過去の世界へと
正義は馴染みのある世界にいた・・・
正義「ここは・・・見た感じの街並みですね。」
そうここは正義の元居た世界・・・個性という特殊能力のある世界だった・・・
正義「でも少し街並みと違いますね。それに。」
オールマイト「はーははは!!」
正義「オールマイトがヒーローとして活躍している・・・ここは過去の世界ですか。」
正義は自分がいた世界よりも過去だとオールマイトが活躍しているのを見て察する。
すると路地裏で騒ぎを聞く・・・
チンピラ「てめぇ・・・買ったばかりだぞ。謝れよ。」
青年「あわわ・・・」
見るからにチンピラの3人が青年に絡んでいた。
青年「すみませんでした!」
青年はあっさりと土下座する・・・
不良「情けねー!」
リーダー「雑魚が・・・」
リーダー格の不良がそのまま蹴り飛ばそうとすると青年はそのままなめらかに移動して蹴りを回避した!
不良「ふざけんな!」
リーダー格の男は青年を追いかけようとするが・・・
正義「良い個性でしたね。あの青年。また会えそうな気がします。」
リーダー「てめぇ、いつの間に!?」
不良「だ、誰だ!?」
正義は不良たちの背後を取って肩を掴み・・・
ドゴっ!ガスッ!!
リーダー「がは・・・」
不良「つぇえ・・・」
不良「個性使うヒマも無かった・・・」
一瞬で個性抜きで3人を叩きのめしていた。
正義「やっぱりこの世界は悪意に満ちている。まぁある程度正当防衛の許されてるのはいいですけどね。」
正義はそう言って路地裏を出るともう時刻は夕方だったが路上ライブが行われていた。
正義「ゲリラライブってやつですか。にしてもどぎつい衣装ですね・・・」
セクシーさを前面に出した衣装でおそらく跳躍を強化する個性で飛び回っている少女はいた・・・
正義「あ、さっきトカゲと炎っぽいのと水色髪の不良に絡まれてた青年じゃないですか。無事でよかったです。」
青年「え!?もしかして逃げられたのって君のおかげ・・・?」
正義「まぁ、そうですね。お礼代わりといってはなんですがあの女の子って何者ですか?」
青年「あぁ、あの子はポップステップって言うゲリラライブやってる子だよ。歌は見ての通りいまいちだけど可愛さとパフォーマンスで人気はそこそこあるんだよ。」
正義「ありがとうございます。でも個性無許可使用、警察に捕まらないといいですね。」
青年「でもキラキラしてる。いいな・・・跳躍の個性ってそうだ!バイトあったんだ!」
正義「そうだ、貴方の個性も中々のものだったので名前聞かせてください。」
灰廻「俺?灰廻航一!助けてくれてありがとう!」
そうして別れた正義は今日の宿としてホテルを取ると晩飯のために町に繰り出していた・・・
正義「どこか美味しいところは・・・やっぱ過去だから知ってるところ少ないですね。」
正義は店を探すが土地勘のない場所だし未来とは違う店もあり中々わからずにいた・・・
「どうかしましたか?道案内なら・・・ってのお!?」
正義「灰廻さん・・・何してるんですか?」
個性と共に現れたのはオールマイトパーカーを着た航一だった・・・
灰廻「バレてしまっては仕方ない・・・俺はひそかにいいことをしてストレスを解消している男!親切マンさ!」
正義「おぉ、それは関心ですね。もちろん黙ってますよ。そうだ、ご飯とか奢るので美味しい店教えてくれません?」
灰廻「え?いいの!もちろんだよ。」
灰廻と正義は一緒に行こうとしていると・・・
ポップ「あ、親切マンとさっき不良を叩きのめしてた人。」
路地裏にポップがいたのだ。
正義「見てたんですか?趣味がいいですね。」
ポップ「ゲリラライブの時に見えちゃったの。にしても凄い強さだね。不良を一瞬でボコボコ。親切マンもオールマイトのコスプレしてるなら見習ったら?」
灰廻「俺はなるべく世の中の役に立つの。手の届く範囲で!」
ポップ「身の程ってやつ?身の程マンだ!」
灰廻「親切マンだ!君のアイドルごっこだって警察に捕まるから気をつけてね。」
ポップ「ちょっと!私のはごっこじゃないし!本気だし!」
正義「どっちも無許可なのは同じ気が・・・」
ポップが灰廻にビンタしようとする手が誰かに当たる・・・
リーダー「あ?何すんだ?」
なんと正義がさっきボコった不良だった・・・
不良「こいつ知ってるぞ!セクシーな衣装で有名な・・・」
不良「あとは・・・ひぃ!?」
不良たちは正義を見て縮こまるが・・・
リーダー「てめぇ・・・さっきはよくも!」
リーダーの方は全くビビらず正義に突っかかってくる。
正義「やれやれ懲りませんね・・・こ、親切マンさん。こっからは私の範囲内なのでポップを連れて・・・」
灰廻「いや、俺も困ってる人を見過ごせない親切マンだ!」
その言葉に正義は少しだけ緑谷を思い出した・・・
正義「いいですね。では私の指示通りに動いてください。」
正義はそういうとドライブのゼインカードを出す。それはドライブドライバーとシフトデッドヒートに変化する。
そうして正義はドライバーのレバーを回すとシフトカーをシフトブレスに装填する。
正義「変身。」
ドライブ!タイプデッドヒート!
正義はそのままドライブタイプデッドヒートへと変身した!
不良「へ、変身系の個性か!?」
リーダー「怖気ずくんじゃねぇ!囲んじまえば・・・」
「おっと!そうはさせないぞ!」
ドーン!!
ポップ「また何かきたぁ!?」
すると上からゴミ袋をクッションにして覆面を巻いた男が現れた・・・
「俺はナックルダスター・・・加勢するぞ!」
突然現れたのは大柄でコートを纏った荒々しい男だった・・・