ゼインの世界渡り   作:ikkun

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脱出開始!

ハッコンたちは翌日から朝はピティの朝食を用意して、スルリムの部屋に招かれて商品を売った後は食堂で拠点の人間や獣人たちに食料を売る日々が続いた。

 

正義「はぁ~儲かるのはいいですがスルリムの部屋の時はバレるんじゃないかとひやひやしますね。あの人結構鋭いところあるし。」

 

ピティ「大変そう・・・ごはん、お世話になってごめんね。」

 

ハッコン「気にしてないよ。」

 

その後はピティの話し相手になる。

 

ピティ「今日はもうどこにもいかない?」

 

ハッコン「うん。」

 

正義「販売時間は制限されてるので今日はもう大丈夫ですよ。」

 

ピティ「ふふふ・・・良かった。今日も美味しいよ。」

 

正義「そうですか。そのチャーハンにはキムチをかけても美味しいんですよ。」

 

ピティ「ほんとだ。ごはんが進む・・・二人ともありがとう。」

 

ハッコン(これって吊り橋効果だよね!?そうだよね!?)

 

ハッコンは後でラミリスが怖くなりそうだと思いながらも日々は過ぎて行った・・・

 

ケリオイル「そういえば明日は準備は万端か?」

 

ハッコン「いらっしゃいませ。」

 

正義「えぇ、屋上での飲食会。アウトドアな商品や食品を提供することにしています。」

 

赤「いいよな。ハッコンと正義とピティと兄貴、スルリムが参加なんだろ?」

 

そう、明日は食事会という名目で昼に拠点の屋上でバーべキュウパーティを行うのだ。というのも灰が頼み込んでスルリムを陥落して重さの加護を持っているピティを荷物運びやハッコンを運ぶ要員として連れて行くことを許されたのだ。

 

ハッコン・正義(団長の息子・・・灰君・・・感謝しかない。)

 

心の中で涙を流しながら感謝するのだった。

 

ケリオイル「やっぱ中将軍は近くにいるそうだぜ、配下の奴らが話していた。だが俺たちも顔をみたことがなくてな・・・」

 

ハッコン(確かにあったことないのは不安だな・・・9

 

ピティ「ハッコン大丈夫・・・きっとうまくいく。」

 

ピティはどちらともとれる内容で励ます。

 

ハッコン「ありがとう。」

 

正義「なんでなつかれたんだか・・・」

 

ケリオイル「くそ~今後の二人の修羅場をみたくて冥府の王から離脱したくなるぜー!」

 

正義「最低の離脱理由ですね・・・」

 

正義はケリオイルをにらみながら答える・・・

 

赤「ホントにな!」

 

フィルミナ「ラミリスさんやシュイさんとの再会はちゃんと記録してくださいね。」

 

正義「フィルミナさんまで・・・だいたい脱出するって決まったわけじゃ・・・」

 

白「まぁそうだんだけどなー・・・」

 

なんだかんだ隠してある励ましを受け取りながら二人は仕込みのため夜なべして材料を用意して保存するのだった・・・

 

そうして貝を持ったピティと共に正義たちは満を持して屋上に向かう。

 

ピティ「ピティは二人を信じるね・・・」

 

正義「任せてくださいよ。」

 

ケリオイル「昼過ぎまでは誰も通さないからなー・・・」

 

フィルミナ「そういえば中将軍も冥府の王も来てませんでしたし警備は厳重にしないとですね!」

 

芝居臭いながらも情報を貰いながらハッコンたちはスルリムの元に向かった。

 

ピティ「よっと・・・」

 

正義「通常状態を楽々持ち上げるとは・・・ラミリスとはまた違った運搬が出来そうですね。」

 

スルリム「きたわね。そこの二人は氷漬けにするから怪しい動きはしない方がいいわよ。」

 

正義「では肉は私が焼きましょう。雪精人のあなたが焼くわけにはいかないでしょう?」

 

スルリム「そうね・・・」

 

そうしてバーべキュウは進んでいく。

 

灰「これ美味しいよ!お姉ちゃんも飲んでみて!」

 

スルリム「おぉ・・・!飲みかけを・・・!」

 

灰「嫌だよね・・・」

 

スルリム「そんなことないわ!!」

 

正義(灰も避難できないか考えてしまうのは俺だけだろうか・・・)

 

当然このバーべキュウにも仕込みはしてあり味付けは焼肉のたれだけにして飲み物をどんどん飲むように仕向けている・・・

 

灰「どうしたの?」

 

スルリム「ちょ、ちょっとお手洗いに行ってきてもいいかしら・・・」

 

そう、さらに飲み物は紅茶やコーヒーなどカフェインの多いものを取らせることで利尿作用を高めたのだ。

 

灰「僕も一緒にいくね!」

 

そうして灰が行ったと同時に・・・

 

正義ではやりますか。正義はウィザードのゼインカードを出すとそれはウィザードドライバーとインフィニティウィザードリングへと変わり正義はドライバーをスライドさせる。

 

シャバドゥビダッチヘンシン!シャバドゥビダッチヘンシン!

 

正義「変身。」

 

インフィニティ!ヒースイフード!ボーザバヒュードゴー!

 

正義は仮面ライダーウィザードインフィニティ―に変わった後・・・

 

ハッコン「フォルムチェンジ!風船自動販売機!」

 

ハッコンは結界内を風船で満たした後・・・ピティが重さの加護で字土井販売機や盾、ピティの重さを激減させれば・・・

 

チョーイイネ!フィニッシュストライク!サイコー!

 

ウィザードはインフィニティ―ドラゴンスタイルとなりドラゴンの爪で結界をガッチリと掴み、翼で飛び上がる!

 

ウィザード「よしよし軽い軽い!」

 

ハッコン「コイン式掃除機でさらに加速だ!」

 

風による推進力でさらにスピードアップで飛び上がり・・・

 

スルリム「くっ・・・!届かない!!」

 

スルリムの氷結の範囲内も素早く脱出できるというわけだ。

 

ピティ「やったねハッコン!」

 

ウィザード「空中に転移できないのは幸運でしたね。」

 

ハッコン「まぁ、できたとしても浮かべなきゃそのまま真っ逆さまだったしな!」

 

そのまま海を渡ることとなった。

 

ウィザード「このときのために拠点の人たちの金を集めてよかったですね。」

 

ハッコン「全くだ・・・」

 

ピティ「二人ともあれ・・・!なんか尾びれみたいなのが追ってきて・・・」

 

「うぉおおお!!」

 

なんとそこにいたのは一つ目に角の生えた魚の魔物だった!

 

ハッコン「なんだアイツ!50メートルはあるぞ!」

 

中将軍「待たんかー!冥府の王がおらんときに逃がしたとなれば失跡は免れぬ!中将軍として見過ごせぬ!」

 

なんと話に聞いていた中将軍だった・・・

 

ウィザード「なるほど・・・魚なら姿が見えなくても納得ですね。海に潜ってるわけですから。」

 

ハッコン「くそー!」

 

中将軍は水を噴出して攻撃してくるもウィザードの機動力によってなんとか避ける!

 

ウィザード「このままついてこられても面倒ですね・・・!ここは一気に仕留めますよ!」

 

ハッコン「ピティ、盾でくくって。」

 

 

ハッコンは大きめの自販機になってコンクリート板を上から噴射!ウィザードもドラゴンの頭を出して火炎放射を叩き込む1

 

中将軍「ぐぬおおお・・・!!」

 

そして結界を解除したハッコンがそのまま落下する!盾に乗っていたピティはそのまま風船で浮かび上がる!

 

ウィザード「圧殺&一刀両断です。」

 

ハイタッチ!シャイニングストライク!キラキラ!

 

ハッコンの落下と共にウィザードもアックスカリバーのアックスモードの一撃を叩き込む!!

 

っごしゃぁあああ!ズバン!!

 

中将軍「ぐわぁああああ!!」

 

ぺしゃんこの上完全に両断された中将軍は息絶えるのだった・・・

 

ウィザード「さぁ、このまま飛び上がって帰りましょうか。」

 

ピティ「無事でよかった・・・でも無茶はもうだめ。」

 

ハッコン(確かに・・・このまま死体があったら冥府の王にバレるかもな・・・)

 

魚の餌になることを願いながら3人は近くの島に向かうのだった・・・

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