ダスターとスタンダールは向かい合う。
ナックルダスター「やはり間合いがとれないか。さっきから間合いを図ってるのが見え見えだぞ。」
スタンダール「・・・」
ナックルダスター「一足一刀、口にするのは簡単だが間合いが遠すぎれば初太刀を躱され部防備になり近すぎれば懐に飛び込まれる。」
ノクスナイト(そう、だから達人は相手の間合いを把握して自分の間合いで戦う・・・)
ナックルダスター「だが俺は親切だからな。話しを簡単にしてやる。」
そういうとダスターはワイヤーを地面におく。
ナックルダスター「その線から大人しく引き下がればよし、超えたら・・・その瞬間に拳を叩き込む!」
スタンダール「なるほど・・・それがあなたの間合いというわけか。」
灰廻「ちょ・・・なんでわざわざ・・・」
ナックルダスター「いいから見てろ。」
ノクスナイト(確かにカウンター狙いなら刀の長い間合いも関係なくなりますけど・・・)
スタンダールは一旦距離を取ったと同時に瞬時に距離を詰めた!
スタンダール(俺の脚力は常人を上回る、そもそも英雄とは破格の存在一線を踏み越えるもの!)
次の瞬間だった!
ガッ!
灰廻「え!?」
ノクスナイト「まじですか・・・」
ダスターは線を踏み越えて・・・
ナックルダスター「ふうぅん!!」
バキャ!1
拳をスタンダールに叩き込んでいた・・・
灰廻「えぇ・・・師匠。さっき超えるなって・・・」
ナックルダスター「俺はいいんだよ俺は。」
ポップ「どぎたない・・・」
ノクスナイト「まぁ、戦闘に卑怯もクソもないですもんね。」
するとスタンダールは落ちた仮面を拾う・・・
ナックルダスター「仮面でなりきりか・・・偶にいるんだ覆面や変装によって日ごろに自分と違う超人になったと思い込む奴がな。そういうやつは世間の常識もわが身の安全も無視して踏み込んでくるから厄介だが・・・逆に自分が踏み込まれると脆い。所詮は自分も生身の人間、それを忘れているやつには覚悟が足りんということだ。」
スタンダール「・・・なるほど、理解した。」
ノクスナイト「それを実践する日は来ませんよ!!」
ノクスナイトは素早くブレイカムバスターをキャノンモードにするとイレイスカプセムを装填。
ブレイカムキャノン!
ドォオオ!!
しかしスタンダールはその爆風を利用して遠くのビルまで飛んでいた・・・
スタンダール「未来を担う罪深きは覚悟もなくうわべを飾る輩・・・英雄紛い。そうだそうだ・・・先達の矜持に感謝する!」
そうしたスタンダールは血を流しながら去っていった・・・
ナックルダスター「ちっ・・・まぁまずはこいつの治療だな。正義、拳骨落とされるのとこいつを治療するのどっちがいい?」
ノクスナイト「わかりましたよ・・・情報収集しないといけないですしね・・・」
リカバリー
正義はリカバリーカプセムを使って釘崎の治療をした。
ナックルダスター「小娘、お前はそいつに服を持ってきてやれ。派手に切り刻まれたからな。」
ポップ「えぇ!?わかった・・・」
灰廻「いやぁ・・・助かって良かったですね。」
釘崎「ちっ・・・なんなんだよお前ら。殺されかけたってのに・・・」
ポップ「航一はおかしいんじゃなくて・・・馬鹿なの!」
釘崎「なるほどな・・・」
灰廻「えぇ!?」
正義「そんな・・・私はおかしいってことですか。」
ポップ「そりゃ殺しかけた人物なんだからね・・・」
そうして夜は更けていくのだった・・・