ゼインの世界渡り   作:ikkun

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金策と次なる一手

そうしてラミリスのお説教が終わって一夜が経ったあと正義たちは猛暑なのでハッコンの出したアイスを食べながら作戦会議となった・・・

 

クマ会長「皆休ませてくれてありがとう。会議の内容だがまずはどうやって壁の大穴を防ぐかだ。」

 

するとヒュウルミが手を上げる。

 

ヒュウルミ「大穴の周辺に瓦礫が山ほどあるだろ?それを使えばいいと思うんだが・・・土を操れる人材は何人いるんだ?」

 

クマ会長「三名ほどいたな・・・」

 

正義「あ、私も土を操れます。植物も操れるので補強は任せてください。」

 

シメライ「土魔法か・・・得意ではないがな。」

 

ヒュウルミ「それだけの土魔法と瓦礫を組み合わせたらどうにかならねぇか?」

 

ハンター「ハッコンが化けたあのデカい奴で防げないか?」

 

正義「あれには時間制限があって金貨すごい勢いで消費するんですよ。」

 

クマ会長「うぅむ・・・この協会にももう金貨60枚ほどしかないからな・・・」

 

ハッコン「たりんかも。」

 

みんながうなる中もう一人手を上げる。

 

ツオリ「クマ会長。それならばわらわにいい考えが。わらわの屋敷には金庫があるのでそこから出資いたしますわ。」

 

それはつまり・・・

 

正義「魔物がまだうろつく集落に行かないといけないわけですね・・・」

 

クマ会長「しかし現状それが一番いい手だ。数人で潜入してハッコンに入れよう。」

 

そうしてメンバー編成はツオリとボディガード、ハッコン、ラミリス、正義。ミシェル、ミケネとショート、シャーリーである。

 

ハッコン(瓦礫や魔物を迂回しながらだったけどなんとかたどり着けたな・・・)

 

ミケネ「地図だとこのあたりだけど・・・」

 

ツオリ「えぇ、わらわの屋敷・・・わかっていたつもりでしたけど・・・」

 

ボロボロに屋敷を見てツオリが涙を流す。

 

正義「大人ぶっててもまだ子供なんですよね・・・」

 

ハッコン(あぁ、絶対なんとかしないとな・・・)

 

ツオリは落ち着いて皆を案内する。

 

ツオリ「金庫は地下にあるはずですわ。」

 

シャーリー「美術品もボロボロね・・・」

 

ラミリス「ひどい・・・」

 

ツオリ「まぁ、想定内ですわ。一見豪華そうなものでも大した値段ではありませんので。」

 

正義「そんな現実的な・・・っておぉ・・・地下の階段、ロマンですね。」

 

ショート「ホントだ!」

 

ラミリス「男の子ってこういうの好きやな!?」

 

キラキラした目をしている男性陣にラミリスは呆れるのだった・・・

そうして重厚な扉を開くと・・・

 

ミシェル「金塊や金貨の山ですね・・・」

 

正義「まさかここまでとは・・・」

 

ツオリ「こんなにため込んでいたのね。」

 

ハッコン(なんで当人もびっくりしてるんだ!?)

 

ボディガード「お嬢様は初めてでしたか・・・」

 

ツオリ「金塊はいれられないでしょうから金貨を全部お貸ししますわ。」

 

そうして手分けして金貨を全部いれるのだった・・・

 

ツオリ「これは貸しですので、あとでハンター協会にきっちり請求しますわ。」

 

正義「よかった・・・もし私とハッコンで返済ってなったら何年たっても足りませんよ・・・」

 

ミシェル「そんなこと考えてたんですね・・・」

 

シャーリー「ある意味余裕ということでしょうか・・・?」

 

ハッコン(人は逆境で真価を問われるっていうけどツオリは魅力的な人間になりそうだ。正義にとってはこの程度逆境じゃないのかみみっちぃけど・・・)

 

対称的すぎる二人にげんなりするハッコンたちであった・・・

こうして金貨110枚を手に入れて協会に戻ってきたが・・・

 

ハンター「ハッコン・・・冷たいの~・・・・!」

 

住人「俺にも・・・」

 

ハンター「正義~なんか冷気出せる姿になってくれ!」

 

ハッコン・正義「ぎゃぁああ!」

 

熱さにやられた皆に詰め寄られるのだった・・・

 

正義「暑さもありますし早急に終わらせましょう・・・」

 

ハッコン「そうだな・・・」

 

そうして修復班で会議を始める。

 

クマ会長「それで入れた金貨でどれくらい変身できる?」

 

ハッコン「す・こ・し・の・あ・い・だ。」

 

そうしてハッコンはペットボトル一本を出す。

 

クマ会長「一本・・・つまり一時間か。敵を攻撃するなら夕方だが他にあるか?」

 

ヒュウルミ「成功率を上げるため夕方に敵がひいた後闇夜に紛れて実行部隊が穴付近まで移動、真夜中ハンター協会の総攻撃の開始を待てば穴は手薄になる。」

 

正義「防衛側がかなりの負担になりますが大丈夫ですかね。」

 

クマ会長「それでもやらねばならんな。」

 

このままでもじり貧だとクマ会長は決断した。

夕方に皆を集めて音頭を取る。

 

クマ会長「この一戦は生死を分ける!特にハッコンの役割は重要だ。」

 

正義「そうそう、ハッコンの双肩にかかってますよ。肩はないですがあるつもりで頑張ってください。」

 

ハッコン(重すぎる・・・)

 

そうして夜に森の中を歩いていると・・・

 

正義「やっぱり穴付近には魔物が集中してますね・・・」

 

クマ会長「流石に見つからないのは不可能か。」

 

シメライ「ここは待つしかあるまい・・・」

 

そうして息を殺していると…

 

魔物「ぐわぁああ!」

 

正義「見つかりましたか・・・!」

 

シャーリー「任せて!」

 

シャーリーは鞭の連発で魔物を最短で仕留めた・・・

 

クマ会長「妖艶なる影は健在か。」

 

シャーリー「その恥ずかしい呼び名はやめてくださいな・・・」

 

ハッコン(やっぱりハンターをやってたのか・・・)

 

クマ会長が知っていることからそう推測したハッコン、そうこうしている間に魔物たちはハンター協会に向けて歩みだす。

 

クマ会長「ではハッコンと正義は先行して壁を塞ぐのと魔物の殲滅の先方たのんだぞ。」

 

ラミリス「・・・二人とも、がんばってね。」

 

正義「え?」

 

ハッコン「えええ?」

 

まさかの反応に驚く二人・・・

 

ラミリス「束縛がきつい女は嫌われるっておばあちゃんが言ってたし・・・私は二人を信じることにしました!だからかえってきてね!」

 

ハッコン「ま。か。せ、て。」

 

正義「ではいきますか。」

 

そうしてハッコンは空から。正義は草むらに潜みながら魔物たちのところに向かうのだった・・・

 

正義「しかしこんなに統率がとれてるなんて怪しいですね・・・壁の穴から適確な行軍・・・もしかしたこの世界にも魔物を操る魔法とかあるんでしょうか?」

 

するとハッコンは巨大自販機になって降下した!

 

正義「ならこちらもやりますか。」

 

正義はバスターのゼインカードを出すとそれは土豪剣激土と玄武神話ライドブックとなった。

 

玄武神話!かつて四聖獣の一角を担う強靭な鎧の神獣がいた・・・

 

そうして正義はライドブックを剣に装填してトリガーを引く!

 

正義「変身。」

 

一刀両断!ぶった切れ!ドゴ!ドゴ!土豪剣激土!激土重版!絶対装甲の大剣が北方より大いなる一撃を叩き込む!

 

そうして仮面ライダーバスターへと変身して魔物たちに立ち向かうのだった・・・

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