ゼインの世界渡り   作:ikkun

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法で裁けない悪?

犬岩山と対峙した正義たちはそのデカさに驚愕する。

 

正義「海から襲来とか完全に〇ジラじゃないですか・・・」

 

ハッコン「全くその通りだ・・・」

 

歩くたびに津波を発生させているのでシメライの土の魔法の防壁でしのぎつつ住民を避難させる。

 

ヒュウルミ「あれに勝つのは無理じゃねぇか・・・?そもそも前回はどうやってあれを倒したんだ?」

 

そう、会長たちは一度犬岩山を倒したことがあるというのだ。

 

シメライ「どうじゃったかのう・・・」

 

ユミテ「いやですよ、お爺さん。全員食べられて中で暴れ回ったじゃないですか。」

 

クマ会長「ギリギリの戦いであったな・・・」

 

正義「まさかの一寸法師作戦ですか・・・なら私が体を縮小させてまたいきますか?」

 

正義は提案するが・・・

 

闇の会長「いややめといた方がいいで、あの中は消化液で満たされており並みのものなら一瞬で溶かされてしまう。当時も何か月も対策を練ったうえで挑んだんやからな。」

 

ピティ「なら私とハッコンで空から攻撃する・・・正義も手伝って・・・」

 

ヒュウルミ「それが良いだろうな。俺の作った水を凍らせる魔道具を使ったらいい。」

 

ラミリス「ハッコン、正義・・・ちゃんと戻ってきてね。」

 

正義「勿論です。私を誰だと思ってるんですか。」

 

ハッコン「ありがとう。」

 

そうしてハッコンとウィザードに変身した正義、ピティは浮かんで犬岩山の頭上にいく。

 

ハッコン「まずはコンクリート版攻撃!」

 

がんがん!

 

ウィザード「弾かれて聞いてませんね・・・まぁプランその2で行きますか!」

 

そう言ってウィザードはウォータドラゴンにチェンジするとブリザードウィザードリングをドライバーにかざす。

 

チョーイイネ!ブリザード!サイコー!

 

ぱきぱきぱき!!!

 

水を一瞬で凍結させる!

 

ハッコン「俺達もヒュウルミの魔道具を投下だ!」

 

シメライ「津波返しじゃ!」

 

ハッコンのコインロッカーから出した魔道具とシメライの津波によって犬岩山の全身は完全に凍結させた!

 

ウィザード「まだ動き出そうとするとは・・・怪物ですね。」

 

クマ会長「全員の避難が済んだ!我らも撤退するぞ!」

 

そうしてハッコンたちは転移陣のところに向かい転移したのだった・・・

清流の湖に着くと今度は犬岩山階層の人たちのために食料を配ることとなった正義たち。

 

正義「犬岩山から来た人は全額9割引きとなっております!金品のない人も無料提供を行っておりますので遠慮なくどうぞー!」

 

ハッコン「地域と人にやさしくがモットーだからね。」

 

犬岩山の階層の人たち生活が整ってきたころ、ハッコンと正義はシャーリーから頼まれごとをしていた。

 

正義「まさかシャーリーさんの店の手伝いとはね・・・ふふふ・・・」

 

ハッコン「酒場というか・・・異世界でいうならキャバクラというべきか・・・そこでの販売をお願いされるとはな・・・」

 

ハッコンたちは女の子にプレゼントを買う人たちで設けられているのでいいのだが・・・

 

正義「それにここにいればダンジョン女神グランプリで可愛い衣装が増えた影響でシャーリーさんの制服姿が見れるかもしれないですし、打ち合わせでシャーリーさんと飲めますしいい仕事ですよね~ここ・・・」

 

ハッコン「すっかり浮かれ切ってるな正義・・・」

 

正義がシャーリーを積極的に関われる仕事というのもあってにやけ切っていた・・・

 

シャーリー「いらっしゃいませ・・・ひと時の夢をみませんか?」

 

お客「見ます見ます!」

 

ハッコン「あんなに魔性の女性なのに・・・売上貢がないか心配だぞ俺は・・・」

 

ハッコンが正義の心配をしていると門番の一人、ゴルスが現れた・・・

 

ハッコン(へぇ~ゴルスにもお目当ての人がいるんだ・・・)

 

ゴルス「しゃ、シャーリーさんの好きなものについて知ってるか?」

 

正義「へぇ・・・」

 

ハッコン(修羅場確定だー!!)

 

まさかのゴルスもシャーリーを思っていることにハッコンは壮絶な喧嘩が予想された・・・

 

正義「いいでしょう・・・お金を払うならその情報、売ってあげましょう。」

 

ゴルス「本当か!」

 

ハッコン「あれ?意外と穏やかな・・・」

 

正義「まずシャーリーさんの服の好みですが可愛い系からカッコいい系まで幅広い服を着ますし、食事は高級店ではなく自炊やそのあまりもので済ませる家庭的な一面がありお店の子はもともとは根無し草だったところをシャーリーさんは拾って従業員としてのノウハウを教え込むという懐の深い一面があって誕生日、血液型、足のサイズに指のサイズは・・・」

 

ハッコン「待て待て待て!!」

 

ゴルス「お前なんでそこまで知ってるんだ・・・」

 

正義のあまりに知りすぎている様子にハッコンもゴルスもドン引きする・・・

 

ゴルス「お前ちょっと詰所まで来てもらおうか・・・」

 

正義「ちょ、違いますよストーカーとかじゃないですから!背後霊に聞いたり深層意識に潜って調べたんだよ!」

 

ハッコン「そんなことしてたのか!?」

 

正義「大変だったんですからね。毎日毎日足しげく通って聞き出したり・・・」

 

 

 

ー回想ー

 

正義「よっ、となりいいかい?」

 

背後霊「なんだいまたあんたかい?何度来ても一緒だよ。」

 

 

 

ハッコン「難事件を追う定年間際の老刑事?」

 

正義「監獄に囚われている間も潜入したんですけど彼女の夢に巣食おうとしている悪夢の怪物と戦いながらの調査になりましたしね・・・」

 

ー回想ー

 

ゼッツ「さぁ、彼女の夢と深層意識を私に返し・・・情報提供の糧となりなさい・・・!」

 

ナイトメア「知るか・・・!彼女の夢は俺が悪夢に変える・・・」

 

 

 

ゴルス「なんか俺らの犬岩山との戦いの中で別のシリアスが行われてるとは・・・!」

 

正義「おかげで今では彼女の体にあるほくろの数まで知ってますよ・・・くくく・・・」

 

ハッコン・ゴルス「これが法で裁けない悪か・・・」

 

相変わらず好きな人のことになるとブレ―キの壊れる正義に二人は呆れる。

 

 

ゴルス「だが諦められないんだ!頼むハッコン。正義より凄い情報を手にしてシャーリーさんに最適な送り物を送りたいんだ!」

 

ゴルスは正義に聞こえないように頼み込む。

 

ハッコン「確かにカリオスの恋を実らせた自販機としては応援したいなぁ・・・あんなブレーキ壊れた奴よりかは安心できるし・・・」

 

ハッコンは独自の情報収集をすることにしたのだった・・・

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