正義たちはキコユから渡された別れの手紙を皆に渡す。
シュイ「ちゃんと思い人に会えるといいっすね・・・」
へブイ「そうですね・・・わずかでも可能性があるのなら行動に移すべきです。失ってから後悔するよりは・・・」
ラミリス「寂しくなるね・・・」
正義「残る階層はあとわずかですがこのメンバーでいけますかね。」
へブイ「犬岩山階層と永遠の階層ですか・・・はっきり言って戦力の強化が課題ですね。」
正義「ならもう一つの目標、愚者の奇行団の残りのメンバーを探しに行きましょうか。」
それを言うと二人は微妙な顔になる・・・
へブイ「そうですね・・・実力は確かですし。」
シュイ「そうっすけど・・・性格はともかく。」
ヒュウルミ「お前たちも十分変わってると思うが・・・」
ハッコン「渋るってどんだけなんだ・・・」
ラミリス「居場所はわかってるの?」
へブイ「今までの階層にはいませんでしたし犬岩山階層で調べましょう。」
そうして転送陣を繋いだ皆は犬岩山階層の海に来ていた。
ヒュウルミ「この階層はその名の通りデカい犬の形をした岩のあるのとこでな。小さな島が点在する海の階層だ。」
正義「うっ・・・潮風・・・」
シュイ「潮風嫌いなんすか?自分は釣りが最高っすね。」
へブイ「団長も好きでしたしね。」
住人「おい、あんたら!」
そうして歩いていると住人たちに声を掛けられる。
住人「転送陣から来たなら会長に伝えるぞ。」
ラミリス「お願いします!そういえば魔物の被害はなかったの?」
住人「あぁ、そういえば来てたけど偶然来ていた凄腕ハンターたちが滞在してくれてなんとかなったな。」
シュイ「それって愚者の奇行団じゃなかったすか?」
住人「よく知ってるな。」
正義「どうやら先にスカウトに来てたみたいですね・・・その人の性格とから勧誘に乗ったりしますか?」
シュイ「大丈夫っすよ。たぶん・・・」
へブイ「ですね。団長たちだけなら不可能ですね。」
ハッコン「相当我の強い人間のようだな・・・」
ハッコンがその人物を思い描いていると・・・
犬岩山会長「やぁやぁ、よく来たね。」
犬岩山の会長は子供のような背丈の男だった・・・
正義「会議で会いましたけどやっぱ子供にしか見えませんね・・・」
ラミリス「お久しぶりです!」
犬岩山会長「うん、久しぶり。クマ会長から手紙預かってるんでしょ?」
ヒュウルミ「あぁ、これだ。」
犬岩山会長「うん、今の状況はだいたいわかったし・・・異変の解決はまかせたよ!」
ミシェル「丸投げですか!?」
役員「そうじゃないでしょ!皆さんご無礼を許してください。人員の捜索を手伝ってほしいですか・・・特徴はありますか?」
へブイ「では私が説明するので皆さんは自由時間でいいですよ。」
正義「ミシェル、師匠として試練です。もしへブイが靴の話で話題がそれそうになったら容赦なくぶっ叩きなさい。」
ミシェル「中々荒々しい試練ですね・・・」
シュイ「そうっすね・・・自分も残るっす・・・」
そうしてハッコンとヒュウルミ、ラミリスと正義は言葉に甘えて海で自由時間となった・・・
正義「まぁ、泳ぐのも気分じゃないですし釣りで大物取って度肝を抜いてやりますか。」
ヒュウルミ「いいな。海釣りは初めてだし楽しめそうだ。」
ラミリス「川魚を取るのは得意なんだけどな・・・パンチでだいたい水面から出てくるし。」
正義「いや素手で取るってクマですかあんたは・・・エサの自販機ってありましたっけハッコン?」
ハッコン「待ってました!フォルムチェーンジ!」
ハッコンは釣り糸やえさが販売されている自販機にチェンジする。
正義「竿ならいいのがありますよ。」
正義が召喚したのは電王ロッドフォームのデンガッシャー、あとは異世界のリール付きの釣り竿だった。
ヒュウルミ「おぉ!これを回せば糸が自由にまけるってわけか!」
ラミリス「竿も丈夫そうだね!そういえば自販機の文字だけのやつって餌だよね?うちつけてみたい!」
ラミリスとヒュウルミはエサを出す。
正義「相変わらずこのエサの見た目はインパクトありますね・・・」
ラミリス「確かに川ににたのがいたよね。」
ヒュウルミ「魔物に比べたら可愛いもんだな。」
ハッコン「そうだよね・・・・」
驚くことを期待してたハッコンは少し落ち込む。
ラミリス「じゃあいっくよー!」
ヒュウルミ「大物取るのは私だー!」
正義「私の流麗な釣りテク見せてやりますよ。」
ハッコン「漫画でよく見る念動力釣りで一番だー!」
そうして4人はエサを入れる・・・
ヒュウルミ「きたきた!そりゃ!」
正義「私もきました。それ!」
ラミリス「きたー!」
3人ともかなりの大物を釣り上げていた。
ハッコン「俺も来た!全力で行こうか!」
ラミリス「このしなり・・・うちらよりも大物だよ!私も手伝う!どりゃぁあ!」
そうして二人で釣り上げたのは・・・
正義「バカデカい貝ですね・・・」
ヒュウルミ「魔物でも見たことないし突然変異か?」
正義「なんかハマグリやホタテに似てますね・・・私夢だったんですよね。こういう漫画とかで見る馬鹿ッでっかい貝を醤油とバターでいただくのが・・・ハッコン。準備してください。男のロマンの料理を見せてあげますよ。」
ハッコン「正義の料理人魂に火が付いた!」
正義は釣り上げた魚と一緒に薪で火をつけて焼いていく・・・
ミシェル「やっと説明が終わった・・・お、魚や貝を焼いてるんですか!」
ラミリス「うん!正義が絶妙な焼き加減で焼いてて美味しいよ!」
ヒュウルミ「しかし結構な火力でやってるのにそのかい中々開かないな?」
正義「これだけのデカさですしね・・・火の通りが甘いんでしょう。これならシュイも大満足ですよ。ふー!」
正義が薪の火力を拭いてあげる。
シュイ「美味しそうな匂いがするっすね・・・ってそれって・・・・!!」
へブイ「・・・・まさか・・・・・・・・正義さん!すぐに火を消して!!」
正義「どうしたんですか?もしかして毒あるとか?」
シュイ「違うっすー!!わぁあああ!?」
バシャ!ドガっ!!
シュイは素早く火を消すとへブイがメイスで薪から遠ざける。
ヒュウルミ「どうしたんだ一体!?」
へブイ「失礼しましたその貝っぽいのに見覚えがあったので・・・」
すると貝が突然貝が開く!
「暑いです‥‥ピティが引きこもりだからってあんまりです。」
なんと貝の中にいたのだメカクレで緑髪の少女だった・・・