デカすぎる階層主を見て一同驚く。
ヒュウルミ「あんな木が動いたら当たりの木が倒れるだろ!」
へブイ「それが階層主の能力なんでしょうね・・・あれが動くと木が避けるんですよ。」
正義「森の中で植物操作の魔物で火気厳禁・・・とんだクソゲーですね・・・」
ハッコン(一筋縄ではいかなそうだな・・・)
へブイ「まぁ今後の話は置いておいて今日は見張りをお願いできますか?」
そうしてハッコンとラミリス、正義の3人は見張りとなった。
ラミリス「こうして3人で過ごすのって久しぶりだね。」
正義「大体ヒュウルミとかミシェルとか愚者の奇行団とかいましたからね。」
ラミリス「こんなときに言ったら怒られそうだけど、2人と一緒だったらなんでもできる気がするの。」
ハッコン(俺もそう思うよラミリス。)「う・ん。ありがとう。」
ラミリス「ありがとうって・・・改めて言われると変な感じだね・・・」
すると二人の雰囲気が甘くなる。
正義「あーっと・・・ちょっとお花摘みしてきまーす・・・」(小声)
ハッコン(おーい!お嬢様っぽく逃げるな―!!)
夕日に照らされたラミリスがいつもより綺麗に見えてハッコンはどぎまぎしてしまう・・・
ハッコン(無機物と少女のとんでもラブコメ展開か!?)
ラミリスがハッコンの気持ちも分からず顔を近づけた瞬間!
ラミリス「はぁ!」
魔物「きゅう!?」
花形の魔物が飛び出してきてラミリスが拳で成敗した・・・
正義「良いところだったのに・・・」
ラミリス「見張り中だったの忘れてたね。あれ?正義君は?」
ハッコン(・・・真面目に見張りしないとな。)
そうしてちょっとラブコメもありつつシュイにここでの生活について聞く。
正義「野菜はやっぱりこの魔物ですか・・・野菜型が多いですし納得ですけど。」
シュイ「ここの野菜の魔物は中々味はいいっすからね。」
シュイはスイカ型の魔物を射りながら言う。
シュイ「それに木材の在庫が多いっすから矢に困らないっすよ。」
武器屋「シュイ!矢の在庫持ってきたぞ!お、お前さんが噂のハッコンと変身男の正義、怪力娘か。」
正義「変身男・・・まぁあながち間違ってないですね。」
ラミリス「ラミリスです!」
武器屋「おぉ。そうか、ラミリスは徒手空拳で戦ってるんだってな。」
正義「あの怪力で武器を使おうものなら全部粉々になりますよ。」
ラミリス「失礼な!」
武器屋「そうだ!うちに来い!いい武器見繕ってやるよ!」
そうして連れてこられた先はいかにもファンタジーな武器屋だった・・・
ラミリス「うち・・・武器はいらないんだけどな。」
ヒュウルミ「いいじゃねーか、ハッコンの食料の礼なんだから。」
正義「やっぱり怪力を活かすならハンマーやメイス、モーニングスターとかですかね。魔石いりもありますし魔法と一緒にぶっ放せれば戦術の幅が広がりますよ。」
ラミリス「あ!このローブ可愛い!」
ラミリスが目をつけたのは全体的にけばけばしい見た目のローブだった・・・
正義(なんか芦戸さんのコスチュームみたいですね・・・)
正義は少しむかしのことを思い出す。
武器屋「それは撥水加工もあって暑さ寒さにも強いんだが見た目が派手でな。売れねぇんだよな。」
ラミリス「ハッコンどうかな?」
ハッコン「ありがとうございました!」
ラミリス「それって褒めてるの?」
ハッコン「うん。」
正義「ハッコンはやっぱりラミリスには甘いですよね・・・」
あとで買えないか交渉することにするハッコンであった・・・
そのあと武器屋にある魔道具を使うように言われる。
武器屋「これはな、手に持った途端重くなる代物だ。」
ヒュウルミ「計測の石か。中々珍しい魔道具じゃねーか。」
そうしてラミリスは一番手前の石を持つ。
ラミリス「これは軽いね。」
ヒュウルミ「どれどれ・・・ってこれかなり重いぞ!?」
正義「確かに・・・これは中々・・・」
武器屋「じゃあ一つ飛ばして3番目はどうだ?」
ラミリス「あぁ、まだ全然軽いよ。一番奥はハッコンくらいだね。」
武器屋「マジか!あははは!こりゃすげぇ!お嬢ちゃんに合う最高の武器を作ってやるぜ!!」
ラミリスの驚異的な怪力に武器屋も職人魂を刺激されたのかやる気になったようだ。
こうして戦力強化が図れることになったラミリスであった・・・