲に覆われ、稲妻が煌めき、肌寒く、今にも朽ち果てそうな墓石がそこら中に並んでるくらいでしょうか。」
ラミリス「ひぃいいい!!」
正義「いや、真顔で言い切るフィルミナさんも結構図太いですね!?」
二人の容赦のなさに正義はドンびく。
ヒュウルミ「ガキの頃なんて怖い話聞いたら夜トイレに行けなくなってただろ?」
ラミリス「そんな昔の話言わなくても・・・」
ケリオイル「しかしラミリスがいけないとなると誰がハッコンを運ぶかだな・・・」
正義「私が常に変身して持てばいいですけど素早い動きもするので重りはない方がいいんですよね・・・」
フィルミナ「最強戦力の正義さんには十全に戦って欲しいですしね・・・」
ケリオイル「階層主は固定の場所にいるわけじゃねぇしな・・・」
ラミリス「ちょっと待って!うちはいかないなんて言ってないし!むしろ怖いの得意だし!」
ヒュウルミ「なら行ってもいいんだな?」
ケリオイル「よっしゃ!」
そうしてラミリスの強がりに乗っかって正義たちは階層に行くことになるのだった・・・