スリクマスの真夜中となりましろは正義を振り切ってソラのところに来た。
ましろ「正義さんゼインに頼ったみたいでアンダーグ帝国を滅ぼすって・・・」
ソラ「なら皆で止めましょう。そして皆の笑顔を守りましょう。」
そうしてプレゼントであるメモ帳を渡して誓い合ったそのときだった・・・
ピカ―!!
お城の方から光が出て輝いてソラとましろが行ってみるとなんと大きくなったエルの姿があったのだ・・・
エル「・・・私大きくなっちゃった!?」
ツバサ「プリンセスなんですよね!?」
皆が驚く中一番星がソラたちを星の中へといざなった・・・一番星の正体はプリンセスエルレインだったのだ・・・
エルレイン「過去のことは貴方たちが見たこと以外は知らず…私は歴史を変えようとしていたゼインを未来に戻すことしかできませんでした・・・」
ソラ「そんなことありませんよ!私たちはランボーグを止めるのに必死で何もできませんでしたから・・」
エルレイン「そうして今から一年前アンダーグエナジーの急激な高まりを感じ取りました・・・緊急事態でした。それに対抗するために私は300年間少しずつ溜めたパワーを使ってあなたを地上に送りました・・・」
エル「そうだったんだ・・・」
エルレイン「そして先ほど送ったのがわたくしの最後のパワーです。」
そう、先ほどエルに渡したパワーを持ってエルレインは消滅することを意味していた・・・
エル「だったらいらないよ!パワーを返すよ!」
エルレイン「300年間スカイランドを見守ってきました・・・その役割が終わるときが来たのです・・・」
あげは「そんな・・・」
ましろ「消えちゃうなんて・・・」
エルレイン「私は信じています・・・貴方たちの創る無限に広がる世界を・・・だから変わってしまったあの子と暴走する正義の使者・・・この二つを止めてください・・・」
そうしてエルレインは流れ星となって消滅した・・・それをすぐ近くで見てる人物がいた・・・
正義「まさか一番厄介な人物が隠れていたところがまさか星だったとは・・・でもこれで障害は限りなく少なくなりましたね・・・この世界を善意の世界にするまであと少しです・・・」
そうして正義はバリアの境目に向けて歩き出すのだった・・・
一方そのころソラたちは王様たちに事情を話して夜が明けた後スキアヘッドがバリアを壊すために攻め込んでくる。
当然ソラたちはプリキュアになって応戦、ランボーグが複数で襲い掛かってくるもプリキュアはそれぞれの浄化技、マジェスティはノーブルから受け継いだマジックアワーズエンドを使って浄化、スキアヘッドを制圧するもスキアヘッドは最後の意地で自爆するもマジェスティの新技マジェスティックベールでガードしたのだった・・・
スキアヘッド「カイゼリン様・・・これが最後の授業です。力が全て・・・ゆえに力のないものは・・・かくもミジメで悲しい・・・もっと私に力があれば、愛するあなたを守れたのに・・・」
そうしてスキアヘッドは消滅していくが隠れていた正義は違和感を持っていた・・・
正義「なんか私と同じ演技で嘘くさいですね・・・」
仮に正義が死んだふりをするときにもこんな風にすると思ったので同族嫌悪なのかなんとなく嘘くさく聞こえたのだ・・・
そうしてプリキュアたちが落ち込んで帰る中カイゼリンが現れた。
ソラ「貴方がきちんと話してくれさえすればこんな終わり方にはならなかったのかもしれないのに!」
カイゼリン「良いだろう・・・教えてやる。」
そこから語られたのは衝撃の事実、なんと300年前和平を結んだあとエルレインはカイザーに手をかけて殺したのだという・・・
正義(ほう・・・なんだかんだ言いつつ後顧の憂いは取り除いてたんですね。)
プリキュアたちが信じない中正義だけはちゃんと自分が死んだあとのことを考えていたエルレインに正義は感心する。
そんな中カイゼリンはアンダーグエナジーを取り込んで怪物と化して町のバリアーを破壊する。当然正義も見過ごすことはできずプリキュアたちが甘っちょろくカイゼリンを助けようとしているため時間がかかると判断して町でゲートを開いて避難誘導をしていた。
正義「皆さーん、ここからも避難できますよ。」
住民「おぉ!君はヨヨ様の助手の・・・」
住民「ありがたいねぇ・・・」
そうして正義は住人たちをソラシド市に逃がしているとランボーグが襲ってきた。
ランボーグ「ランボー!!」
正義(さてどうしますか・・・まだ通ってない人もいますしここで正体をばらすのも・・・)
正義が考えていると・・・
シャララ「はぁああ!!」
ランボーグ「スミキッタ―・・・」
シャララがキラキラエナジーを纏わせた剣でランボーグを撃退した・・・
正義「シャララ隊長、お見事です。」
シャララ「君も来ていたとはな。ソラたちに待っているように言われたんじゃないのか?」
正義「皆さんが頑張っている中家の中でじっとはしてられませんよ。」
シャララ「そうか、これで町の人は全員か?」
正義「そうですがランボーグが異様に少ないですね?やはり青の護衛隊が?」
シャララ「それもあるが今修理しているウィングとバタフライの近くにカバトンとミノトンがいてほとんど引き受けてくれているおかげだろうな。」
正義(ふーん・・・やっぱり裏返りましたか。)
正義は悪意は善意に裏返ったことを確信する。
正義(これからの新世界でも生かしてあげましょう・・・裏返ることのないようにね。)
そんな中でも正義はは欲望に想いを馳せていると・・・
シャララ「ところで・・・」
シャキン!!
シャララ「君は何かを隠していないか?正義、いやゼイン・・・」
正義「・・・こんな中でそんな。どうしてそう思うんですか?」
シャララ「君は避ける体勢が整っていたにも関わらずそれをためらった。素人ならまず逃げの一択なのにだ、つまり君には戦闘の選択肢があったということだ。撃退すればいいのにそれをためらった・・・つまり君の戦闘能力には何か秘密があるんじゃないかと思ってね。」
正義「戦士の勘ってやつですか。ぬかりましたね。随分前の剣術といいまるで警察犬ですね・・・」
シャララ「悪いがソラたちの邪魔をするなら・・・」
しゅっ!ドゴッ!
シャララ「うぐっ!!?」
正義はシャララの背後に一瞬で回り込んで首筋に手刀を叩き込んだ。
正義「そろそろ決着がつくころ合いですね。ツバサのバリアをラーニングしたものを張っておくので心配しないでください。目が覚めれば理想郷はすぐそこです。」
そうして正義はプリキュアの元へと駆けていった・・・
そうして少し後ウィングたちのメンテナンスが終了しバリアは復活、スカイ、プリズム、マジェスティの説得とプリズムシャインによりカイゼリンは心を取り戻し取り込んだアンダーグエナジーは浄化された・・・
浄化されたカイゼリンは膝をつく・・・
カイゼリン「教えてくれ・・・力が全てではないのだとしたら・・・何を信じればいい・・・?」
スカイ「私たちやっとお話できますね。」
そうしてプリキュアたちが話をしようとしたその時だった・・・
グサッ!!ザグッ!!
カイゼリン「がは・・・」
後方から紫の槍、プリキュアたちの横を高速ですり抜けてきたのは蛍光色の刀身に中心に銀色のバッタのいる剣・・・プログライズキーホッパーブレードだった・・・
スキアヘッド「なんども教えたはず、力が全て。それはアンダーグエナジの海から私たちにとって議論するまでもないことだと。カイゼリンアンダーグ。貴方は最後まで愚かな生徒だった。」
スカイ「スキアヘッド!」
バタフライ「なんで生きてるの!?」
ウィング「どうやってに方向から・・・」
スキアヘッド「愚かな・・・その黄色い剣は私ではない・・・哀れな奴らだ。ずっとそばにいながら何の疑問も持たず避難誘導や留守を任せていたとはな・・・」
全員「え・・・?」
プリキュアたちが振り返るとそこにいたのは・・・
正義「・・・」
なんと正義だった・・・
プリズム「正義君なんでここに!?」
プリズムは言うが正義はそれを無視してドライバーを腰に巻いてゼインプログライズキーを出した。
ウィング「あれは!?」
バタフライ「嘘だよね・・・?」
ゼイン!
プログライズキーを展開すると両サイドから都会の光景が映った光球とファンタジー世界の映った赤い光球があらわれる。
正義「変身。」
ゼインライズ!
正義はそう言ってプログライズキーをベルトに装填する、その後二つの光球は融合して高速道路のタイムラプス映像が背後では流れる。
ジャスティス!ジャッジメント!セイギ!ゼイン!
salvation of humankind
そうして正義は変身を完了させた・・・
正義「スカイ、ウィング、マジェスティ、バタフライ。ここまでご苦労様でした。あとは私とプリズムでこいつらに裁きを下します。」
正義はそういってカイゼリンとスキアヘッドと向き合うのだった・・・