戻ってきたハッコンたちは会長たちにケリオイルのことを報告した・・・
クマ会長「結論を言うとケリオイルたちを指名手配することになった。奴らが裏切るとはな・・・」
シュイ「うちらにもちゃんと相談してほしかったっす・・・」
へブイ「副団長の境遇も関係しているんでしょうね・・・甘えるのが下手なのですよ。」
シュイ「それでも話してほしかったっす・・・!」
へブイ「そうですね・・・」
正義「息子を残していったのは私たちが危害加えないと思われてるからでしょうか・・・なんか甘ちゃんって馬鹿にされてる感じがしますし人質にして戻ってくるよう脅しますか?」
ラミリス「ダメに決まってるでしょ!?」
ハッコン(正義みたいに怒るところなんだろうけど・・・どうしてもそう思えない。)
クマ会長「さて、ケリオイルの言葉を信じるなら奴らは最終階層に移動して攻略を始めるはずだ。」
ミシェル「団長たちはどのように移動するんでしょうか?」
ヒュウルミ「冥府の王が階層を移動できる魔道具を持っているか・・・単純に階層の奥にある転送陣で飛んだんだろう。」
へブイ「ですが攻略の心配はないでしょう。4人だけでは戦力不足でしょう。冥府の王を出し抜くなら残りの団員2人を誘うのが妥当ですね。」
正義「この変わった団に入ってるのが二人もいたんですね・・・」
まだ変わり種の団員がいたことに驚く正義。
へブイ「えぇ、変わり者ですから口車や物につられて力を貸しかねません。」
シュイ「ないとは言えないっす・・・」
ハッコン(へブイに言われるって相当だな・・・)
しかし今後の方針は決まった。
クマ会長「なすべきことは平和を取り戻しつつ残りの団員を接触してこちらの陣営に引き込むことか。」
へブイ「その通り、二人ともダンジョン内にはいるはずなのですが・・・どの階層にいるかはわかってないのですよ。私は二人を探す役目を担っていたのですが監獄に閉じ込められてたので・・・」
正義「なにやってんですか・・・」
ヒュウルミ「どっちにしろ階層を自由に行き来できないからどうしようもないな・・・」
クマ会長「なら清流の湖階層に戻ろう。復旧は始まったばかりだからやることは色々ある。」
そうしてハッコンたちは転送陣に乗って作動したのだが・・・
ぶぅう・・・
正義「なんか転送陣赤くなってません?」
ヒュウルミ「まずい!?干渉されてやがる!離れろ!」
シュイ「無理っす!?動けない・・・」
全員「うわぁああ!?」
そうしてハッコンと正義は気を失ってしまい・・・
正義「うぐ・・・まさかあの団長転送陣に細工してたとは・・・」
ハッコン「ここは・・・?」
そうして転送陣が再び送られたのはクマ会長とヒュウルミだけだった・・・
正義「クマ会長とヒュウルミもここでしたか・・・」
ハッコン「ラミリスや皆は!?」
クマ会長「ここは迷路階層に転送陣のようだな。」
ヒュウルミ「くそ・・・細工されてたか・・・仕掛けた側もどこに飛ばされたかはわからないはずだが・・・」
ハッコン「そんな・・・!」
転送陣の魔力が溜まるまで離れ離れの状況となってしまうのだった・・・