そうして正義たちは朝に捜索を開始した。
ミシェル「師匠たち・・・なんで夜の散歩に誘っていただけなかったのですか?一人で食事していると女性が寄ってくるので気づかれしてしまって・・・」
正義「それじゃあ人見知り克服にならないでしょう?それに私たち以外にそういうこと言わない方がいいですよ・・・」
ハッコン(この言葉も嫌味じゃなくて本心なのが彼の凄いところだよな・・・)
ミシェル「それでタシテというハンターについて灼熱の会長に聞いてみたのですがたぎる爆炎の団というチームのリーダーでメンバーは十数名、今は砂漠地帯にある遺跡の探索に向かっているそうです。」
正義「じゃあ遺跡に向かうしか手はなさそうですね。」
ラミリス「そうなると砂漠を進まないと駄目なんだよね・・・」
砂漠の熱さを体感しているラミリスはげんなりとしてしまう・・・
ミシェル「師匠たち・・・私は連れてってもらえますか?」
正義「大丈夫ですよ。戦力は大いに越したことはないですし。」
そうしてまたミシェルを仲間にしたハッコンたちだったが遠くから声が聞こえる。
シュイ「待つっすよ!またいなくなるつもりっすか!?なんで一人で抱え込もうとするっすか!」
へブイ「これは私事なので皆様にご迷惑をおかけするわけには・・・」
シュイ「またそうやって勝手に決めて・・・!相談しないでケリオイル団長もへブイも一緒っす!頼りないかもしれないけど話してほしかった・・・そしたらもっと違う未来があったかもじゃないっすか・・・」
ラミリス「シュイ・・・」
へブイ「皆さまもいらっしゃったんですか・・・」
正義「まぁ、事情を話したら納得するかもしれないですし話してもらえないですかね?」
へブイ「そうですね・・・面白くもない話ですあが・・・」
へブイは話し始める。愚者の奇行団に入る前へブイは幼馴染とコンビでハンターをしており連携も完璧で新進気鋭の噂になるほどだった・・・ある日驚くほどの報酬をに入れたへブイは誕生日プレゼントに幼馴染に靴を送った。それが・・・
正義「ラミリスさんの今持ってる靴ですか。」
へブイ「えぇ・・・彼女は喜んでくれてどこへ行くにもその靴を履いていましたよ絶対に誰にも渡さないと靴紐をしっかり縛って・・・」
ハッコン(それだけでどれだけ相思相愛だったかがわかるな・・・)
しかし商人の護衛で盗賊の襲撃にあってしまいへブイは相手の一撃で気を失っている間にあたりには死体の山がありそして・・・・
へブイ「幼馴染は膝から下を失っていました・・・」
正義「つまり靴ごと奪われたということですか・・・」
へブイ「えぇ、無理やり切り落とされたのでしょう・・・靴紐をきつく縛っていたので奪う際に解けなかったのでしょう・・・相手は仮面をしており唯一の手掛かりが奪った靴だけだったのです。それでわずかな希望にすがり人の履いている靴を見るようになり今に至ります・・・」
ハッコン(へブイにそんな壮絶な過去があったとは・・・)
へブイ「聖職者でありながら復讐のことだけ考えて今まで生きてきました・・・ケリオイル団長たちのことをとやかく言っておきながら・・・」
シュイ「バカっす!団長たちもへブイもおおまぬけっす!もっと早く相談してくれていたら靴だって早く見つかったかもしれないのに・・・」
正義「そうですよ・・・なんで言ってくれなかったんですか・・・そんな助けたら善意満載なことを!」
ラミリス・ハッコン「え?」
正義「その復讐私も手助けさせてください!いえ、無理やりにでもしますよ!雑魚は私に任せてへブイさんは存分にボスをボコボコにしてください。これこそ悪意を滅ぼす行動です!」
へブイ「まさか止められるどころか手助けしてくれるとは・・・」
シュイ「正義みたいに積極的に手伝ってくれる人だっているんすから正直に言えばよかったんすよ!」
ミシェル「ここからつなげるシュイさんも凄いですね・・・」
へブイ「そうですね・・・私が間違っていたようですね。皆さんも手を貸してもらえますか?」
全員「おう!」
そうして皆で遺跡を目指すことになるのだった・・・