そうして冥府の王の打倒を掲げたところで各階層から腕利きのハンターたちが集まっていた。
カリオス「お、ハッコンたちも参戦か!」
コルス「よぉ、久しぶりだな。」
ラミリス「二人とも討伐隊に?」
二人「おうよ!」
門番コンビの二人の参戦に盛り上がっていると・・・
正義「おや、自販機くじの常連のお爺さんと奥さんじゃないですか。」
老父「おお、ハッコンはこっちに来ていたのか。くじをやってもかまわんか?」
正義「これから戦いなのに緊張感ないですね・・・」
老婆「まぁまぁ、運試しということで多目に見てください。」
園長「皆さん、お久しぶりですね。」
ラミリス「園長先生!」
始まりの階層の孤児院の園長も来てくれたようだ・・・
老父「なんだフォクシー、お前も参加するのか?」
老婆「元気にしとったのかい?」
園長「はい、シメライ先輩もユミテ先輩もお元気そうで。」
ハッコン(3人とも知り合いだったのか!?)
正義(ということはこの二人も実力者だったんですね・・・普段はくじ中毒の夫を引きずって帰らせる夫婦とばかり思ってましたが・・・)
普段の印象が印象だけに二人は驚く。
そうして協会に集まって待機していると・・・
ラミリス「沢山いるね!」
ヒュウルミ「おそらくどいつも強力な加護の持ち主だぜ。」
人の多さにラミリスがはしゃいでいると・・・
ハンター「なんだ?年寄りの集まりは!介護施設じゃねーぞ、やる気あるのかよ?」
正義「テンプレですね・・・まぁ、実力と性格は必ずしも比例しませんもんね。」
ヒュウルミ「おいあんた、下手なことは口に出さない方が身のためだぜ。」
ハンター「なんだと・・・誰に向かって生意気な口をきいてんだ・・・!」
ケリオイル「どうした?もめごとか?」
するとケリオイルが騒ぎを聞いて現れた。
ハンター「なんだおっさん、テメェもこいつらの仲間か?」
ケリオイル「あぁ、仲間だぜ?目下口説き中だけどな。」
正義「そういえばケリオイル団長。今日はアカとシロさん、シュイやフィルミナさんも来れないんでしたっけ?」
ケリオイル「あぁ、3人とも本調子じゃないし、フィルミナは亡者の嘆き階層ってことで留守番兼介護役だ。」
ハンター「!?ケリオイルにそのメンバーの名前・・・まさか愚者の奇行団・・・」
ケリオイル「だったらどうする?」
ハンター「ひぃいい!?なんでもございません!!」
ハンターは愚者の奇行団を知っていたようで這いつくばりながら消えてしまった・・・
ケリオイル「どうも、愚者の奇行団で団長をしています。よろしくお願いします。」
ハッコン(おぉ・・・丁寧なあいさつをする団長ってレアだな・・・)
正義(それだけ凄いってことですか・・・戦ってみたいですね。)
ケリオイルの丁寧な態度に正義はバトルジャンキーな血をたぎらせる。
ミシェル「ミシェルと申します!若輩ものですがよろしくお願いします!」
ミシェルも到着して園長や老夫婦に挨拶をする。
フォクシー「始まりの階層で孤児院をしているフォクシーと申します。」
ユミテ「ユミテと申します。加護に癒しの光と剣術を少々。」
シメライ「ワシはシメライ、魔法といくつかの加護を所有している。」
一通り自己紹介を終えて親睦を深めたところで捜索を開始することになった。
いくつかのチームに分かれることになったが実力者ということでラミリスはケリオイルたちと同じチームとなった。
クマ会長「危険な役割で申し訳ない。」
シメライ「お前さんは変わらんのぅ。堅苦しいところなんぞ昔のままじゃ。」
ユミテ「そうですよ。仲間なんですから。」
正義「やっぱり同じハンターチームだったんですね。」
フォクシー「えぇ、私は後から入ってきましたけど3人とも前線でじゃんじゃん敵を倒しまくってたのよ?」
正義「人に歴史ありですか・・・早速ですが敵ですね。ここは私が・・・」
フォクシー「いえいえ、若者は体力を温存しておいてください。ここは私と先輩たちで。」
フォクシーはそういうと矢に光を纏わせてはなった!
ズガガ!!
矢は正確無比に魔物に当たる!
ユミテ「では、魔物は気付いてないようですし・・・」
シメライ「ワシらで一掃するかの!」
そういうとシメライは風の魔法で骨人魔を見事にバラバラにしユミテも高速の抜刀術で切り裂いていく!
ヒュウルミ「こりゃしばらく出番ないな・・・」
正義「老いてもなお盛んなりとは彼らのことですね・・・」
クマ会長「あぁ、衰えてないようだ。」
シメライ「いや~練度が落ちておるの。練り直さねば・・・」
ユミテ「切れ味が鈍くなっています・・・はぁ・・・年は取りたくないですね。」
フォクシー「シュイに偉そうなことは言えませんね・・・」
ラミリス「すっごいね!うちらも負けてられないね!」
ハッコン(確かに・・・)
正義(これで怠けてたら無能確定ですよ。)
お年寄りに強さに戦慄する二人であった・・・