正義は灰廻に誘われてランニングをしていた。まぁ灰廻は個性の滑走を使っているが・・・
灰廻「朝は人気がなくて練習し放題なんだ。」
正義「まぁ、走り込みは体力増強の基礎ですからやるのには賛成ですよ。」
二人は走っていると前方に同じくジョギングしている人がいた・・・
灰廻「追い越すか・・・慎重に加速しないとね。」
正義「やっぱりプロテクターをしてないときの対策と激突から立ち直るまでのロスはなんとかしたいですよね。」
2人が相談していると・・・
どどどど・・・
正義「ん?あの加速って・・・」
灰廻「うわわわわ・・・!」
突然の前方の人の加速に灰廻は驚いて転んでしまうが・・・
「おっとあぶない・・・ごめんね。追い付こうとして驚かせちゃったね。」
その男が回り込んで灰廻を受け止めた。
正義「貴方は・・・インゲニウムですか?」
そう、正義があったのは前の世界での飯田の兄、飯田天晴こと初代インゲニウムだった。
天晴「よく知ってるね。まああの加速見たからかな?」
灰廻「本人!?おぉすごいなー!いつも応援してるっす!」
天晴「ありがとう、派手にスリップしたけど君の個性ってどういう仕組み?手足から何か出てたね。」
灰廻「なんか反発力?みたいのが出てて・・・後ろとか横にもいけるしその場で回転とかも。」
正義「トリッキーな動きできるんですけど本人のどんくささもあってブレーキがまだ未熟なんですよね。」
天晴「いやいや、俺も小回り苦手でさ。うちの弟なんてまだコーナー曲がれないよ。」
正義(あぁ・・・なんか目に浮かびます。)
正義の頭に直線にしか進めず障害物に激突しても手足をロボットみたいにばたつかせる小さい飯田が目に浮かんだ・・・
天晴「普段は止まる時どうしてるの?」
灰廻「普段は靴底とかで止めてるんすけど勢いがつくとずりずり進んで壁に激突して止まるっすね・・・」
天晴「それは・・・使い方の問題だね。バックはできるなら止まるんじゃなくて逆向きに急加速のイメージで勢いを相殺するんだ。」
灰廻「なるほど・・・」
試しにやってみると・・・
きゅっ!
正義「おぉ!ピタッと止まりましたね!」
灰廻「うん!」
天晴「まだ粗削りだけど高速移動から現場の小回りまで対応できる個性か・・・」
灰廻「でもスピード出せてもあんま意味なかったっす・・・ママチャリ程度の走力ですし・・・」
天晴「そんなことないよ。不幸にも災害や敵事件に巻き込まれた人たちは早く助けてと思ってる。そんな彼らの元に1秒でも早く駆け付け安心させる。ヒーローに必要なのはその速さだと思ってるんだ。」
正義「確かに早く救えたり敵を倒せた方がいいですもんね。」
天晴「そこでだ。君は学生さんだったよねうちで個性を生かしてみない?」
なんと事務所へスカウトされたのだ・・・
灰廻「でも資格とかないですし・・・」
天晴「サポート要員として現場に出ながら取る道もある!折角の個性、世の中のために役立ててぇじゃん!ワンポイントの個性を適材適所に配置して総合力で勝負する。それが俺達チームIDATENの方針さ!」
正義(やっぱり飯田のお兄さんですね。)「良いじゃないですか、就職したらいいと思いますよ。」
天晴「そんなに急いでないから連絡してくれよ。」
天晴はそう言って去っていった・・・
灰廻「えへへ・・・」
その日の夜のパトロールでは正義たちは高速道路近くを見回っていた。
灰廻「今日は犯罪している人はいな・・・ってなにあれ!?爆走してる人がいるよ!?」
正義「おそらく加速系の個性で思いっきり走れるところを求めてでしょうね・・・朝あったインゲニウムが追ってますけどカーブも多いですし追い付けるかどうか・・・」
ナックルダスター「そうだな。だが正義、お前の変身なら追い付けるのがあるだろう?俺たちは待ち伏せするから追い詰めるのは頼んだぞ!」
正義「了解です。」
正義はドライブのゼインカードを出すとそれはドライブドライバーとシフトブレス。そしてタイプフォーミュラーシフトカーへと変わる。
そしてドライバーのレバーを回した後シフトブレスにシフトカーをセットする。
正義「変身。」
ドライブ!タイプフォーミュラー!
そうして変身したのは青いフォーミュラーカーを模した姿仮面ライダードライブタイプフォーミュラーだ。
ドライブ「さぁ、加速勝負と行きましょうか。」
そうしてドライブは加速して敵を追いかけるのだった・・・