ゼインの世界渡り   作:ikkun

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スリクマスと不穏な告白

今日はスカイランドのクリスマス・・・スリクマスの日、しかしカイゼリンとの決戦が迫る中スカイランドの国民は暗い雰囲気に包まれていた・・・いくらツバサの研究でバリアができ青の護衛隊もランボーグを浄化できるようになったといっても不安なものは不安なのだ・・・

 

エル「パーティするの!」

 

エルの言葉で元気づけるためのパーティの発案に全員が賛成して盛り上げるための飾りつけの準備やケーキ作りなどをソラやツバサの家族を巻き込んで行われた。

そしてスリクマス版サンタ・・・ターサンがスカイランドに発生する局所的竜巻・・・いじわるハリケーンに飲まれてしまい救出と汚れてしまったプレゼントの補修作業を行った。

その中でもソラたちはターサンに戦いを終わらせることと自分達も皆を笑顔にすることを誓ったのだった・・・

 

全員「カンパーイ!!」

 

そうして行われたスリクマスパーティは用意したケーキや青の護衛隊の演奏も皆は喜んでいた・・・

 

正義「・・・・」

 

そんな中で一人は演奏の音は聞きつつもただ一点、ましろを見つめる一人の男がいた・・・そう、すでにとある計画を思い描いた善井 正義であった。

 

 

 

そんな楽しいパーティの中ダンスタイムが来る。

 

ツバサ「踊るのは苦手でしたけどこの前の特訓で上手になったんですよ。」

 

あげは「うんうん!ならもっとアゲアゲでいくよ!」

 

ソラ「ましろさん!楽しいですね!」

 

ましろ「うん!」

 

そんな中四人もおなじみの組み合わせや色々な人と踊るため皆バラバラになってしまった・・・

 

ましろ「ソラちゃんたちどこ行ったんだろう・・・」

 

ましろは人込みをかき分けてソラたちを探していると・・・

 

「お嬢さん、私とも踊ってくれませんか?」

 

ましろ「えっ・・・きゃ!」

 

一つの手に自分の手を握られて引っ張られるましろ、そこにいたのは・・・

 

ましろ「ま、正義君・・・?」

 

正義「どうも、ましろさん。ちょっと心配だったのでヨヨさんのトンネルづくりを見て参考にトンネルを作ってきちゃいました。」

 

ましろ「そ、そうなんだ!ならみんなにも・・・」

 

正義「いえいえ、こっそり来てるんでいまいることがバレたら避難役の仕事放りだすなって皆に叱られちゃいます。すぐに戻りますよ。」

 

ましろ「そっか・・・」

 

正義「このパーティが終わって用事を終わらせたらツリーの前に来てください。待ってますね。」

 

ましろ「え・・・?う、うんわかったよ。」

 

正義「では・・・。」

 

そう言って正義ははなれていった・・・その後はターサンのプレゼント配りをしていたのだがましろは正義の呼び出しが頭を離れずにいた・・・

 

あげは「ましろん大丈夫?プレゼント配り中も今もぼーっとしてるけど?」

 

プレゼント配りが終わった後あげはがましろを問い詰める。

 

ましろ「そ、そうかな?夜遅くまで頑張ったし疲れちゃったのかも!?ちょっと夜風を浴びてくるね!」

 

そういってましろは外にいってしまった・・・

 

ソラ「ましろさん・・・」

 

ツバサ「ソラさん、追いかけたらどうですか?エルちゃんは僕や王様たちに任せてください。」

 

あげは「そうそう、ましろんの頼れる味方はソラちゃんだけなんだから!」

 

ソラ「・・・!!はい!行ってきます。」

 

そんな中ましろがツリーの前に行くと正義はすでに待っていた・・・手には大量のバラの花の入った瓶を持っていた・・・

 

ましろ「正義さん・・・?」

 

正義「これ365本のバラのドライフラワーです。クリスマスプレゼントに送らせてください。」

 

ましろ「わぁ・・・綺麗!ありがとう正義君!」

 

ましろは純粋に綺麗だと喜んでいたがバラの花が365個の意味があなたが毎日恋しいという重めの意味なのだ・・

 

正義「ましろさん、もう一つ話があるんです。」

 

ましろ「何?」

 

正義「明日の戦い・・・ましろさんだけ抜けられませんか?」

 

ましろ「え・・・?」

 

正義「実はゼインにコンタクトが取れたんです。彼に任せればアンダーグ帝国は滅びます。そうすればスカイランドは救われるだからもうましろさんが傷つくことはないんです。」

 

ましろ「それはダメだよ!ゼインはカイゼリンとは話しあえるのにそれをしない・・・だから私たちで彼を止めないといけないの!」

 

正義「それもソラやエルレインに吹き込まれたんですか・・・?アイツらは話が通じる奴らじゃないんですよ?」

 

ましろ「二人ともわかってないよ・・・カイゼリンは昔は優しかったってことが・・・」

 

正義「今はなしが通じなければ意味がないじゃないですか!お願いですましろさん・・・貴方が好きなんです。貴方を・・・失いたくない。」

 

そう言って正義はましろを抱きしめるが・・・

 

ましろ「違うよ・・・これは私の意思。マジェスティクルニクルで過去を見て決めたの。だから二人にも証明してあげる!信じることの大切さを・・・!」

 

そう言ってましろは戻ってしまう・・・

そうしてましろを見送る正義だったがその目は永久凍土のように冷え切っていた・・・

 

正義「それが未来で悪の種になったらあなた達は責任が取れるかって話ですよ・・・結局独りぼっちの理想郷か・・・」

 

そう言って正義は一枚のゼインカードを見ながらつぶやくのだった・・・




最後のセリフは仮面ライダーWの加藤順のセリフを少しアレンジを加えました・・・
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